こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。2015年8月版タブレット機種比較特集の3回めとなります。今回のテーマは「実売価格2万円以上の8インチタブレット」です。おそらくこのクラスがWindowsタブレットとしてもっとも売れ筋になっているだろうと思います。そのためか、このクラスは機種数が非常に多く、昨年の前半に発売されたようなものを含めてしまうと記事として成立しなくなりそうな感じなので、「各メーカーの最新モデルで、在庫切れなどが発生していないもの」を対象とします。ウインタブで実機レビューをしているドスパラの「Diginnos DG-D08IWB(32GB)」はこの記事執筆時点で在庫切れですし、Lenovoの「ThinkPad 8」も在庫が非常に薄くなっているため、残念ながら今回は対象から除外しています。また、すべてのメーカーの製品を取り上げるわけにもいかず、私の判定で比較対象から外しているものもありますので、あらかじめご了承ください。
目次
- 1.比較対象機種
- マウスコンピューターWN801V2
- iiyma 8P1150T-AT-FEM
- TOSHIBA dynabook Tab S38 OS: Windows 8.1 with Bing 32ビット CPU/RAM/ストレージ: Intel Atom Z3735F/2G/32GB or 64GB ディスプレイ: 8インチ(1,280 × 800) HDMI: なし カメラ: イン120万画素/アウト500万画素 Office: Personal 2013/Home and Business 2013 サイズ/重量: 210.7 × 132 × 9.5 mm / 385g 価格: 23,800円(Office Personal/32GB)~28,300円(Office H/B /64GB) ※2015年8月25日現在の価格ドットコム最安値 コメント: 大手電機メーカー東芝製のタブレット。スペックは標準的なものだが、Officeのバージョンとストレージ容量を選ぶことができる。Office Personalを搭載したタブレットは希少であり、ストレージ64GBの8インチタブレットも希少な存在。また、この記事では取り上げていないが、筆圧対応のペン入力が可能なモデル「S68」も存在する。 ウインタブ紹介記事: 薄く、軽くなった日の丸Windowsタブレット dynabook Tab S50 & S38 - でも7インチはまだよ TOSHIBA dynabook Tab S68 / S80 / S90 - 高精度デジタイザつきWindowsタブレット メーカーサイト: dynabook Tabスペシャルサイト:東芝 ※購入される場合は、価格ドットコムなどの比較サイトで価格を確認してください。 Lenovo YOGA Tablet 2-8
- NEC LAVIE Tab W TW708BAS/TW508BAS
- EPSON Endeavor TB01S
- FUJITSU ARROWS Tab QH33/S
- 2.スペック比較
- 3.サイズ感の比較
- 4.実売価格比較
- 5.結論
- 6.関連リンク
1.比較対象機種
マウスコンピューターWN801V2
iiyma 8P1150T-AT-FEM
OS: Windows 8.1 with Bing 32ビット
CPU/RAM/ストレージ: Intel Atom Z3735F/2G/32GB
ディスプレイ: 8インチ(1,280 × 800)
HDMI: Mini HDMI
カメラ: イン192万画素/アウト192万画素
Office: なし/Home and Business 2013
サイズ/重量: 207 × 126.7 × 10.1 mm / 370g
iiyama価格: 22,464円(Officeなし)~27,864円(Officeあり)
マウス価格: 27,864円(Officeあり)
※この記事にて記載している価格はすべて税込みです。
コメント: ブランド名がマウスコンピューターとiiyamaの2種類あるが、同一の製品。iiyamaはOfficeの有無が選べ、マウスはOfficeつきモデルのみ。また、マウス直販サイト取り扱い製品のみカラーはブラック、iiyamaとマウス量販向けはホワイトとなる。2015年の8インチWindowsタブレットの「王道」といえる標準スペックであり、コストパフォーマンスが非常に高い。特にOffice相当分の差額が5,400円と非常に小さくなっているため、Officeつきのほうがお買い得。また、マウスコンピューターではWindows 8.1 Proを搭載したモデルも展開している。
ウインタブ紹介記事:
iiyama 8P1150T-AT-FEM - 低予算でも、初心者でも安心できる8インチWindowsタブレット
マウスコンピューター WN801V2-BK - 唯一の弱点を解消!の低価格8インチタブレット
マウスコンピューター WN801V2-Pro-BK - 価格と性能のバランスが最高(実機レビュー)
直販サイト:
マウスコンピューター [ WN801V2-BK ]:マウスコンピューター楽天市場店
iiyama 8P1150T-AT-FEM:パソコン工房
