ノートPC購入ガイド(2019年春、第2回)- 予算15万円でクラムシェル・モバイルノートを買う!おすすめモデル4選

MSI PS42 8R
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。2019年春のノートPC購入ガイド、第2回目は「上級のクラムシェル・モバイルノート」のおすすめ製品を紹介します。基本的には「現行モデルか、ひとつ前のモデルをウインタブで実機レビューしている」ものの中から選んでいますので、全く実機レビューしていないASUSとかacer、Panasonicなどの製品は対象にしていません。また、この手の特集をすると必ず「○○は対象にならないんですか?」というコメントをいただきますが、あくまでもウインタブの主観で選んでますので、ここに記載していない製品が悪いということは一切ありません。あらかじめご了承ください。

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15万円というのは昨今の物価を考えると「松竹梅の松」くらいの水準だと思います。私自身、メインに使っているノートPCは7万円台で購入したものなので、ある程度予算に余裕のある人向けか、と思いますが、実際記事を書いてみて、「これを買える人がうらやましい」と感じるくらいの製品ばかりになりました…。次回以降、もう少し低価格なクラムシェルノートとか、コンバーチブル2 in 1なんかも取り上げたいと思います。

1.Lenovo ThinkPad X390

Lenovo ThinkPad X390 日本仕様
価格:119,858円(税込み)から
※3月21日現在のLenovo直販サイトの価格

CPU: Core i3-8145U/Core i5-8265U/Core i7-8565U
RAM: 4GB/8GB/16GB
ストレージ: 128GB/256GB/512GB/1TB SSD
ディスプレイ: 13.3インチ(1,366 × 768)/(1,920 × 1,080)
サイズ: 311.9 × 217 × 16.5 mm / 1.18 kg~

初めて当サイトをご覧いただく人に言っておきますと、当サイトの運営者は「ThinkPad推し」なので、このような特集記事を掲載する際には高確率でThinkPadが入ってしまいます。と書くとエコヒイキしているみたいですが、実際にThinkPadはベストなビジネスモバイルマシンのひとつであることは間違いないでしょう。ThinkPadには「X」とか「T」とか「L」などのシリーズにわかれていて、このX390は最上位のビジネスモバイルシリーズ「X」の一員です。

3月時点でThinkPadシリーズには多くのモバイルノートがあり、またCPUの世代が「Kaby Lake R」のものと「Whiskey Lake」のものが混在していますが、今回はより新しい「Whiskey Lake」を搭載し、3月20日に発売されたばかりのX390を選びました。

ThinkPadは筐体色がブラックで、決して高級な外観でもなく、どちらかというと無骨な雰囲気なので、特に女性ユーザーからは敬遠されるかもしれません。しかし、筐体の堅牢性は抜群で、「夫婦ゲンカで奥さんが旦那にThinkPadを投げつけた。旦那は間一髪でそれをかわしたが、壁にThinkPadが激突した。ThinkPadは壊れず、壁に穴があいた」という都市伝説もあります。

Lenovo ThinkPad X390
ThinkPadのトレードマークはキーボード面の「赤いデベソ」です。これはトラックポイントというもので、マウス操作に使います。個人的にはこの装備も素晴らしいと思っていて、タッチパッドが苦手な私にとって「マウス以外で唯一使えるポインティングデバイス」だったりします。

キーボードの品質も「極上」です。キーのサイズも大きく、キーピッチも十分に確保されていて、長時間のタイピングもラクラクこなせます。

それと、もうひとつThinkPadシリーズのいいところを挙げると、おそらく国内で販売されているノートPCの中で最も柔軟にシステム構成をカスタマイズできるという点があります。ノートパソコンの主要パーツであるCPU、RAM、ストレージ、ディスプレイ、そしてキーボードさえもカスタマイズで自分好みのものにすることができます。キーボードに関しては日本語配列と英語配列を選べる数少ないノートPCです。

「予算15万円程度」ということだと「Core i5-8265U/RAM8GB/256GB/SSD/IPS液晶、FHDディスプレイ」で150,660円(3月21日現在)です。この価格は同スペックの他社製品よりも若干高価です。ただ、パソコンとしての基本品質が抜群に高いので、デザインさえ気にいるのであれば後悔しない買い物になると思います。

Lenovo製品ページ:ThinkPad X390
ウインタブ紹介記事:Lenovo ThinkPad X390 - 13.3インチ、ThinkPad Xシリーズの最新モデルが「春の新生活スタート」に間に合って日本発売!

