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NEC LAVIE Hybrid ZERO 11.6型 - 異次元の軽さ!NECが本気をだすとすごいことに!

NEC LAVIE Hybrid ZERO 11.6インチ
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。NECがモバイルノートPCラインである「LAVIE Hybrid ZEROシリーズ」に11.6インチモデルを追加することになった、という件を以前記事にしています。
NEC LAVIE Hybrid ZERO 新モデル - 11.6インチキーボード分離型2 in 1がNECから!
この記事を書いた時点では詳細が不明な部分が多かったのですが、2016年1月13日、NECは「LAVIE Hybrid ZERO HZ330/HZ300/HZ100」を正式発表しました。「とにかく軽い!」というのが最初の感想なのですが、NECだけに軽いだけじゃありませんし、価格の方も決して割高ではありません。

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1.スペック

NEC LAVIE Hybrid ZERO 11.6インチ スペック表

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補足します。LAVIE Hybrid ZEROの11.6インチモデルは大別してキーボードつきのHZ300系とキーボードがオプションとなるHZ100系に分かれており、HZ300系のほうはLTE対応(他にも相違点あり)の上位モデルHZ330とWi-Fi専用モデルのHZ300があります。

OSは64ビット、RAMは4GBと全機種共通ですが、CPUは300系がCore m3-6Y30、100系がPentium 4405Yとなっています。「ん?Pentium?」って思いましたが、Core m3はもちろん、4405Yも開発コードネーム「Skylake」に属する最新モデルです。残念ながら情報がなく、4405Yの実力の程はわかりませんが、想像するに「Core mとCeleronの間くらい」でしょうか?

あと、ストレージが300系が128GB、100系が64GBですね。タブレットとしてもモバイルノートとしても上位クラスの製品なので、100系も128GBは欲しかったかな。

ディスプレイ解像度は共通で1,920 × 1,080ですからアスペクト比は16:9のワイドタイプですね。ノートPCとしては使いやすそうですが、タブレットとしては好き嫌いが別れるかもしれません。また、このディスプレイは「IGZO」です!

あと、記事の冒頭に書いたとおり、この製品で一番すごいのがサイズ、特に重量です。タブレット部分の厚さ7.6 mmというのもトップレベルの薄さですが、11.6インチサイズで重量398 g(300系は410 g)というのは驚くべき軽さです。実際に使うとどんな感じなんでしょうかね。8インチタブレットよりも二回りくらい大きいサイズでありながら8インチタブレット並みに軽い、ってことですから。

それと、価格については後述しますが、注意しておきたいこととして、100系、300系とも「Microsoft Office Home & Business PremiumプラスOffice 365サービス」が付属している、ということがあります。当然実売価格はこのために2万円程度は高くなってしまいますね。

そして、キーボード込みでの重量もわずかに798 gです。しかもこのキーボードは「バッテリー内蔵」ですし、もちろんタブレット本体にもバッテリーが内蔵されています!「ありえねえ」としか言えない感じ…。ちなみに後述しますが、キーボードはバッテリー内蔵の、300系に標準装備されているもののほかに、オプションで「フラットカバーキーボード」という薄型、バッテリーなしのものが用意されており、重量が187 gしかありません。つまり、100系にこのキーボードをセットした場合、キーボード込みの重量が585 g、ということになります。この時点で欲しくなっちゃいますね!

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2.筐体

NEC LAVIE Hybrid ZERO 正面
NEC LAVIE Hybrid ZERO 11.6インチ 正面2
タブレット部分は100系も300系もほぼ共通のデザインです。超軽量な製品ですが、ベゼルが特に細いとかの印象はありません。スピーカーの位置(両サイド)はいい感じです。この配置、私は好きです。

NEC LAVIE Hybrid ZERO 11.6インチ 側面1
300系の筐体側面です。ほとんどの外部接続用ポートがキーボード側に集中していまず。タブレット側にはUSB Type-Cポート、microSDスロット、オーディオジャック、SIMスロットがあり、タブレットとして見た場合の拡張性は高くありません。また、この図を見ていてもWindowsボタンが見当たらないので、やはりキーボード接続が半ば前提なのかな、という感じもしますね。

NEC LAVIE Hybrid ZERO 11.6インチ 側面と底面
念のためにキーボードがセットされない100系の側面と底面の画像も載せておきます。配置は変わりませんね。また、底面はキーボード接続のためのコネクターと取り付け口があり、これも100系と300系で共通です。

NEC LAVIE Hybrid ZERO 11.6インチ
「スペック」のところで触れた「フラットカバーキーボード」がこれです。画像だけだと使用感はよくわかりませんけど、とにかく軽い、というのは魅力ですよね。予算があれば300系に標準でついている「モバイルパワーキーボード」とこの「フラットカバーキーボード」を両方持っておく、というのもありでしょう。