TOSHIBA dynabook Tab S38
OS: Windows 8.1 with Bing 32ビット
CPU/RAM/ストレージ: Intel Atom Z3735F/2G/32GB or 64GB
ディスプレイ: 8インチ(1,280 × 800)
HDMI: なし
カメラ: イン120万画素/アウト500万画素
Office: Personal 2013/Home and Business 2013
サイズ/重量: 210.7 × 132 × 9.5 mm / 385g
価格: 23,800円(Office Personal/32GB)~28,300円(Office H/B /64GB)
※2015年8月25日現在の価格ドットコム最安値
コメント: 大手電機メーカー東芝製のタブレット。スペックは標準的なものだが、Officeのバージョンとストレージ容量を選ぶことができる。Office Personalを搭載したタブレットは希少であり、ストレージ64GBの8インチタブレットも希少な存在。また、この記事では取り上げていないが、筆圧対応のペン入力が可能なモデル「S68」も存在する。
ウインタブ紹介記事:
薄く、軽くなった日の丸Windowsタブレット dynabook Tab S50 & S38 - でも7インチはまだよ
TOSHIBA dynabook Tab S68 / S80 / S90 - 高精度デジタイザつきWindowsタブレット
メーカーサイト:
dynabook Tabスペシャルサイト:東芝
※購入される場合は、価格ドットコムなどの比較サイトで価格を確認してください。
Lenovo YOGA Tablet 2-8
OS: Windows 8.1 with Bing 32ビット
CPU/RAM/ストレージ: Intel Atom Z3745/2G/32GB
ディスプレイ: 8インチIPS(1,920 × 1,200)
HDMI: なし
カメラ: イン160万画素/アウト800万画素
Office: Home and Business 2013
サイズ/重量: 210.4 × 148.9 × 21 mm / 426g
価格: 28,154円
※2015年8月25日現在の価格ドットコム最安値
コメント: バッテリーシリンダーによる、独特な形状をもつ8インチタブレット。他機種よりも大きく重いが、バッテリーの持続時間は最長15時間と断然長い。CPUとディスプレイ解像度は他機種よりもワンランク上。また、AnyPenテクノロジーにより「尖ったものならなんでも書ける」ペン入力をサポート。
ウインタブ紹介記事:
Lenovo YOGA Tabletに「とがったものならなんでも使える」手書き入力機能が追加
直販サイト:
Lenovo YOGA Tablet 2-8 with Windows:Lenovo直販サイト
※最安値サイトではありません。直販サイトにリンクしています。
NEC LAVIE Tab W TW708BAS/TW508BAS
OS: Windows 8.1 with Bing 32ビット
CPU/RAM/ストレージ: Intel Atom Z3736F/2G/32GB or 64GB
ディスプレイ: 8インチ(1,920 × 1,200)
HDMI: Micro HDMI
カメラ: イン92万画素/アウト500万画素
Office: Personal 2013/Home and Business 2013
サイズ/重量: 215 × 126 × 9.9 mm / 370g
直販価格: 32,184円(32GB/Personal)~37,584円(64GB/Home&Business)
コメント: NECの新鋭8インチタブレット。CPUはBayTrail世代としては最新のAtom Z3736Fを搭載。ディスプレイ解像度も1,920 × 1,200とワンランク上。ストレージ64GBを選べるのはうれしいところ。筐体の質感も高く、「大手メーカー製品=割高」という既成概念を打ち破る製品。価格ドットコムには登録がなく、直販サイト(安心!)の価格を表示しているが、それでも割高感はない。
ウインタブ紹介記事:
NEC LAVIE Tab W TW708 & TW508 - CPUが新しくなった2015年夏モデル
直販サイト:
LAVIE Tab W:NEC Direct
EPSON Endeavor TB01S
OS: Windows 8.1 with Bing 32ビット
CPU/RAM/ストレージ: Intel Atom Z3735F/2G/32GB
ディスプレイ: 8インチ(1,280 × 800)
HDMI: Micro HDMI
カメラ: イン200万画素/アウト500万画素
Office: Home and Business 2013
サイズ/重量: 211 × 124 × 10 mm / 350g
直販価格: 32,130円
コメント:大手メーカー、EPSONの製品。スペックは標準的だが、筆圧に対応したペン入力が可能なデジタイザーを搭載しており、OfficeもHome&Businessが付属することを思えば割安感は大きい。
ウインタブ紹介記事:
EPSON Endeavor TB01S - 待望のデジタイザつき8インチWinタブ、日の丸ブランドで登場!