2.DELL XPS 13(9380)

DELL XPS 13(9380)
価格:105,390円(税込み)から
※3月21日現在のDELL直販サイトの価格

CPU: Core i3-8145U/Core i5-8265U/Core i7-8565U
RAM: 4GB/8GB/16GB
ストレージ: 128GB/256GB/512GB
ディスプレイ: 13.3インチ(1,920 × 1,080)/(3,840 × 2,160)
サイズ: 302 × 199 × 7.8-11.6 mm / 1.23 kg

DELLの「一番人気」と言える上級モバイルノートです。この製品のセールスポイントは「世界最小」である、ということですね。

DELL XPS 13(9370)
この画像は現行モデルのひとつ前、「9370」というモデルの画像です。まず、ベゼル(ディスプレイ四隅の枠)がめちゃめちゃ細いですよね。これは「Infinity Edge」と呼ばれるもので、最近こそ他社製品も追随しているものの、メジャーなノートPCではXPS 13に最初に採用されました。

それと、筐体色を見てください。まさに純白です。XPS 13の筐体色は「プラチナシルバー&ブラック」「ローズゴールド&アークティックホワイト」「フロスト&アークティックホワイト」の3色で、色名の前のほうが天板色、後ろのほうがキーボード面の色です。キーボード面がブラックのものを選ぶとカーボンファイバー製のパームレスト(キーボード面の、手のひらを置くところ」、キーボード面がホワイトのものを選ぶとグラスファイバー製のパームレストになります。色によって素材を変えてくる芸の細かさ!

天板などの素材は「アルミ削り出し」と、高級感抜群です。それと、この製品は4K(解像度3,840 × 2,160)のタッチ液晶を選択できます。また、ThinkPadと同様に英語配列のキーボードを選べる数少ないノートPCのひとつでもあります。

XPS 13はシステムもハイスペックですが、やはり手の込んだ、そして世界最小の筐体というところに魅力がありますね。

「予算15万円」だと「Core i7-8565U/RAM8GB/256GB SSD/4kタッチディスプレイ」の「プラチナ・4Kタッチパネル」が税込み158,094円です(3月21日現在)。なお、DELLは現在大きなセールを開催していて、この価格は3月25日までとなります。

ビジネスビジネスしたノートPCではなく、デザイン性を追求する人にはおすすめの製品です。

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DELL製品ページ:NEW_XPS-9380 (2019/1/18発売)
ウインタブ紹介記事:DELL XPS 13(9380)- Webカメラが自然な位置に!13.3インチの大人気モバイルノートがリニューアル!

3.富士通LIFEBOOK UH(WU2/C3)

富士通 LIFEBOOK WU2/C3(UHシリーズ)
価格:113,160円(税込み)から
※3月21日現在の富士通WEB MARTの会員(登録無料)価格

CPU: Core i3-8145U/Core i5-8265U/Core i7-8565U
RAM: 4GB/8GB/16GB
ストレージ: 128GB/256GB/512GB/1TB
ディスプレイ: 13.3インチ(1,920 × 1,080)タッチ/非タッチ
サイズ: 309 × 212 × 15.5 mm / 698 g-934g

日本の伝統大手メーカー、富士通も元気です。この製品は「世界最軽量の13.3インチノート」です。重量はなんと最低で698 g。下手すると他社の上位機種の半分くらいにしかなりません。ちなみに私が愛用している13.3インチのモバイルノートは重量1.44 kgなので、「2倍」あります。

とはいえ、世界最軽量モデルというのは注文時のカスタマイズができず、筐体色もこの記事の画像のような美しい「ガーネットレッド」は選べません。なので、多くの人が購入する場合、750~900 gくらいにはなってしまうと思います。それでも抜群に軽いことは間違いありませんけどね。

富士通 LIFEBOOK WU2/C3(UHシリーズ)右側面
この製品、重量は抜群に軽いんですけど、サイズは(十分小さいですが)最小というわけではありません。でも、入出力ポートがすごく充実しているんです。ノートPCを使う場合、例えばUSBメモリースティックを使う、USBマウスを接続する、事務所などでは無線ではなく有線でLAN接続する(安定します)などのことをしたくなります。

