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Microsoft Surface Go 4 - Intel N200を搭載する10.5インチのコンパクトSurface、法人向けモデルのみです

Microsoft Surface Go 4
Microsoftがコンバーチブル2 in 1 PC「Surface Go 4」を発表しました。先日掲載した海外ニュース記事で触れられていた通り、個人向けモデルはなく、法人向けモデルのみとなりました。

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Surface Go 4の外観とサイズは従来モデルのSurface Go 3と同じです(重量が若干異なります)。筐体デザインや使用感についてはこちらのレビュー記事をご参照ください。
Microsoft Surface Go 3の実機レビュー - 最小サイズでも品質はしっかりSurface、メインで使えるモバイル2 in 1です

1.Surface Go 4 概要

スペック表

  Surface Go 4
OS Windows 11 Pro/ 10 Pro
CPU Intel N200
外部GPU なし
RAM 8GB
ストレージ 64GB/128GB/256GB UFS
光学ドライブ なし
ディスプレイ 10.5 インチPixelSense(1,920 x 1,280)タッチ
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.1
入出力 USB3.1 Type-C、オーディオジャック、microSDカードリーダー、Surface Connect、タイプ カバーポート
カメラ イン1080p(顔認証)/アウト8MP(1080p)
バッテリー 最大12.5時間
サイズ 245 x 175 x 8.3 mm
重量 521 g

バリエーションモデル

・64GB:86,680円
・128GB:102,080円
・256GB:117,480円
※Microsoftストアのもの
※税込み価格。タイプカバーとSurfaceペンは別売りです
※上記価格にはOffice H&B(43,980円)を含みませんが、セットしないとWeb購入ができません

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コメント

冒頭記載の通り、Surface Go 4は「法人向け」のみとなりましたが、MicrosoftストアにはWeb販売ページがあり、私が実際に途中まで注文手続きをしてみたところ、問題なく購入ができそうでした。ただし、「本製品は法人のお客様を対象としております。 ご注文の際は、注文内容の確認ページ 手順 1: 配送の『名前または会社名』欄に、会社名をご記入ください。会社名の記入がなかった場合は、ご注文が取り消される場合がございます。」という注意書きがありましたので、「やるとしてもダメ元」になっちゃうかなあ、あるいは個人事業主ということなら買えるかなあ、などと思いました。

また、Web購入の場合は製品価格に加え、Office Home&Business 2021のバンドルが必須となりますので、例えば64GBモデルを購入する場合は86,680円+43,980円=130,660円から、ということになります。それと、基本的にタイプカバー(キーボード)は必須、ペンもセットされる人が少なくないと思いますので、実際にはさらに価格が上がることになると思います。ただし、Officeなしでも購入はできるようで、Web販売ページに「Office 無し・本体のみをご希望のお客様は、窓口までお問い合わせください」という記載がありました。

従来モデルSurface Go 3からの大きな変更点はCPUの型番です。

Microsoft Surface Go 4
左がGo 4に搭載されるIntel N200、右の2つが従来モデルに搭載されていた型番です。Core i3-10300Yってこんなに性能が低いの?という気もしますが、一応Passmarkが公表しているスコアです。これを見る限り、従来モデルから大きく性能アップしているものと思われます。

また、RAMとストレージの構成も変わりました。RAMは(4GBがなくなって)8GBのみとなり、ストレージは従来モデルに設定のあった128GB SSDが廃止され、すべてUFSです。また、256GBという容量も設定されました。ただし、法人向けモデルでは従来から256GB SSDという設定がありましたけどね。

また、現時点ではLTEモデルはラインナップされません。ディスプレイは従来モデルと同じ仕様です。

Surface Go 4はCPUの型番変更のほか、交換可能なパーツが増えました。Microsoftの説明によれば、

・ディスプレイ
・バッテリーと背面カバー
・キックスタンド
・ヒンジ
・マザーボード
・microSDXC カード リーダー
・タイプカバー コネクタ
・フロント カメラ
・背面カメラ
・Windows Hello カメラ
・スピーカー

とのことです。なお、製品ページにはこのような説明がありました。

カスタマー リプレイスメント ユニット (CRU: Customer Replaceable Unit) は、Surface 認定デバイス リセラーから購入することができます。部品は、Microsoft のサービス ガイドに従って、適切なスキルを持ったIT技術者がオンサイトで交換できます。デバイスを開いたり、修理したりすると、感電、火事、怪我のリスクや他の危険性が伴うことがあります。自分で修理する場合は、慎重に行ってください。修理中に生じたデバイスの損傷は、Microsoft の標準保証またはハードウェア 延長保証プランの対象とはなりません。交換可能な部品とサービス オプションの提供の有無は、市場および/または最初の製品発売時期によって異なる場合があります。

このあたりも個人利用が難しそうです。個人でも交換パーツが簡単に入手できるのかもわかりませんし、よほど知識のある人でないとディスプレイとかマザーボードの交換をするのは難しいだろうと思います。

2.Surface Go 4 価格など

Microsoft Surface Go 4はMicrosoftストアやMicrosoftストアの販売代理店で取り扱いがあり、上にも記載しましたが、価格は下記のとおりです。

・64GB:86,680円
・128GB:102,080円
・256GB:117,480円
※Microsoftストアのもの
※税込み価格。タイプカバーとSurfaceペンは別売りです
※上記価格にはOffice H&B(43,980円)を含みませんが、セットしないとWeb購入ができません

Web購入の場合はOfficeのバンドルが必須になりますので、タイプカバーやペンも合わせると15万円を軽く超えると思います。256GBモデルなら20万円近くまで行きそうですね。サイズ感なんかは素晴らしい製品だと思いますが、さすがにちょっと高いかなあ、と…。

まあ、法人が大量購入する場合は定価なんてあってないようなものでしょうからねえ。無理して個人購入に挑戦することもないかな、と思います。

3.関連リンク

【PR】法人向け Surface Go 4icon:Microsoft

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