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MSI Optix MAG161V - MSI 初となるモバイルモニター!15.6インチサイズで薄型軽量、使い道もいろいろ!

MSI Optix MAG161V
ウインタブ的にはMSIといえばゲーミングノート、ですが、デスクトップPCやデスクトップPC用の各種パーツなど、特に「ゲーミング」の領域で様々な製品を手掛けています。最近では「クリエイターPC」のジャンルにも積極的で、ハイスペックPC・周辺機器のジャンル全体で存在感がどんどん高まっていると感じます。MSIはPC用モニターもたくさん扱っていますが、今回紹介する「Optix MAG161V」はMSIとしては初の「モバイルモニター」となります。

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ちょっと脱線しますが、個人的にモバイルモニターのジャンルはこの先需要が拡大すると予想しています。ウインタブでも過去にライターのnatsukiさんが「WEICHENSI DQ3-13.3C」かのあゆさんが「Lepow Z1」という中華製品のレビューをしていまして、それらの記事を読んでいると、個人的にも「ああ、欲しいなあ…」と感じてしまいます。

1.スペック

MSI Optix MAG161V
ウインタブでは以前、この製品とよく似た型番の「Optix MAG161(末尾のVはつきません)」をちらっと掲載したことがあります。1月にラスベガスで開催された「CES 2020」に出展されていましたので。展示されていたOptix MAG161は「リフレッシュレート240 Hz」という、モバイルモニターとしては驚異的なものでしたが、今回発売される「Optix MAG161V」は一般的な60 Hzにとどまります。ちょっと残念ですが、汎用性のある製品だし、240 Hzにしちゃうと価格も跳ね上がるんだろうなあ、と思いますので、ここはやむを得ないところでしょう。

サイズは15.6インチでFHD解像度・IPS液晶のグレアタイプです。グレアなので発色が美しくなるかわりに、映り込みが激しくなると思いますので、配置には少し神経を使う必要がありそうです。

入出力ポートはminiHDMIとUSB Type-Cが2つ。Type-CはDP Alt modeに対応していますので、PC側からの映像入力を受けられます(つまり、Type-C接続で画像を表示できます)。また、給電はUSB Type-Cポートからになります。そのため、この製品には「HDMI – mini HDMI」「USB Type-C – USB Type-C」「USB Type-A – USB Type-C」と、3本のケーブルが付属しています。

注目のサイズは「357 × 227 × 11 mm / 0.9 kg」です。縦横サイズは一般的な15.6インチノートよりも少し小さく、かなりの薄型になっています。後述しますが、この製品は背面に段差のあるデザインで、11 mmというのは「最厚部」です。「最薄部」だとわずかに5.1 mmしかありません。また重量も0.9 kgなので、モバイルノートと一緒に毎日持ち歩くには少々重いと思いますが、出張などの際に携帯するには十分な軽さと言えます。

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2.筐体

MSI Optix MAG161V
正面から見たところです。この製品の横幅は357 mmなので、15.6インチの液晶ディスプレイを搭載する製品としてはごく小さいものと言えます。なので、ベゼルも非常に細くなっています。

MSI Optix MAG161V
背面です。筐体素材はアルミだと思います。この薄さでプラスティック製というのは現実的ではないでしょう。また、この画像を見ていただくと、上に説明した「背面の段差」がよくわかると思います。

MSI Optix MAG161V
製品ページに明確な記載が見当たりませんでしたが、「ケース兼スタンド」が付属するようです。これがないと出先での使用感が大きく損なわれますしね。また、別画像を見ると、角度調整(2段階)も可能のようです。

MSI Optix MAG161V
側面と入出力ポートの配置です。USB Type-CとHDMIは右側面に、左側面にはイヤホンジャック、電源ボタン、あと、おそらく設定用に使うと思われるボタンのようなものがありますね。

3.価格など

MSI Optix MAG161Vは2月20日の発売予定で、2月13日現在だとヨドバシカメラに製品ページがあり、予約販売がスタートしていました。価格は税込み28,680円(ポイント10%つき)です。

記事の冒頭にちらっと書きましたが、モバイルモニターって、今後需要が拡大するジャンルなんじゃないか、と思っています。スマホの性能もめざましく向上していて、SamsungやHUAWEIのハイエンドスマホなら大型モニターに接続すればデスクトップPCのようなUIで使えますし、Call Of DutyなどのFPSゲーム(他のゲームでも別にいいんですけどね)でこのモニターを使えば、スマホをコントローラーにして、大画面でのゲームプレイができます。

もちろんモバイルノートのサブディスプレイとしても優秀です。ゲームプレイだけでなく、出張時などはモバイルノートのディスプレイ(13.3インチとか)よりも大きな画面で作業ができますし、ウインタブ読者の多くが「とりあえず買った」と思われるUMPCと併用しても快適性が大きく向上するでしょう。そんなわけで、私も「MSIが出したんなら買ってみたいなあ」と思いました。

4.関連リンク

Optix MAG161V:MSI公式サイト 製品紹介ページ
OPTIX-MAG161V:ヨドバシカメラ

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