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dynabook S6 - 13.3インチの「スタンダード・モバイルノート」、筐体を一新してコンパクト化し、一気にカッコよくなりました!

dynabook S6
Dynabookが8月17日に発表したニューモデルのうち、今回は13.3インチ「スタンダード・モバイルノート」のdynabook S6をご紹介します。「スタンダード」と呼ぶ理由は、上位モデルにG(直販モデルはGZ)シリーズR(直販モデルはRZ)シリーズが存在するためで、しかし個人的にはこの製品「仕事用とか学習用にちょうどいい感じなのでは?」と思います。従来モデルは筐体がやや古臭い感じだったのですが、ニューモデルになって筐体も一新されました。

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1.dynabook S6 スペック

スペック表

  dynabook S6
OS Windows 11 Home
CPU Intel Core i5-1235U
外部GPU なし
RAM 8GB(DDR4-3200、最大32GB)
ストレージ 256GB SSD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 13.3インチ(1,920 x 1,080)
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2
入出力 USB3.2  Gen2 Type-C、USB 3.2 Gen1× 2、HDMI、LAN(RJ45)、オーディオジャック、microSDカードリーダー
カメラ Webカメラ(92万画素)顔認証対応
バッテリー 駆動時間 約13時間 ※1
サイズ 305.9 × 201.7 × 15.95 mm
重量 1.21 kg

バリエーションモデル

8月18日現在、カタログモデルは上記スペック表の単一バリエーションです(S6/Vという型番名です)。また、S6にはDynabook Directで販売されるWebオリジナルモデル「SZシリーズ」が存在しますが、8月18日現在、SZシリーズはまだモデルチェンジしていません。

コメント

CPUは第12世代(Alder Lake)の省電力タイプ(型番末尾U)、Core i5-1235Uです。省電力タイプとは言えパフォーマンスは高く、Passmarkが公表しているベンチマークスコアはこんな感じです。

Core i5-1235Uのベンチマークスコア
参考までに第11世代でノートPCの搭載例が多いCore i5-1135G7及びCore i7-1165G7のスコアを掲載していますが、少なくともPassmarkスコア上は第11世代のCore i7-1165G7を上回る性能になっています。

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ただし、ちょっと注意点が…。dynabook S6はRAMが8GBで、内部的には「8GB × 1」つまりシングルチャネルです。そのため、内蔵GPUのIris Xeは十分なパフォーマンスを発揮できず、本来のグラフィック性能にはなっていません。また、Dynabookの公式サイトでは内蔵GPUをIntel UHD Graphicsと表記しています。S6にはRAMの空きスロットが1つありますので、増設してデュアルチャネルにするとグラフィック性能は一気に上がります(ただし、Dynabookでは「本体の構造上、お客様ご自身でメモリの交換・増設はできません。交換・増設が必要な場合は、dynabook あんしんサポート 修理相談窓口へご相談ください」という注記をしています)。

おそらくWebオリジナルモデルのSZではRAMをデュアルチャネルにして購入できるようになると思われますので、気になる人はWebオリジナルモデルの発売を待つほうがいいでしょう。

ストレージは256GBです。256GBでも購入してすぐに容量不足に陥ることはないでしょうが、Webオリジナルモデルが発売されれば512GBなどの大容量も選べるようになると思います。

ディスプレイは13.3インチのFHD(1,920 × 1,080)解像度で、「IPS」という表記はありませんが、「広視野角」という説明になっていますので、ほぼ間違いなくIPS相当の液晶が使われていると思います。

筐体は「一気に小さくなりました」。従来モデルと比較してみます。

ニューモデル:305.9 × 201.7 × 15.95 mm / 1.21 kg
従来モデル:316.0 × 227.0 × 19.9 mm / 1.279 kg

ヨコ(約1センチ)・タテ(約2.5センチ)・厚さ(約4ミリ)とも相当に大きくサイズが変わっています。もちろんサイズが小さくなるのはモバイルノートとして歓迎すべきことですが、ここまで小さくなると見た目にも大きな変化が…。この後ご説明します。

2.dynabook S6 筐体

dynabook S6
dynabook S6
上の画像がニューモデル、下が従来モデルです。サイズが小さくなったので、ベゼル幅もまるっきり違います。というか、従来モデルの筐体が少々古臭かった、ということだと思います。一気に近代化した感じ。

dynabook S6
天板です。筐体素材も従来モデルの樹脂製からアルミ製に変更され、筐体色も「金属っぽく」プレミアムシルバーとなりました。

dynabook S6
キーボードです。「86キー(JIS配列準拠)、キーピッチ:18.8mm、キーストローク:1.4mm」と開示されており、数値上は狭苦しさがありません。また、S6はキーボード面を含め、抗菌加工が施されていますので、「時節柄安心」です。

dynabook S6
側面と入出力ポートの配置です。USBポートは合計で3つ、HDMIにmicroSDカードリーダー、そして有線LANポートと充実した構成になっています。

3.dynabook S6 価格など

dynabook S6は8月19日以降に発売され、店頭予想価格は17万円台半ば、と開示されています。なお、この価格にはOffice Home&Business 2021を含みます。

今回はカタログモデルの「S6」をご紹介しました。しかし、私も含めウインタブ読者の本命は「WebオリジナルモデルのSZシリーズ」でしょうね。WebオリジナルモデルではRAMをデュアルチャネルにできると思いますし、Officeなしモデルも選べると思います。また、Dynabook Directは会員登録(無料)をすれば大きな割引が受けられますので、価格面にも期待ができます。

上位モデルのGZシリーズやRZシリーズも非常に魅力的ですが、スペック的にはこのS6(というかSZ)でも十分だと思いますし、デザインが新しく、カッコよくなったのもうれしいところです。

4.関連リンク

dynabook S6:Dynabook

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