並行輸入のタブレットや 2 in 1を買うときは専用キーボードの配列をしっかり確認しよう!

Teclast TBook 10のキーボード
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。これまでに多くの中国製品を試用してきましたが、その中にはキーボードがセットされているものがいくつかありました。中国の通販サイトで購入できる製品のキーボードは私が知る限りすべて英語配列です。英語配列そのものに慣れていない、というのは文句を言っても仕方のない話で、慣れるしかありません。また、あえて英語配列のキーボードを好む人も少なくありません。

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しかし、私がこれまで試してきたキーボードの中には、かなりクセが強く、人によっては実用が厳しいと思われるものもありました。この記事では、過去に試用した中国製品のキーボード部分をまとめて掲載してみたいと思います。

Cube iWork 11 Stylus

Cube iWork11 キーボードCDK02
英語配列ですが6列あり、特に強いクセのようなものはありません。実際私はしばらくの間この製品を使ってウインタブの記事を書いていましたが、慣れるまでにさして時間はかからず、特に不満を感じることもありませんでした。タブレット本体のサイズが10.6インチと「少し大きめ」なこともあり、キーピッチも比較的余裕があります。パームレスト部分が狭いとかはありますが、入力作業そのものには影響はありません。

紹介記事:Cube iWork11 Stylus- 10.6インチでフル装備!な2 in 1(実機レビュー)

PIPO W9S

PiPO W9S キーボード
これも英語配列ですが、やはりクセはほとんどありません。14インチサイズのノートPCのキーボードなので、入力は快適です。ちなみにこの製品は現在のウインタブ記事執筆用に使っています。まあ、質感とかはアレですが、もともと2万円の製品ですし、納得感は高いと思います。

紹介記事:PiPO W9S - ツッコミどころはあるけど激安なので許す!14インチノートPC(実機レビュー)

ONDA oBook 10

ONDA oBook 10 別売りキーボード
ええと、このあたりから少し怪しくなってきます。10.1インチタブレットの別売りキーボードですが、英語配列ということだけでなく、キーの数がかなり少ないというか、ずいぶんすっきりして見えませんか?5列でFキー(F1~F12)が専用キーではなく、Fnキーと同時押しとなります。また、ESCキーもFnキーと同時押し、PrtSCキーとDELETEキーはありません(BackSpaceキーはあります)。ただ、10インチサイズのタブレットに合わせた大きさなので、この程度ならまだ我慢できるというか、実用性を大きく損なうことはないでしょう。

紹介記事:Onda OBook10 - 質感が高く、専用キーボードとの一体感も高い10.1インチ2 in 1(実機レビュー)

VOYO VBook V1

VOYO VBOOK V1 キーボード
これは結構話題になりました。この製品は10.1インチ、キーボード非分離型の2 in 1なのですが、私は試用中かなり苦戦しましたし、読者レビュアーの方も同様に苦労されています。5列、というだけでなく、ひとつ上のONDA oBook 10と比較して、それぞれの列のキー数がひとつ少ないんです。私が使ってみた限りだと、ブラインドタッチをする際、「キーがあるべき位置にない」という感じで、列によって右にオフセットして配置されているように思われました。

それと、キーの絶対数が少ないため、使用頻度の高いキーがFnキーとの同時押しになっています。「+」や「=」、「/」あたりがFnキーとの同時押しを強いられるというのは、普通の人は経験がないでしょう。私もありません。特にExcelなどで数式の入力をする機会が多い人、プログラミングなどで記号の入力が多い人にはかなり厳しいと思います。外付けのテンキーなどを用意したほうがいいかもしれませんね。

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紹介記事:VOYO VBook V1 - 質感高く、サイズ小さく、デュアルブート!ありそうでない2 in 1(実機レビュー)

Teclast Tbook 10

Teclast Tbook 10 キーボード
10.1インチサイズのタブレットの専用キーボードですが、ひとつ上のVOYO VBook V1とまるっきり同じレイアウトです。バッテリーを内蔵していて、なかなかスグレモノではありますが、キーボード本来の機能という点では少し不安が残ります。

紹介記事:Teclast Tbook 10 - 高い質感と低価格を両立、実用性も高い10.1インチ Windows タブレット(実機レビュー)

参考:acer Aspire Switch 10

Aspire Switch 10 キーボード
これは並行輸入品ではなく、日本向けの製品のキーボードです。日本語配列なのはもちろんですし、省略されているキーは少ないです。というか、実用上不自由を感じたことはありません。キーのサイズとキーピッチはやや窮屈ですが、この程度であればすぐに慣れます。

参考:EC Technology 折りたたみキーボード

EC Technology 折りたたみキーボード 展開後
これは折りたたみ式のBluetoothキーボードです。EC Technology社製で、Amazonで購入できます。タブレットの純正オプションではなく、単体で販売されているので、ここまで紹介してきた製品とは事情が異なります。まず、折りたたみ式の外付けキーボードという時点で「多少は我慢する」ということを誰しも覚悟して購入すると思うので、寛大な気持ちで使える、という時点で有利ですよね。

FキーがFnキーと同時押しになるし、右側のShiftキーも小さめですが、そんなに使いにくくはなく、折りたたみ式であることを考慮すれば十分合格点をあげられるんですよね。省略されているキーもあるのですが、使用頻度の高い記号キーをFnキーと同時押しにはしていないですしね。

紹介記事:EC Technology 折りたたみキーボード - 低価格で高品質!打ちやすさも抜群!そして英語配列(実機レビュー)

