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MSI Creator 15 - 高いスペックとディスプレイ品質の15.6インチクリエイターノート。上質で美しい筐体も魅力です

MSI Creator 15
MSIが15.6インチのクリエイターノート「Creator 15」を発売します。CPUとGPUがゲーミングノートと同水準になっているほか、ディスプレイも高品質なので、クリエイターだけでなく、ゲーマーやビジネスマンにも使いやすい製品だと思います。

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1.スペック

  Creator-15-A10SET-480JP
OS Windows 10 Pro
CPU Intel Core i7-10870H
外部GPU NVIDIA GeForce RTX 2060(6GB)
RAM 32GB(最大64GB)
ストレージ 512GB M.2 NVMe SSD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 15.6インチ(1,920 × 1,080)タッチ
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.1
入出力 USB Type-C(Thunderbolt 3)、USB 3.2 Gen2 Type-C、USB 3.2 Gen2、HDMI、オーディオジャック、LAN(RJ45)、SDカードリーダー
カメラ Webカメラ(92万画素)顔認証対応
バッテリー 99.9Whr/6,250mAh
サイズ 358.3 × 248 × 19.8 mm
重量 2.1 kg

2月18日の発表日現在、Creator 15は単一スペックです。OSはPro版で、CPUには第10世代(Comet Lake-H)のCore i7-10870H、外部GPUにはGeForce RTX2060を搭載します。CPU、GPUとも最新の型番ではありませんが、ゲーミングノートとしても中上位クラスの構成と言えますので、クリエイティブワークにも不足のないパフォーマンスを見せてくれるでしょう。

RAMは32GBと大容量ですね。このあたり、クリエイターの動画編集やRAW現像などを視野に入れた構成だと思います。また、ストレージも512GBあります。RAMとストレージは増設ができ、RAMは最大で64GBまで増設可能ですし、ストレージはM.2 NVMeの空きスロットが1つあります。DIYでも増設が容易と思われますが、MSIは筐体裏面を開口してしまうと保証が切れてしまいますので、MSI指定販売店での作業がおすすめです(指定販売店に増設を依頼する場合は保証は切れません)。

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ディスプレイは15.6インチのFHD解像度で、sRGB100%の発色性能を備えています。また、MSI製品としては珍しく「タッチ対応」します。私はこれまでに多くのノートPCを実機レビューしていますが、ノートPCでタッチ対応ディスプレイというのは必ずしも「ないと困る」ものではないにせよ、「あれば絶対便利」だと思っています。特にPC操作に慣れておらず、これまでスマホだけで賄っていた、という人にはとても使いやすく感じられるでしょう。

通信周りではWi-Fi6に対応し、入出力ポートも「まずまず」という充実ぶりです。USBポートの規格も高く、様々な周辺機器をうまく使いこなせるんじゃないでしょうか。

サイズ感は15.6インチノートとしては「標準的~やや小さめ」くらいの感じですが、外部GPU搭載機ということもあり、重量2.1 kgというのは2021年の水準だと少し重いと言えるかもしれません。

2.筐体

MSI Creator 15
この製品は2019年に発売されたCreator 15Mという製品の後継機種だと思いますが、筐体は別物になっています。先日ウインタブでも実機レビューをしたGS66 Stealthに似ていて(サイズも同じ、筐体素材は同じかどうか不明)、とてもスッキリしたデザインだと思います。

MSI Creator 15
天板です。ロゴマークは新ロゴではなく、おなじみのドラゴンです。筐体素材は「サンドブラスト加工が施されたアルミ合金」ということなので、質感も高いと思います。

MSI Creator 15
キーボードです。15.6インチサイズですが、テンキーはありません。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は「シングルカラーバックライト内蔵テンキーレス日本語キーボード」となります。GS66 Stealthと同様に「Steel Series」製だったりして…(メーカーではそのような開示はしていません、念のため)。

あと、パームレスト左右のスリットに注目です。この製品はGS66 stealthと同じくスピーカー部分にパッシブラジエターを採用していますので、音質にもかなり期待ができそうです。

MSI Creator 15
非ゲーミングノートで高性能なGPUを搭載する製品の場合「仮にゲームをプレイするとしたら冷却が追いつくのか」という点が懸念されます。Creator 15は「クリエイターノート」ですが、冷却性能については問題ないですね。冷却システムは「Cooler Boost Trinity+」と、GS66 Stealthと同じ名称になっています(ただし、ヒートパイプの本数など、仕様に少し違いがあります)。

3.価格など

MSI Creator 15は3月4日の発売予定で、MSI公式ストア限定販売となります。2月19日現在まだ予約販売はスタートしていませんが、価格は172,546円(税込み189,800円)です。

繰り返しになりますが、つい先日MSIのハイエンドゲーミングノート「GS66 Stealth」の実機レビューをさせてもらいました。高性能なのはもちろん、筐体が非常に上質で「高級PC!」と感じましたが、実際GS66のレビュー機の価格は約40万円と「やっぱり高級」なものでした。

Creator 15は随所にGS66Stealthと同じ仕様になっている部分が見受けられます。筐体サイズと外観(色は違います)、パッシブラジエター採用のスピーカー、キーボードレイアウトなど…。一方でディスプレイはクリエイター向けにsRGB100%のFHD解像度とし、GPUにもRTX30シリーズをしていないなど、GS66とは異なる部分も多いですが、それにしてもこれだけのスペックで、そして実機に触れてはいませんが、おそらくGS66譲りの上質な筐体で20万円を切っているというのは素晴らしい!と思いました。

4.関連リンク

Creator 15:MSI公式サイト 製品紹介
Creator-15-A10SET-480JP:MSIストア

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