mouse DAIV 7N － 17.3インチでデスクトップPC用のCore i9を搭載可能！ノートPCとしてはこれが最高性能？

マウスコンピューターがクリエイターノート「DAIV 7N」を発売しました。マウスは以前から「モンスター級」のノートPCを手掛けていますが、このDAIV 7Nも「まさにモンスター」なノートPCです。というか「これでも一応ノートPC」という感じの巨大で超ハイスペックな製品です。

1.スペック

CPUはデスクトップ用のCore i7もしくはCore i9です。型番の末尾に「K」がつくものはオーバークロックにも対応します。GPUはノートPC用ですが、GeForce RTX2080SUPERと、最高性能のものが搭載されています。RAMは標準で32GB、カスタマイズにより最大128GB、ストレージは標準で1TBですが、M.2 スロットが3つあり、RAID構成も可能、最大で6TBまで搭載可能です。

ここまでの構成を見ると、ゲーミングPCとしても「ハイエンドもいいところ」ですが、DAIVブランドなので、ディスプレイの仕様はゲーム向けではありません。17.3インチの4K解像度で、Adobe RGB比100%の発色性能を誇ります。

クリエイターノートとしてレンダリング処理やRAW現像など、高負荷の操作が可能なほか、ゲーミングPCとしても抜群の性能を発揮してくれるはずです。4画面に4K出力可能ですし、この製品でうまく動作しないゲームがあるのだとしたら、それは「そのゲームのせい」と言っても差し支えないでしょう。

通信系では無線でWi-Fi6に対応し、有線・無線ともKillerのチップを採用しています。また、入出力ポートも「てんこ盛り」で、特に映像出力系がすごいですね。

で、サイズです。横幅だけは40センチを切っていて、17.3インチノートとしては少し小さめながら、厚さ4センチオーバー、重量も4キロオーバーと、「規格外の大きさ」ですね。CPUもデスクトップ用ですし、冷却面などを考慮してのサイズ、ということで納得しましょう。というか、ぜひ実物を見てみたいです。

2.筐体

もはや「コンパクトにまとめる」ということを放棄したかのようなサイズ感ながら、ディスプレイのベゼルは（下部ベゼルはともかく）細く、超高品質なディスプレイへの没入感を高めてくれるように思われます。

天板です。筐体素材は不明ですが、これだけの大型・重量級の製品ですから、金属素材であろうと思います。ヒンジ後部のオーバーハングも大きく、通気口も目立ちますね。ガジェット好きなら誰もが「カッコいい！」と思うんじゃないでしょうか。

あまりにカッコいいので、ヒンジを閉じたところも掲載します。イルミネーションも搭載されているようですね。

キーボードです。この製品は17.3インチサイズですが、この画像を見ると、どうやら15.6インチノートと同じレイアウトのようです。「日本語バックライトキーボード、Per-Key RGB（個別キーのバックライト色を設定可能）、キーピッチ約 18.2mm/ キーストローク約1.8mm」とのことです。

それと、タッチパッド内に指紋センサーも装備しています。この製品はハイエンドノートですが、顔認証には対応しません。

側面、背面と入出力ポートの構成です。

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スペック説明のところでも書きましたが、この製品は映像出力ポートが豊富で、本体液晶を含み最大で4画面の4K出力が可能です。クリエイターにもゲーマーにもうれしい機能と言えるでしょう。

3.価格など

mouse DAIV 7Nはマウスコンピューター公式サイトで販売中で、12月11日現在の価格は379,800円（税込み417,780円）から、となっています。うーん、もちろん高価といえば高価ですが、これだけのスペックのノートPCなんで、ひょっとすると割安なのかもしれません…。

私達一般ユーザーにとっては「これ買ってどうすんの？」というのはあるんですけど、スペック表を確認し、筐体画像を見てしまうと、いっぺん触ってみたくなりますよね。「メカとして超カッコいい」です。

4.関連リンク（マウスコンピューター）

DAIV 7N － ハイエンドデスクトップの性能をノートサイズに凝縮したクリエイターPC