直販サイト:
Endeavor TB01S
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FUJITSU ARROWS Tab QH33/S
OS: Windows 8.1 with Bing 32ビット
CPU/RAM/ストレージ: Intel Atom Z3735F/2G/64GB
ディスプレイ: 8インチ(1,280 × 800)
HDMI: Micro HDMI
カメラ: イン126万画素/アウト500万画素
Office: Home and Business 2013
サイズ/重量: 215 × 126 × 9.9 mm / 390g
価格: 34,390円
※2015年8月25日現在の価格ドットコム最安値
コメント:PCでは一流ブランド、富士通の8インチタブレット。CPUやRAMは標準的ながらストレージが64GBとなっているのが魅力。また、Officeの他に高価な辞書ソフトを多数プリインストールしており、それらのソフトの価値まで考慮すれば相当に割安といえる。
ウインタブ紹介記事:
富士通 ARROWS Tab QH33/S 8インチの日の丸Windowsタブレット、個人ユーザー向けに販売開始!
メーカーサイト:
富士通 ARROWS Tab QH33/S:Amazon
※最安値サイトではありません。クレジットカードが使えるサイトにリンクしています。
2.スペック比較
OSはすべて32ビットのWindows 8.1となっていて、差はありません。メーカーが積極的に保証しているものばかりではありませんが、おそらくすべての機種でWindows 10への無償アップグレードは可能だと思います。CPUで頭ひとつ抜けているのはLenovoのYOGA Tablet、ついでNECのLAVIE Tab Wとなります。ただし、多くのタブレットを試用してきたものとして言うと、CPUの性能差はタブレットの総合性能にあまり大きな影響を与えません。YOGAのZ3745だと軽快に動き、Z3735Fだとまともに動かない、という場面はほとんどないと思います。タブレットの総合性能はCPUだけでなく、システム基板やグラフィックチップによっても影響を受け、特にグラフィック機能がボトルネックになっていることが多いのではないか、と個人的には思っています。
むしろ実用上恩恵が大きいのはストレージが64GBのモデルを選べるLAVIE Tab Wと東芝のdynabook Tab、そして富士通のARROWS Tabなんじゃないでしょうか。ストレージ32GBだと問題があるとは思っていませんが、64GBあると確実に「ルーズな使い方」が許容されます。具体的にはアプリのインストールの際に差が出る、ということです(Windowsはストアアプリを内蔵ストレージにしか保存できません)。32GBだと無駄にアプリをインストールしようとは思いませんし、不要なアプリはこまめにアンインストールしたくなりますが、64GBある場合は、そのあたりの管理はかなり適当でも大丈夫です。「気になったらとりあえずインストール」でもいけます。もちろん限度はありますけどね。アプリ以外の保存に関しては、タブレットを使うのならOneDriveなどのクラウドストレージを活用するのがお約束だと思いますし、万一のトラブル時も安心ですから、この件はストアアプリに限られます。
それともうひとつ、筆圧対応のペン入力が可能となる「デジタイザー」についても注意しておきましょう。今回の対象機種中、デジタイザーを搭載しているのはEPSONのEndeavor TB01Sのみとなります。イラストを描くとか、繊細なペン入力をしたいという場合はデジタイザーつきの製品でないと使いものにならない、と言えます。なお、LenovoのYOGA Tabletはイラストを描くなどの用途には向きませんが、スタイラスペンなしで、身近にある「とがったもの」をペン代わりに使える機能があり、これも手軽で便利だと言えます。
3.サイズ感の比較
もう一度対象機種のサイズを表示してみましょう。
マウス/iiyama: 207 × 126.7 × 10.1 mm / 370g
TOSHIBA: 210.7 × 132 × 9.5 mm / 385g
Lenovo: 210.4 × 148.9 × 21 mm / 426g
NEC: 215 × 126 × 9.9 mm / 370g
