MSI Cyborg 15 A13V － 第13世代CoreとGeForce RTX40シリーズを搭載する「シースルーデザイン」のゲーミングノート

MSIがCES2023の開催に合わせて発表したニューモデルの中から、今回は「Cyborg 15 A13V」をご紹介します。CES開催に伴い、各社から非常に多くのニューモデルが発表されていますが、その中でもピカイチにカッコいい名前の製品だと思いますw いいですねー、サイボーグ。

1.Cyborg 15 A13V スペック

スペック表

※国内版ではスペックが変わる可能性があります

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スペック表を確認した限り、MSI製品としては割と購入しやすい価格帯になるのではないか、と感じられました（現時点で価格は明らかになっていません）。CPUは最高でCore i7-13620Hです。第13世代（Raptor Lake）の高性能（高PBP）型番ですが、MSIも含め「この先のゲーミングノートの主流になりそう」なCore i7-13700Hとはコア数/スレッド数が異なります。Core i7-13700Hが14コア（Pコア6、Eコア8）20スレッドであるのに対し、Core i7-13620Hは10コア（Pコア6、Eコア4）16スレッドとなっていますので、パフォーマンス面で少し差が出そうです。

GPUはGeForce RTX40シリーズのRTX4050とRTX4060が設定されています。CPU、GPUとも最新世代に切り替わりました。RAMとストレージ容量は開示されていません。おそらくRAMは16GBあたり、ストレージは512GB/1TBあたりが標準搭載されるものと思います。

ディスプレイは15.6インチで解像度は1,920 × 1,080、アスペクト比16:9のトラディショナルな形状です。また、リフレッシュレートは144Hzで、MSIの上位モデルに見られる165Hzとか240Hz、300Hzといった超高速なものではありません。

2.Cyborg 15 A13V 筐体

この製品のサイズは15.6インチのゲーミングノートとしては標準的で、奥行き（短辺）については一般的な（ゲーミングノートではない）15.6インチノートよりも大きくなっています。ディスプレイ面のベゼルは左右が細く、下部がやや太くなっています。

天板はシンプル。中央にMSIのドラゴンロゴが配置されていますが、それ以外の装飾はありません。でも「地味な筐体」というわけではありません…。

キーボードです。ブルーのシングルカラーバックライト搭載でWASDキーがハイライトされています。この画像では英語配列ですが、日本で発売される場合は日本語配列になると思います。

それで、この画像だとわからないんですけど、この製品はキーボード面や底面・側面に半透明の素材が使われていて、内部が透けて見える、とのことです。なので、結構派手な筐体だと思います。

こちらが底面。通気口が「MSI TRUE GAMING」の文字になっています。ここにも半透明の素材が使われているようですが…、ちょっとよくわからないですね。

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側面と入出力ポートの配置です。ポート数は標準的ですが、USBポートの規格がすべてGen1規格にとどまっています。

3.Cyborg 15 A13V 価格など

MSI Cyborg 15 A13Vの価格や発売時期は明らかになっていません。MSIは2月2日（台湾時間）にMSIOLOGYというオンラインイベントを開催する予定になっていますので、その際にある程度具体的な発売時期とか価格がわかるんじゃないかと思います。日本での発売有無も不明ですが、製品詳細を確認した限り、比較的購入しやすい価格になりそう（CPUやGPUの型番、ディスプレイや入出力ポートの仕様から、そう考えました）ですし、人気が出そうに思われますので、ぜひ日本でも発売してもらいたいところです。

4.関連リンク

Cyborg 15 A13V：MSIグローバルサイト