記事にアフィリエイト広告を含みます

マウス G-Tune E5 - 第10世代Core i7とGeForce GTX1660Tiを搭載する15.6インチゲーミングノート。やや大型で使いやすそうです

マウス G-Tune E5
マウスコンピューターがゲーミングブランド「G-Tune」から、15.6インチゲーミングノート「G-Tune E5」を発売しました。G-TuneのノートPCとしては中位クラスに位置する製品で、比較的購入しやすい価格ながら充実した装備が魅力です。なお、よく似た名称の製品に「G-Tune E5-144」というのがありますが、まるっきりの別製品です。

スポンサーリンク

1.スペック

  G-Tune E5
OS Windows 10 Home/Pro
CPU Intel Core i7-10750H
外部GPU NVIDIA GeForce GTX1660Ti(6GB)
RAM 8GB/16GB/32GB
ストレージ 512GB/1TB M.2 NVMe SSD(SSDの増設可)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 15.6インチIPS(1,920 × 1,080)
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5
入出力 USB3.1 Type-C、USB 3.1、USB 3.0、USB 2.0、HDMI、miniDisplayPort、LAN(RJ45)、イヤホンジャック、マイクジャック、SDカードリーダー
カメラ Webカメラ(100万画素)
バッテリー 稼働時間 約9.5時間
サイズ 364.5 × 258 × 28.7 mm(突起物含まず)
重量 2.16 kg

CPUは第10世代(Comet Lake-H)のCore i7-10750Hで、2020年現在だとゲーミングノートの標準と言える型番です。GPUはGeForce GTX1660Tiですね。こちらもGeForce GTX/RTXシリーズではエントリー~中位に位置する型番で、10万円強くらいから購入できるエントリークラスのゲーミングノートに搭載されるGTX1650よりもずっと高性能です。

RAMとストレージは注文時にカスタマイズ可能です。RAMは標準で8GB、カスタマイズにより最大32GBまで、ストレージは標準で512GB、最大で1TBまでの増設が可能なほか、2つめのストレージも追加可能です。CPUとGPUの性能からみて、RAMは16GB以上にしておくほうがいいでしょう。また、ストレージも予算があれば1TBくらいにはしておきたいですね。PCゲームは容量が大きいものが少なくないので、512GBでも必ずしも十分とは言えないんです。

スポンサーリンク

ディスプレイは15.6インチのIPS液晶、FHD(1,920 × 1,080)です。IPS液晶なのはいいとして、リフレッシュレートについては開示がありませんでした。ということは60 Hzと思われます。プレイするゲームの種類にもよりますが、FPSゲームや格闘ゲーム、レースゲームなどの場合、60 Hzだと少し物足りないと感じる人がいるかも知れません。私の腕前だと特に問題ないですけど。

通信まわりではWi-Fi6(ax規格)に対応し、入出力ポートの数と種類も十分と言えます。マウス製品の場合、ポートが足りない、と感じることはめったに無いですね。

サイズはそれほど小さいとは言えません。むしろ15.6インチノートとしては若干大きめと言えるでしょう。ただ、ゲーミングノートの場合、モバイルノートと違って、小さければいいというものでもなく、筐体(特にキーボード面)の堅牢性であるとか冷却性能も重要になってきますので、一概に大きめだから悪い、とは言えません。

2.筐体

マウス G-Tune E5
正面から見たところです。特に下部のベゼルが太いと感じます。ただし、これはPC利用時に目線を上げる効果があると思いますので、使いやすいとも言えますね。左右ベセルに関してはそこそこ細いです。

マウス G-Tune E5
天板です。G-TuneのゲーミングPCは比較的シンプルな天板デザインになっていますが、この製品もロゴ以外の装飾がない、シンプルなものになっています。

マウス G-Tune E5
キーボードです。テンキーのついた日本語配列で、キーピッチは19 mm、キーストロークは約1.8 mmと開示されています。また、バックライトはRGB(カラフルなもの)ですが、Per-Key RGB(個々のキーのバックライト色を任意に変更できるもの)ではないようです。

マウス G-Tune E5
マウス G-Tune E5
側面と前後面です。この製品は背面にも入出力ポートがあり、HDMIや有線LAN、電源ポートなど、抜き差しの頻度の低いものが背面に配置されています。しかし、厚みは結構なものですね…。

マウス G-Tune E5
底面です。いまやすっかり珍しくなった着脱式バッテリーが採用されています。この製品はゲーミングノートなので、電源に繋ぎっぱなしということが多くなるかと思いますが、それでもバッテリーがヘタったら交換できる、という構造はありがたいですね。

3.価格など

マウス G-Tune E5
マウス G-Tune E5はマウスコンピューター公式サイトで販売中で、8月4日現在の価格は149,800円(税込み164,780円)です。標準構成だとRAMが8GBになりますので、ここだけは16GBにカスタマイズしておくほうがいいと思います。

このスペックであれば、ほとんどのPCゲームが高いグラフィック設定でプレイできると思います。一方でディスプレイのリフレッシュレートに関してはFPSゲーマーで腕のいい人には少し物足りないかもしれませんね。また、筐体は少し大きめでどっしりした感じになっていますので、自宅などでじっくりゲームをプレイしたい人に良さそうです。ただ、少し高くなりますが、冒頭でお知らせした、よく似た名称の「G-Tune E5-144」のほうは筐体もコンパクトでディスプレイも高リフレッシュレートなので、予算があればE5-144のほうがよりよい選択になるかもしれないです。

4.関連リンク(マウスコンピューター)

G-Tune E5

スポンサーリンク