例えばDELL XPS 13だと、サイズは世界最小なんですけどUSBポートがType-Cのみだったり、有線LANポートがなかったりします。しかしLIFEBOOKはそういうところを省略していません。このことからわかるように、富士通は「必要なものをしっかり残して」世界最軽量を実現しているんです。私はこの点を高く評価しています。

LIFEBOOK UHシリーズというのは家電量販店で扱われる「カタログモデル」で、富士通WEB MARTで扱われている「カスタムメイドモデル」は「WU2/C3」という名称になります。

「予算15万円」だと「Core i5-8265U/RAM8GB/256GB SSD/FHDタッチディスプレイ/大容量バッテリー」が税込み155,392円です。ただし、これは「会員価格」でして、富士通WEB MARTのMy Cloud会員になる必要があります。会員登録は無料でなんのデメリットもなく、購入の際の割引率が高くなりますので、必ず会員登録をしてから購入するようにしてください。

富士通製品ページ:LIFEBOOK UHシリーズ
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ウインタブ実機レビュー:富士通 LIFEBOOK WU2/C3(UHシリーズ)レビュー - 13.3インチで世界最軽量のモバイルノートは基本性能も操作性も抜群!(実機レビュー)

4.MSI PS42 MODERN

MSI PS42 MODERN 8RC
価格:129,384円~143,424円(税込み)
※3月21日現在のPCショップアークの価格

CPU: Intel Core i7-8565U
GPU: NVIDIA GeForce MX250
RAM: 8GB
ストレージ: 512GB SSD
ディスプレイ: 14インチ(1,920 × 1,080)
サイズ: 322 × 222 × 15.95 mm / 1.19 kg

ラストはゲーミングPCで有名なMSIのモバイルノートです。MSIだけあって、「重さ1.19 kgなのに外部GPU搭載」です!

PS42にはいくつかのバリエーションモデルがありますが、今買うとしたら「PS42 8RA」か「PS42 8RC」のいずれかでしょう。

8RA: Core i7-8565U/GeForce MX250
8RC: Core i7-8550U/GeForce GTX1050

PCの性能を左右するCPUとGPUの比較です。CPUがより新しい世代なのは8RA(Whiskey Lake)ですが、GPUはGTX1050を搭載する8RCのほうが上でしょう(MX250について、どのくらいの性能なのかまだ明らかではありませんが、おそらくGTX1050より上ということはないと思います)。

RAMは8GB、ストレージは512GB SSDと大きく、CPUもCore i7なので、今回紹介している製品の中では最も高性能かつハイコスパと言えます。モバイルノートでオンラインゲームをする、というのはウインタブとしてはおすすめしませんが、この製品であればある程度はその希望を叶えてくれるでしょう。ただし、ゲーミングノートほど快適には動作しませんし、バッテリー稼働でGeForceを動かすのはやめたほうがいいです。あっという間にバッテリーを消費します。

MSI PS42 MODERN 8RC
8RCのほうはウインタブでも実機レビューをしています。「ハイコスパ」と書きましたが、筐体に安っぽさは皆無です。アルミ製の高級感ある筐体ですし、14インチという、ちょっと大きめのディスプレイはナローベゼルとあいまって、とてもスタイリッシュです。

MSI PS42 MODERN 8RC キーボード
ちょっとびっくりしたのは「Fnキーが左下にない」という点くらいですかね。ただ、キーボードもバックライトつきで、打鍵感もいいです。

15万円出すんだから、できるだけ性能の良いモバイルノートを!という人にはこの製品がおすすめです。

「予算15万円」あれば8RA、8RCとも購入が可能です。8RAは税込み129,384円、8RCは税込み143,424円ですから(3月21日現在)。

PCショップアーク製品ページ:
 PS42-8RA:PS42 Modern 8RA
 PS42-8RC:PS42 Modern 8RC
ウインタブ実機レビュー:MSI PS42 MODERN 8RC レビュー - 14インチ、1.19 kgのモバイルノートなのにGeForce GTX1050搭載!羊の皮をかぶった狼!?(実機レビュー)

5.関連リンク

ノートPC購入ガイド(2019年春、第1回)- パソコン買いたいけど、どれにしていいかわからない、という人のために

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