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Lenovo ThinkPad X1 Nano - ThinkPad史上最軽量の13インチモバイルノート!迷わず「買い」だ!

Lenovo ThinkPad X1 Nano
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。えー、世の中には「ガジェクラ(ガジェット・クラスター)」と呼ばれる人たちがいて、正確な定義は知りませんし、定義に興味もありませんが、私の理解では「スマホマニア、スマホおたく」です。ガジェクラの人はスマホを数台、いや10台以上持っていたりして「そんなに使わんでしょ?」と思ったりもするのですが、個人の趣味なので、私が文句を言う筋合いではありませんし、こういう人は個人的に好きです。

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と、冷めたことを書いてしまいましたが、気がついたら私の手元にも4台のスマホがあります。始末の悪いことに、ノートPCはもっとたくさんありまして、どう考えても折り合いよく使いわけることはできそうにありません。さらに始末の悪いことに本日「もう一台ノートPCが欲しい」と思いました。これじゃあガジェクラの人をとやかく言うことなどできません。

その「もう一台欲しいノートPC」が今回ご紹介する「ThinkPad X1 Nano」です。そして、そう思うのは私だけではなく、読者の過半数も同じ気持ちになるのではないか、と推察いたします…。

1.スペック

  ThinkPad X1 Nano
OS Windows 10 Home / Pro
CPU Intel Core i5-1130G7/ Core i7-1160G7
外部GPU なし
RAM 8GB/16GB
ストレージ 256GB/512GB/1TB PCIe NVMe M.2 SSD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 13インチIPS (2,160 x 1,350
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth
入出力 USB Type-C(Thunderbolt 4)× 2、オーディオジャック、(nanoSIMスロット)
カメラ Webカメラ(720p)顔認証対応
バッテリー 稼働時間 最大約22.8時間
サイズ 292.8 x 207.7 x 13.87 mm
重量 907-939 g

ThinkPadシリーズは基本的に注文時に細かくシステム構成をカスタマイズできます。X1 Nanoも同様で、OSのバージョンやCPU(これはベースモデルからの選択となります)、RAM/ストレージ容量などをカスタマイズ可能です。

CPUは第11世代(Tiger Lake)のCore i5/Core i7ですが、型番が他社のノートPCでよく見かけるものと少し違います。開発コードネームは「Tiger Lake」なのですが、いうなれば「Tiger Lake-Y(正確な呼称ではありません)」つまり、以前のCore mプロセッサーの流れをくむ超省電力タイプです。ということで、Core i5-1135G7やCore i7-1165G7よりも少し性能は控えめと思われますが、内蔵GPUはIris Xeですし、ビジネスやプライベートで使っていて不満を感じるようなものではないでしょう。

RAMはCore i7を選択すると16GBのみ、Gore i5では8GBもしくは16GBを選べますが「オンボード」という表記があるので、購入後の増設は困難です。8GBだと心配、という人は必ず注文時に16GBを選ぶようにしてください。ストレージは256GBから1TBまでのSSDが選択可能ですが、レノボはストレージの価格が割高に思われ、256GBから512GBに増設する場合の追加料金は定価ベースだと27,500円、割引後の価格でも17,875円(12月10日現在の割引率による。購入のタイミングで多少変わります)しますので、256GBで我慢したくなりますねw

ディスプレイは13インチのIPS液晶で、解像度は2,160 x 1,350と高精細、アスペクト比も16:10と、一般的なノートPC(アスペクト比16:9)よりも少し縦方向に長くなっています。また、「Dolby Vision、100% sRGB対応」という説明もあり、発色性能も高くなっています。なお、12月10日現在だとタッチ対応ディスプレイの選択肢はありません。

ThinkPad X1 NanoはThinkPadとしては「ありえないくらいの軽量筐体」ですが、そのせいもあって入出力ポートは足りません。USB Type-Cが2つあるだけ。いずれもThunderbolt 4と高規格で、ディスプレイ出力も可能ですが、充電ポートも兼ねています(急速充電対応)ので、いくつか周辺機器接続をする場合はハブを用意する必要があります。