EPSON: 211 × 124 × 10 mm / 350g
FUJITSU: 215 × 126 × 9.9 mm / 390g
比較してみてはっきりわかるのはLenovoのYOGA TABLETが別格に大きく重い、ということですね。YOGAはバッテリーシリンダーを内蔵しており、バッテリー稼働時間が最長15時間と群を抜く性能ですし、バッテリーシリンダーはデザイン上のアクセントにもなる上さまざまな形態での利用が可能です。ただし、普通にタブレットとして使うには不利、ということは言えます。それ以外ではサイズ差よりも重量差に注目しておくべきだと思います。8インチタブレットはいつでもどこでも手軽に取り出して片手で持って使う、という使い方になりますから、わずかな重量差は使い勝手に意外に影響します。なので、デジタイザを搭載しながら350gというEPSONは特に高く評価すべきだと思います。
4.実売価格比較
次に実売価格を表示します。あらかじめお断りしておきますが、今回引用している実売価格は「2015年8月25日現在の価格ドットコム最安値」もしくは直販専用モデルの場合「直販サイトの価格」となります。実売価格に関しては日々変化する可能性がありますので、実際の購入にあたっては価格のチェックをしっかり実施してください。また、販売サイトによっては送料がかかったり、クレジットカードが使えなかったりと、利便性には差がありますのでご注意ください。
iiyama: 22,464円(Officeなし)~27,864円(Officeあり)
マウス: 27,864円(Officeあり)
TOSHIBA: 23,800円(Office Personal/32GB)~28,300円(Office H/B /64GB)
Lenovo: 28,154円(Officeあり)
NEC: 32,184円(32GB/Personal)~37,584円(64GB/Home&Business)
EPSON: 32,130円(Officeあり)
FUJITSU: 34,390円(Officeあり)
意外なことに、Officeつきモデルは東芝が最安値となってます(ただし、OfficeはPowerPointがつかないpersonalです)。また、LenovoのYOGA Tabletはスペックの割に安いですし、EPSONは再三書いていますがデジタイザーがついています。総じて言えるのは、「1円でも安く」とまでこだわりがないのであれば、伝統的大手メーカーの製品であっても決して割高ではない、ということでしょう。東芝やNEC、富士通と聞いて信頼感を持たない人は珍しいでしょうし、それぞれ固定ファンもいるはずです。メーカーに対する信頼とかブランドイメージまで考慮した場合、価格差はあまり気にならないくらいにわずかだと言えます。
あと、絶対的な実売価格を比較するのも重要ですけど、それぞれの機種が持っている機能にも注目しておきましょう。
ストレージ64GB選択可: TOSHIBA、NEC、Fujitsu
デジタイザー: EPSON
バッテリー性能: Lenovo
ディスプレイ解像度高: NECとLenovo
高機能辞書ソフト: Fujitsu
などです。個人の好みによりますが、いずれも大きなアピールポイントになるはずなので、このような機能を望む場合は迷わずその機能のついた製品にすべきだと思います。
5.結論
このクラスは予想外に激戦、というのがここまで記事を書いてきた正直な感想です。実売価格と機能を考慮した、私の「心理的なコストパフォーマンス」はほとんど互角かな、と思います。その中で1台選ぶとしたらEPSONかな、と。デジタイザーというのはそんなに安い部品じゃないと思いますし、あって便利であることは間違いありません。イラストを描きたい、ということであれば対象機種中ではEPSONしか選べませんし、ビジネスにもタブレットを使う、という場合はデジタイザーの恩恵を受けられる機会は多かれ少なかれ、かならず巡ってくると思います。私は2014年モデルのデジタイザーつきタブレット「ASUS VivoTab Note 8」でこのことを実感しています。
あと、NECのLAVIE Tab Wにも惹かれるものがあります。CPU、ディスプレイ解像度はデータ上でもワンランク上ですし、筐体の質感が非常に高いことは間違いありません。あとね、なんたってNECですから!NECっていうだけでプラス1万円くらい払う人がいてもおかしくないですよね。ちなみにブランドイメージということであれば富士通、東芝、EPSONにも同様のことは言えると思いますけど。
