記事にアフィリエイト広告を含みます

マウス DAIV-NG5810 / NG5820 - 15.6インチでGeForce RTX搭載のクリエイターノートに4K有機ELディスプレイ搭載モデルが追加されました

マウス DAIV-NG5810 / NG5820
マウスコンピューターのクリエイターPCブランド「DAIV」に4K解像度の有機ELディスプレイを搭載する「DAIV-NG5820」が追加されました。NG5820は既存モデルのNG5810のバリエーション追加と言えるものになっていて、そういえばNG5810の紹介記事も未掲載(その前のNG5800以降記事にしていませんでした…)だったので、この機会にNG5810も合わせてご紹介します。というかディスプレイの仕様以外は両者同じ構成なんですけどね。

スポンサーリンク

1.スペック

マウス DAIV-NG5810 / NG5820
この製品は「クリエイターノート」です。ゲーミングノートとして使うことも可能ですが、ゲーム用なら同じマウスでも「G-Tune」というブランドから選ぶほうが適切だと思います。

マウスコンピューターはBTOパソコンメーカーなので、この製品もOS、RAM、ストレージなどをカスタマイズして注文することが出来ます。CPUは第9世代のCore i7-9750H(Coffee Lake)で、ゲーミングノートにも使われている高性能なものです。GPUはGeForce RTX2060で、最新世代かつゲーミングPC用としても中上位クラスのものが搭載されています。

RAMは最低で8GBですが、カスタマイズにより最大で32GBまで増量でき、ストレージも2基搭載可能です。注文しうる最大の容量は「2TB SSD + 2TB SSD」となります。ご予算が許す人はどうぞ…。

NG5810とNG5820の相違点はディスプレイです。NG5810はIPS(相当)のFHD解像度でクリエイターノートらしく「NTSC比 約72%液晶(参考値 sRGB比換算 約102%に相当)」という豊かな色域を再現します。一方NG5820は有機ELディスプレイで解像度は4K(3,840 × 2,160)となります。ここがゲーミングノートとは性格が異なる点で、リフレッシュレートよりも解像度・そして色域の広さが重視されています。

入出力ポートはマウス製品らしく充実しています。USBポートの数だけでなく、映像出力も合計で4系統(HDMI、MiniDP、Thunderbolt、USB Type-C)あります。

この製品はモバイルノートではないので、バッテリー稼働時間についてあまりシビアになる必要はないかもしれませんが、ディスプレイの仕様により、稼働時間がかなり変わってきます(4Kディスプレイのほうが稼働時間が短い)ので、購入される場合はこの点も念頭に入れておきましょう。

サイズはでは横幅が360 mmを切っていますので、横幅だけを見れば15.6インチノートとしてはかなり小さいほうということができます。ただし、厚みは結構ありますし、重量も2.4 kgと、決して軽いほうではありません。

2.筐体

マウス DAIV-NG5810 / NG5820
ご覧の通り、左右のベゼルが非常に細くなっています。ゲーミングノートやクリエイターノートでもベゼルを細くしてゲームプレイ時や作業時の画面への没入感を高める、というのが最近のトレンドです。

スポンサーリンク

マウス DAIV-NG5810 / NG5820
天板はごくシンプルで、ゲーミングノートのような派手さはありません。

マウス DAIV-NG5810 / NG5820
キーボードです。107キーの日本語配列で、キーピッチは約18.2 mm、キーストロークは約1.8 mmです。バックライトは白だけ…と思ったら「15カラーLED」とのこと。イルミネーションとかの機能があるのかは不明です。

マウスコンピューターはキーボード品質に強いこだわりがあり、この製品でも打鍵は非常に快適にできるものと思います。配列を見ると、右側のShiftキーがちょっと小さいかな、と感じますが、ノートPCなので多少のクセというか不自然さは「慣れ」で解決するしかないでしょうね。

マウス DAIV-NG5810 / NG5820
タッチパッドにはマウスのこだわりポイントである2つの物理クリックボタンがついていて、タッチパッド内には指紋センサーも装備します。なんか見た感じ、スマホの「ディスプレイ埋込み式」みたいに見えますが、マウスの説明によれば「目立たなくしました」ということなので、おそらくセンサーそのものは普通のタイプだと思います。

3.価格など

マウス DAIV-NG5810 / NG5820はマウスコンピューター公式サイトで販売中で、7月25日現在の価格はNG5810(FHDディスプレイ)が189,800円(税込み204,984円)から、NG5820(4Kディスプレイ)が229,800円(税込み248,184円)から、となっています。記事中に「両者の違いはディスプレイだけ」と書きましたが、ベースモデルのRAMとストレージの構成には違いがありますので注意して下さい。

この製品はゲーミングノートとしても使える性能を備えていますが、ディスプレイにコストがかかっていますので、ゲーム目的ならG-Tuneから製品選びをするほうがいいでしょう。また、以前はゲーミングノートとクリエイターノートの違いが「製品名だけ」というケースが多かったのですが、最近はゲーマーのニーズ、クリエイターのニーズに応えるべく、スペックの差別化が進んできているようですね。

4.関連リンク(マウスコンピューター)

DAIV-NG5810/DAIV-NG5820シリーズ
icon

スポンサーリンク