いつもウインタブが紹介している中国タブレットはLenovoとかHUAWEIとかの超大手メーカーではなく、深センに本拠を置く新興メーカーの製品ばかりなのですが、深センというのはよくも悪くも「何でも手に入る」ところのようで、パーツの調達も非常に容易なんだそうです。つまり、深センメーカーに限った話ではありませんが、メーカーは製品企画、筐体設計、そして調達部材の組み上げ、ということをやってるんでしょう。なので、キーボードもまるごと出来合いのものを使っているケースもあるんでしょう。その分低価格なのでこういうのを悪いとは思いません。なのでVOYOとTeclastのキーボードがそっくりになったり、ということが起きるんだと思います。

まあ、こういう話は日本のメーカーでもあることなんで、深く突っ込む必要はないと思いますが、CPUやRAM、ストレージなどのスペック、筐体のデザインやサイズといった製品ページで簡単に確認できることと同じくらいかそれ以上に「キーボードの配列」というのは機種選びに重要な要素になるのは言うまでもありません。

Diginnos DG-D08IW2 キーボード
これはドスパラの8インチタブレット「Diginnos DG-D08IW2」の専用キーボードです。省略されているキーが多く、かなり小型なので、慣れるまでに苦労すると思います。しかし、8インチというサイズを犠牲にするのはイヤなので、これはこれで納得できます。おそらくこのキーボードで5時間ぶっ通しでテキスト入力をすることを念頭に置いてタブレットを購入する人はほとんどいないでしょう。

しかし、10インチ以上の2 in 1となると話は別で、外観上はほぼノートPCになるのでテキスト入力や数式の入力に長時間使うことを想定する人も多いと思います。この記事では特定製品を必要以上に叩いたつもりはなく、キーボード配列の良し悪しは人それぞれの評価になると思っています。言いたいのは日本語配列でないモバイルキーボードの場合、配列に大きなクセがある場合も多いので、購入してから後悔することのないよう、できるだけ事前にしっかり確認したいですね、ってことです。

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コメント

  1. yapase より:

    キーレイアウトは大事ですね、参考になります。
    中華タブはCube iWork10 Flagshipを所有していますが、英語配列ながらキーの配置は素直で打鍵感もしっかりしていて気にいってます。

    • wintab より:

      yapaseさん、こんにちは、コメントありがとうございます。Cubeのは割と大丈夫そうですね。ホント、ちゃんと確認しないと怖いんですよね。

  2. 読者N より:

    Chuwi vi10Proユーザーです
    同時に購入した専用キーボードが初めての英語キーボードでしたが確かに使っている内に
    慣れてゆくだろう感じもあったんですけど、どうしても日本語キー配列のものが欲しくなって
    流用できそうな物を探しマウスコンピューターのMT-WN1001用マグネットキーボードを
    試しに購入して接続してみたところバッチリ固定用の凸もハマって機能しました
    Windows側はレジストリの一部をイジる必要がある場合もあるようですが
    デバイスが認識された後はvi10用WN1001用どちらを接続しても問題なく使用できています
    Android側はGoogle日本語入力のハードウェアキーボードの項で109キー配列を指定して
    いちいち切り替えないといけませんが、やはり使用はできます(Winキーなどは機能しませんが)
    ちなみに税込み4320円、ビッ◯カメラで部品扱いの注文でした

    近くTbook11購入予定なのでそちらでも試すつもりです

    • wintab より:

      読者Nさん、こんにちは、コメントありがとうございます。これは貴重な情報です!どこかのタイミングで記事にしたいと思います。ありがとうございました。

  3. palport より:

    初めまして、何時も楽しく閲覧させて戴いております。

    現在、自作デスクトップの他何台かのモバイルPCを所有していますが、中華タブレット購入の際は色々と迷いました(Teclast,Chuwi,Cube,ONDA等・・・)。

    貴サイトも含め様々な中華タブレット紹介サイトを巡り、スペックやデザインだけでなくキーボードの使い勝手も考慮した結果、Chuwi HiBookを購入し現在に至っております。

    商品到着時にキーボードが送付されていなかった事以外は当面大きなトラブルも無く(私のクレームMailに対しGeaebestのサポセンは欠品と仰っていましたが、多分ピッキングミスかと)、キーボードの使い勝手も良好で、安定稼働しております。

    英語キーボードなのはそういう製品だからと言う事、又、日本語キーボードとほぼ同じ感覚でのキー操作で事足りるので、不満点は殆ど有りません。

    唯、日常の使い勝手に関しては、スペックの数字だけでは解らない事も多く、貴サイトも含め、多方面からの情報収集が必要なのも又事実。

    今後も様々な切り口からの情報発信に期待致します。

    • wintab より:

      palportさん、こんにちは、コメントありがとうございます。最近思うんですけど、この記事のような情報発信の仕方こそ大切なんだろうな、と。実際Atom Z8300搭載機のドラクエベンチの差とかって、それほど重要じゃないような気がしています。サンプルが揃ってきましたしね。

  4. 匿名 より:

    キーボード配列って日英の種類関係なく、重要ですよね。
    私は2in1が好きで、Yoga 2 13とYoga 3 11を持っているのですが、
    Yoga 2 13の配列はかなり独特で、テンキーがないのにエンターキーの右に
    さらにキーがあるという珍しい物です。有効利用なのでしょうが、「エンターは
    常に右端」というのがほとんどの状態で、Yoga 2 13を使うと時々困惑します。
    Yoga 3 11は大きさの都合でそういうことはなかったのですが。

    Yoga 3 Proはファンクションキー自体がなく、fnキーを押して数字キーを押す
    という凄まじい独自設計だったので、さらに手が出しにくかったのですが…。

    キー配列大事です。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。まったくもって仰るとおりだと思います。メイン機なら自分で慣れるための労力は必要ですけど、複数持ちの場合は使いこなすのが大変ですもんね。