中華のハイスペックなAndroidタブレットを比較してみます(2018年5月版、8インチクラス)

ALLDOCUBE Cube X1
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。そろそろボーナスの足音が聞こえてきそうな時期になってまいりましたが、皆様「使いみち」はお決まりでしょうか?というのは冗談ですが、最近私が非常に気になっている「中華の高性能Androidタブレット」の比較をしてみたいと思います。これら高性能タブレットはおそらくウインタブ読者のストライクゾーンに入るであろう製品ですし、中華ならではの低価格ということもあり、ちょっとしたご自身へのご褒美にピッタリなのではないか、と思います。

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Androidタブレットは7インチから10インチ強くらいまでのサイズが多く、最も多いのは8インチ程度のものと10インチ程度のものです。また私が注目している高性能な製品は概ねこの2サイズに集約されます。ということで、今回は8インチ(実際はすべて8.4インチです)について比較してみます。

1.Teclast T8

Teclast T8 実機レビュー
OS:Android 7.0
CPU: MediaTek MT8176
RAM/ストレージ: 4GB/64GB
ディスプレイ: 8.4インチ(2,560 × 1,600)
カメラ: イン8MP/アウト13MP
サイズ: 219.5 × 127.9 × 7.8 mm / 346 g
※Wi-Fi専用機
※実機レビュー記事はこちら

2.CHUWI Hi9

非常に高性能なAndroidタブレット
OS:Android 7.0
CPU: MediaTek MT8173
RAM/ストレージ: 4GB/64GB
ディスプレイ: 8.4インチ(2,560 × 1,600)
カメラ: イン2MP/アウト5MP
サイズ: 216.5 × 129.5 × 8.8 mm / 353 g
※Wi-Fi専用機
※実機レビュー記事はこちら

3.ALLDOCUBE Cube X1

ALLDOCUBE Cube X1
OS:Android 7.1
CPU: MediaTek Helio X20
RAM/ストレージ: 4GB/64GB
ディスプレイ: 8.4インチ(2,560 × 1,600)
カメラ: イン8MP/アウト13MP
サイズ: 218 × 126 × 7.8 mm / 356 g
※LTE(B1/3)対応機
※紹介記事はこちら

4.CPU

3機種それぞれ異なるCPUを搭載します。

Teclast T8: MT8176
CHUWI Hi9: MT8173
Cube X1: Helio X20

Helio X20はデカコア(10コア)、MT8176はヘキサコア(6コア)、MT8173はクワッドコア(4コア)なので、これだけ見るとHelio X20が最高性能、ついでMT8176、最後にMT8173の順、となります。その理解で正しいと言えば正しいのですが、実は「それほど顕著な性能差でもない」んですよね。ウインタブではTeclast T8とCHUWI Hi9については実機レビューしていて、Helio X20搭載機についてはレビュー実績がありません。なので、Helio X20のみWebで検索したデータとなりますが、Antutu Ver 6のスコアはこんな感じです。

Helio X20: 7万点台後半~9万点台前半
MT8176: 81,155
MT8173: 71,371

MT8173とMT8176はCPUのコア数だけでなく、クロックスピードにも差があり、それでいてGPUなどの構成は同じなので、MT8176が上位モデル、MT8173がそれに続く、という理解でいいです。しかし、Helio X20についてはWebで検索した限りスコアにばらつきがあり、常にMT8176よりも上、とは言いにくいものがあります(ただし、いつもウインタブで参考にしているAntutuに限った話です)。

一方Helio X20だけはLTEに対応します。実際今回の3製品のうち、2機種はWi-Fi専用機となっていて、Helio X20を搭載するCube X1のみがLTE対応となります。でもスマホとは異なり、対応するバンドが非常に少なく、バンド1頼みという点は少し不安ですけどね。

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性能という点で個人的な意見を書くとHelio X20 ≧ MT8176 > MT8173かな、と思います。実際、過去の記事では「Helio X20のほうがMT8176よりも高性能」ということを書いています。しかし、Antutuのスコアで見るとHelioとMT8176の差は少なく、Helioのほうが断然上、とは言えないですね。CPU性能に関しては、やはりゲームを好む人には重要だと思いますが、この3機種のベンチマークスコア差だと、そんなに気にしなくていいのでは?とは思います。それよりもLTE対応するかどうか、ということのほうが重要かもしれませんね。

5.RAM、ストレージ、ディスプレイ

CPU以外の主要構成であるRAM、ストレージ、ディスプレイは3機種ともまったく同じです。RAM4GB、ストレージ64GB、2,560 × 1,600ディスプレイ、どれもAndroidタブレットとしては文句なしの水準だと思います。実機レビューでの印象として、ディスプレイについてTeclast T8はやや色味にクセがあると感じましたが、CHUWI Hi9はライターのかのあゆさんから非常に高く評価されていました。Cubeについてはレビューができていないのでなんとも言えません。