なお、LenovoのYOGAに関してはスペックと価格では抜群だと思うのですが、今回の対象機種の中ではちょっとクセが強いと思います。あのデザインを受け入れることができて、バッテリーシリンダーによるアクセントをうまく使いこなせる自信があるならオススメなんですけどね。
タブレット機種比較特集はまだ執筆途中なんですけど、このクラスは販売ボリュームも大きいと思われ、各社しのぎをけずる「最激戦エリア」って言えるような気がします。
6.関連リンク
Windowsタブレット機種比較(2015年8月版)第1回 7インチ編
Windowsタブレット機種比較(2015年8月版)第2回 8インチ、2万円切り激安編
OS: Windows 8.1 with Bing 32ビット
CPU/RAM/ストレージ: Intel Atom Z3735F/2G/32GB or 64GB
ディスプレイ: 8インチ(1,280 × 800)
HDMI: なし
カメラ: イン120万画素/アウト500万画素
Office: Personal 2013/Home and Business 2013
サイズ/重量: 210.7 × 132 × 9.5 mm / 385g
価格: 23,800円(Office Personal/32GB)~28,300円(Office H/B /64GB)
※2015年8月25日現在の価格ドットコム最安値
薄く、軽くなった日の丸Windowsタブレット dynabook Tab S50 & S38 - でも7インチはまだよ
TOSHIBA dynabook Tab S68 / S80 / S90 - 高精度デジタイザつきWindowsタブレット
メーカーサイト:
dynabook Tabスペシャルサイト:東芝
※購入される場合は、価格ドットコムなどの比較サイトで価格を確認してください。
OS: Windows 8.1 with Bing 32ビット
CPU/RAM/ストレージ: Intel Atom Z3745/2G/32GB
ディスプレイ: 8インチIPS(1,920 × 1,200)
HDMI: なし
カメラ: イン160万画素/アウト800万画素
Office: Home and Business 2013
サイズ/重量: 210.4 × 148.9 × 21 mm / 426g
価格: 28,154円
※2015年8月25日現在の価格ドットコム最安値
Lenovo YOGA Tabletに「とがったものならなんでも使える」手書き入力機能が追加
直販サイト:
Lenovo YOGA Tablet 2-8 with Windows:Lenovo直販サイト
※最安値サイトではありません。直販サイトにリンクしています。
OS: Windows 8.1 with Bing 32ビット
CPU/RAM/ストレージ: Intel Atom Z3736F/2G/32GB or 64GB
ディスプレイ: 8インチ(1,920 × 1,200)
HDMI: Micro HDMI
カメラ: イン92万画素/アウト500万画素
Office: Personal 2013/Home and Business 2013
サイズ/重量: 215 × 126 × 9.9 mm / 370g
直販価格: 32,184円(32GB/Personal)~37,584円(64GB/Home&Business)
NEC LAVIE Tab W TW708 & TW508 - CPUが新しくなった2015年夏モデル
LAVIE Tab W:NEC Direct
OS: Windows 8.1 with Bing 32ビット
CPU/RAM/ストレージ: Intel Atom Z3735F/2G/32GB
ディスプレイ: 8インチ(1,280 × 800)
HDMI: Micro HDMI
カメラ: イン200万画素/アウト500万画素
Office: Home and Business 2013
サイズ/重量: 211 × 124 × 10 mm / 350g
直販価格: 32,130円
EPSON Endeavor TB01S - 待望のデジタイザつき8インチWinタブ、日の丸ブランドで登場!