3.価格と発売時期

LAVIE Hybrid ZERO HZ330/HZ300/HZ100はNECの直販サイト「NEC Direct」で1月21日から注文を受け付け、2月25日に出荷開始となります。NEC Directで表示されている価格は下記のとおりです。

HZ330/DAS(LTEモデル):189,800円(204,984円)
HZ300/DA:174,800円(188,784円)
HZ100/DA(キーボードなし):124,800円(134,784円)
モバイルパワーキーボード(300系に付属):45,000円(48,600円)
フラットカバーキーボード:16,000円(17,280円)
※価格はすべて税抜き(カッコ内が税込み)です

記事中にも説明しましたが、この製品は「製品版Office」が付属しているということに注意が必要です。ちょっと見ると高く感じてしまいますもんね。まあ、それを差し引いても決して安くはありませんが、NEC製ということで品質、質感、安心感が抜群であるということと、ありえない軽さ、ということを考えると納得感は高いと思います。

4.関連リンク

驚きの軽さを実現した「LAVIE Hybrid ZERO」11.6型デタッチャブルPC新登場~もちろん世界最軽量。SIMフリーモデルもラインアップし、モバイル機能が拡大~:NECパーソナルコンピュータ プレスリリース
LAVIE Hybrid ZERO 11.6インチの特徴:NECパーソナル商品総合情報サイト 121Ware
LAVIE Hybrid ZERO 11.6型:NEC Direct
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コメント

  1. 匿名 より:

    NECって今や中身lenovoじゃ無かったでしたっけ…?

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。LenovoとNECは合弁していて、ThinkPad 10とLAVIE Tab W710のように兄弟機種と言えるものもありますが、独自製品もあるようです。また、NECブランドを冠する以上、品質管理はNECが責任をもっていると思いますので、個人的にはあまり気にする必要はないと思っています。

    • 禿しいベイ より:

      こんにちは。

      コンピュータ部門を IBM と統合して、製造工場も統合し、共通部品を使用ていますが、管理部門、製造ロットは別です。

      Lenovo は、米国防総省の重大な指摘を受けて、物理的に管理部門を米沢に移しています。
      これは想像ですが、中国人の管理者から日本人の管理者に交代、いずれ、中国の工場は閉鎖すると思います。

      約1年程前から米沢生産に切り替えており、フレームや部品などの生産は中国、組み立て品質管理は日本でした。
      私が使用しているタブレットも、Built in Japan となっています。

      この記事で紹介されている Zero シリーズは、NEC の独自路線であり、また、新設計なので、Maid in Japan になっていると思います。

  2. 匿名 より:

    軽いのは魅力ですよね。質感も写真を見る限り、高級っぽい。
    でも、それだけかなぁ。
    日本の製品って、中途半端ですよね。
    この価格でペンはついてないし、ペンが必要かという議論は
    ありますが、この価格で考えれば、やっぱりSurface、あるい
    はMacかiPadの方が魅力的ですね。
    これ売れるのか疑問?
    あるいは、機能を限定して安くするか。
    こう中途半端だと、購買意欲が湧かないんじゃないかな。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。ちょっぴり厳し目ですねー。ウインタブはNECとか富士通といった大手メーカーの製品を試用させてもらうことはできないんですけど、Webサイトをチェックしたり、量販店で実機に触れたりすると、「やっぱいいわー」なんて思います。アップル製品もそうですが、カタログに出てこない品質みたいなのがあって、NEC製品はそういうところがいいなあ、と思います。

    • 禿しいベイ より:

      そんな方には、VersaPro VS セレクションモデルを、お勧めします。

      全グレードに、ペンが付いています。
      CPU は、1ランク上の Core m5-6Y54、メモリは 4GB/8GB から選択、SSD は 64/128/256GB から選択できます。
      Zero に比べて、カメラの解像度は下がってしまいますが、キーボード込みで、782gです。

      CPU は自己満足の世界ですが、メモリで 8GBが選択できるのは大きいです。
      特に、タブレットや一部のグラフィックチップを搭載したノートPC は、最大でメモリの半分をグラフィックに持ってゆかれるので、体感速度に大きな差が出ます。

      • 禿しいベイ より:

        ああ、タイポです。

        ×ノートPCは -> ノートPCを除いては

      • wintab より:

        禿しいベイさん、こんにちは、コメントありがとうございます。貴重なご見解だと思います。PCとかタブレットを買うときに人の意見はきになるもの。なので読者の方々の購入検討に役立つと思います。ありがとうございました。