ディスプレイの色味のように数値で評価をするのが難しく、評価を個人の印象に頼らざるを得ないものについて比較の参考にするのはどうか、と思いますので、ここは3機種互角と考えるべきでしょう。

6.カメラ

カメラの画素数は3機種でばらつきがあります。

Teclast T8: イン8MP/アウト13MP
CHUWI Hi9: イン2MP/アウト5MP
Cube X1: イン8MP/アウト13MP

数値上はCHUWI Hi9が他の2機種に及ばない、ということになります。ですが、実機レビューをしたTeclast T8はスペック表にある画素数にウソはないとしても、撮影品質の方はそれほど良くありませんでした。今回の3機種はスマホではなくタブレットなので、カメラ性能はそれほど重要視しない人が多いのではないか、と思いますが、「それでもできるだけ高性能なカメラを」ということならスペック表の数値が高いTeclastかCubeになるでしょうね。

7.デザインなど

今回の3製品はTeclast、CHUWI、Cubeが作っているものなので、筐体品質は期待を裏切らないと思います。ただ、筐体色が異なっていて、Teclast T8はシルバー(金属製)、CHUWI Hi9はブラック(マット加工の樹脂素材)、Cubeもブラック(金属製)となります。そうするとCHUWIが素材という点でイマイチか、と感じるかもしれませんが、実機レビューによれば安っぽいプラスティックというわけではなく、滑りにくく高い質感を備えている、ということなので、心配はいらないと思います。

8.価格

5月21日現在の価格を調べてみました。

Teclast T8: 195.99ドル(22,397円)
CHUWI Hi9: 178.99ドル(20,454円)
Cube X1: 237.99ドル(26,839円)
※TeclastとCHUWIはgeekbuyingのもの、CubeはBanggoodのものでクーポン「6aa7d8」を使用

Wi-Fi専用の2機種は200ドルを切る価格、LTEに対応するCubeのみ少し高くなります。ただ、この価格差はLTEに対応するかどうか、ということが根拠になっていると思えば妥当と言えるでしょう。つまり、この3機種については割高、割安と言えるものはないと思います。実際CPU性能がほんの少し劣り、カメラの画素数が小さいCHUWIが価格面でも若干安くなっていますしね。

9.まとめ

ここまで3機種を比較してきましたが、スペックが非常に似通っていて、明確に特定の製品を推す、というのは容易ではないです。LTEが必須、ということなら話は早くてCubeに決まりです。また、納得できる性能で価格をできるだけ安く、ということならCHUWIになると思います。しかし、Teclastに落ち度はないですねw 筐体のデザインとかメーカーの好みとかの理由でTeclastを選ぶのも全然アリです。そうなると、「筐体色」なんてのが意外に決め手になるのかもしれないです。

私の個人的な好みだとCubeになります。その理由は「LTE対応すること」と「筐体色」です。とりあえずタブレットでLTE通信をすることは考えていませんが、海外に行った際など、いざという時のためにLTE通信可能というオプションは大きいです。あと、筐体色については、純然たる好みの問題なので、ここで説得力のある説明はできないですねw

最後に、参考にしたい国内向け製品をひとつ挙げておきます。「HUAWEI MediaPad M5」です。「Android 8(Emotion UI 8.0)、Kirin 960、RAM4GB、ストレージ32GB、2,560 × 1,600ディスプレイ」という構成で、日本の通信バンドに合わせたLTEにも対応します。今回比較した3製品との比較ではストレージ容量以外はすべて同等以上(というか断然上)です。ただし、価格も2倍(LTEモデルは49,464円)以上です。まあね、HUAWEI買っとくのが一番安心だし満足度も高い、なんてことは誰でもわかってる話で、そもそも中華タブと比較すること自体がおかしいのかもしれませんけどね。中華タブには中華タブの楽しさがありますから…。

11.関連リンク

Teclast T8 - 8.4インチのハイスペックAndroid タブレットを試す!これは「買い」でいいんじゃない?(実機レビュー)
CHUWI HI9の実機レビュー ー 8.4インチで高精細なディスプレイを搭載したゲーミングタブレット、技適マークもついてます!
ALLDOCUBE Cube X1 - 8.4インチでHelio X20を搭載するLTEタブレットが登場!中華タブのハイスペック化が進行中!?

Comment

  1. 匿名 より:

    teclastT8はとにかく熱暴走がすごいのが辛いですね〜

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