Endeavor TB01S
OS: Windows 8.1 with Bing 32ビット
CPU/RAM/ストレージ: Intel Atom Z3735F/2G/64GB
ディスプレイ: 8インチ(1,280 × 800)
HDMI: Micro HDMI
カメラ: イン126万画素/アウト500万画素
Office: Home and Business 2013
サイズ/重量: 215 × 126 × 9.9 mm / 390g
価格: 34,390円
※2015年8月25日現在の価格ドットコム最安値
富士通 ARROWS Tab QH33/S 8インチの日の丸Windowsタブレット、個人ユーザー向けに販売開始!
メーカーサイト:
富士通 ARROWS Tab QH33/S:Amazon
※最安値サイトではありません。クレジットカードが使えるサイトにリンクしています。
OSはすべて32ビットのWindows 8.1となっていて、差はありません。メーカーが積極的に保証しているものばかりではありませんが、おそらくすべての機種でWindows 10への無償アップグレードは可能だと思います。CPUで頭ひとつ抜けているのはLenovoのYOGA Tablet、ついでNECのLAVIE Tab Wとなります。ただし、多くのタブレットを試用してきたものとして言うと、CPUの性能差はタブレットの総合性能にあまり大きな影響を与えません。YOGAのZ3745だと軽快に動き、Z3735Fだとまともに動かない、という場面はほとんどないと思います。タブレットの総合性能はCPUだけでなく、システム基板やグラフィックチップによっても影響を受け、特にグラフィック機能がボトルネックになっていることが多いのではないか、と個人的には思っています。
もう一度対象機種のサイズを表示してみましょう。
TOSHIBA: 210.7 × 132 × 9.5 mm / 385g
Lenovo: 210.4 × 148.9 × 21 mm / 426g
NEC: 215 × 126 × 9.9 mm / 370g
EPSON: 211 × 124 × 10 mm / 350g
FUJITSU: 215 × 126 × 9.9 mm / 390g
次に実売価格を表示します。あらかじめお断りしておきますが、今回引用している実売価格は「2015年8月25日現在の価格ドットコム最安値」もしくは直販専用モデルの場合「直販サイトの価格」となります。実売価格に関しては日々変化する可能性がありますので、実際の購入にあたっては価格のチェックをしっかり実施してください。また、販売サイトによっては送料がかかったり、クレジットカードが使えなかったりと、利便性には差がありますのでご注意ください。
マウス: 27,864円(Officeあり)
TOSHIBA: 23,800円(Office Personal/32GB)~28,300円(Office H/B /64GB)
Lenovo: 28,154円(Officeあり)
NEC: 32,184円(32GB/Personal)~37,584円(64GB/Home&Business)
EPSON: 32,130円(Officeあり)
FUJITSU: 34,390円(Officeあり)
デジタイザー: EPSON
バッテリー性能: Lenovo
ディスプレイ解像度高: NECとLenovo
高機能辞書ソフト: Fujitsu
このクラスは予想外に激戦、というのがここまで記事を書いてきた正直な感想です。実売価格と機能を考慮した、私の「心理的なコストパフォーマンス」はほとんど互角かな、と思います。その中で1台選ぶとしたらEPSONかな、と。デジタイザーというのはそんなに安い部品じゃないと思いますし、あって便利であることは間違いありません。イラストを描きたい、ということであれば対象機種中ではEPSONしか選べませんし、ビジネスにもタブレットを使う、という場合はデジタイザーの恩恵を受けられる機会は多かれ少なかれ、かならず巡ってくると思います。私は2014年モデルのデジタイザーつきタブレット「ASUS VivoTab Note 8」でこのことを実感しています。
Windowsタブレット機種比較(2015年8月版)第2回 8インチ、2万円切り激安編
コメント
NEC LAVIE Tab Wですが、ヨドバシ・ドット・コムだと
TW708BASが32200円、TW508BASが26780円とかなり安いですよ
ポイントも10%還元ですし
こんにちは、情報ありがとうございます。記事に加筆しておきます。今後ともお気づきの点などあればコメントをいただけるとうれしいです。よろしくお願いいたします。