mouse E10 － 10.1インチのWindows 2 in 1、ポップなデザインと頑丈な筐体のスタディパソコン。お値段なんと22,000円！

マウスコンピューターが10.1インチサイズのWindows デタッチャブル2 in 1「mouse E10」を発売しました。お子さんの学習用、という位置づけの製品で、システムスペックは高くありませんが、なんと税込み22,000円という激安価格になっています。

1.mouse E10 スペック

スペック

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OSはWindows 10 Proです。学校など組織での運用を想定したものと思われ、Windows 11への無償アップグレードにも対応します。CPUはCeleron N4000でRAMは4GB、ストレージは64GB eMMCと、Windows PCとしてはミニマムな構成です。「プログラミング学習をはじめ様々な学習に対応するスタディパソコン」ということですし、非常に低価格な製品でもありますので、ここは仕方のないところでしょう。

ディスプレイは10.1インチで解像度は1,280 × 800、筆圧対応のペン入力も可能です（Microsoft Pen Protocol）。ペンも付属しますので、別途購入する必要はありません。入出力ポートはUSBが2つとHDMIですが、USB Type-Cポートがあるものの、それ以外は「micro規格」で、現在でも使用頻度の高いUSB Type-Aポートはありません。また、microSDカードリーダーも装備しています。

タブレットが本体の製品らしく、カメラはイン側とアウト側についています。ただ、いずれも200万画素なので、Webミーティングなどでは問題なく使えると思いますが、写真（静止画）はメモ用途くらいの画質になっていると思います。

2.mouse E10 筐体

mouse E10はとても個性的な外観のデタッチャブル2 in 1です。可愛らしく、そして見るからに頑丈そうなデザインになっています。実際、IP54レベルの防水・防塵性能とMIL規格（MIL-STD-810G）準拠の落下テストをクリアする堅牢性を備えています（本体部分のみ）。

正面から見たところです。ベゼルは細いとか太いといった次元を越えています。ただ、ゴツさを感じさせないデザインで、お子さんにも喜ばれそうですよね。

背面（天板）です。ここも特徴がありますね。キックスタンドがついていて、ペンホルダーもあります。また、画像左上に電源とWi-Fiのアイコンがありますが、これは「LEDステイタスインジケーター」で、電源のオンオフ/充電状況/バッテリー残量低下、またWi-Fiの接続状況がひと目で確認できるようになっています。

インカメラには物理シャッターも装備され、上側面のレバーで開閉可能です。また、キーボードはBluetooth接続ではなく、物理接続なので、コネクターも装備されています。

左右側面です。ずいぶんあっさりした印象ですが…

インターフェースカバーを開けるとポート類が顔を出します。欲を言えばUSB Type-Aポートが一つ欲しかったですね。

なお、キーボードの拡大画像が入手できませんでしたが、「日本語キーボード (JIS配列準拠/ 85キー/ キーピッチ約16.5mm/キーストローク約1.5mm) マグネット着脱式、USB接続、本体カバー兼用」と開示されています。キーピッチはかなり狭いですね。お子さんの小さな手には悪くないのかもしれません。

3.mouse E10 価格など

mouse E10はマウスコンピューター公式サイトで販売中で、11月13日現在の価格は税込み22,000円です。なお、「mouse E10 マインクラフトバンドルパッケージ」というモデルもありまして、こちらはCPUがCeleron N4100と、ウインタブ的には納得の構成になりますが、価格も上がって税込み43,780円です。

大人が使うと少々気恥ずかしさを覚えるデザインですし、システムスペックも仕事用としては弱いと感じます。でもこれ、22,000円で買えてしまうんですよね。キーボードやペンもついてこの価格です。もし私に小学生の子供がいたら買ってあげたくなると思います。それと、もし私に「秘密基地」があれば、この製品を置くと楽しいだろうなあ、と思いました。

4.関連リンク

mouse E10：マウスコンピューター