また、通信まわりではWi-Fi6に対応し、LTEモジュール及び5G対応モジュール(nanoSIM)も設定されますが、12月10日現在、まだ5G対応はしていません(近日追加されるとのこと)。

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で、サイズですが、「小さくて薄くて軽い」ですね。これまでのThinkPadシリーズ(タブレットは含みません)で最軽量なのはX1 Carbonの1.09 kgだと記憶していますが、X1 Nanoはなんと907 gです(モバイル通信対応モデルは939 g)。サイズと重量は、一部製品を除き、ThinkPadシリーズの数少ない弱点でしたが、X1 Nanoは(X1 Carbonと並び)見事に「大きくて重い」というイメージを壊してくれました。

2.筐体

Lenovo ThinkPad X1 Nano
正面から見たところです。単体でこのアングルから見るとあまり「小さい」というイメージは湧かないですね。ディスプレイが縦方向にやや長いほかは、「普通にThinkPad」です。

Lenovo ThinkPad X1 Nano
天板です。側面に目をやると薄さが際立っていると感じますが、天板そのものはやはり「普通にThinkPad」です。個人的には「ある意味安心」しました。

Lenovo ThinkPad X1 Nano
現状、カスタマイズ画面にある表記は「トップカバー:ブラック・ペイント・カーボン」となっていて、選択肢もなく、実物がどっちなのか判然としませんが、この画像のように「カーボン調の柄」の天板デザインも存在するようです。個人的な推測ですが、おそらくひとつ上の画像、つまり「普通の黒無地」の天板デザインがデフォルトだと思います。

Lenovo ThinkPad X1 Nano
ヒンジは180度開口します。これは他のThinkPadシリーズと同様の構造です。また、この画像では英語キーボードになっていますが、日本語/英語配列を選ぶことができ、バックライトと指紋センサーも装備しています。

キーボードに関してはキーピッチやキーストロークの開示がなく、横幅が30センチ以下と小さいこともあり、若干狭いかも、とは思いますが、「ThinkPadのキーボード」なのであまり心配いらないでしょうね。ただ、ぜひ試してみたいという気はします。

それと、なぜかキーボードの選択画面でLTE有無(表記はWWAN)を選ぶようになっているんです。それはいいとして、WWANのオプション料金がたったの2,200円と表記されていました。ただ、実際は12,155円(12月10日現在の割引後の金額。購入のタイミングで多少変わります)の差額が発生するのを確認していますので、購入の際はご注意ください。

Lenovo ThinkPad X1 Nano
一応底面の画像もありました。ユーザーが手軽にメンテナンスできるような開口部(ハッチ)はありませんね。また、画像の一番下にスピーカーグリルが見えます。

Lenovo ThinkPad X1 Nano

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側面と入出力ポートの配置です。ご覧の通り、非常にスリムですね。スペック説明のところでも書かせていただきましたが、ポートの数は不足しています。また、この製品はnanoSIMスロットがあるはずですが、側面には見当たりません。おそらくX1 CarbonやX13のように背面にあるんだろうと思います。

3.価格など

ThinkPad X1 Nanoは12月9日からレノボ直販サイトでの販売がスタート(毎日サイトを確認していました)し、12月10日現在の価格は税込み180,180円から(37%OFF)、となっています。なお、この価格は「ナイトクーポン」適用のもので、おそらく週末のクーポン価格とほぼ同じと思われます。ちなみに平日日中の価格だと税込み185,900円になっていましたので、購入される場合は平日の夜(22時以降)か週末(土日もしくは土日祝)にされることをおすすめします。

12.5インチの名機「X2●●」なき今、13インチというのはThinkPad現行モデルでは最小サイズです。また重量についてはレノボ自らが「ThinkPad史上最軽量」と称しています。一通りの製品説明をさせていただいたいま、多くを語るまでもないですね。この製品は「買い」です。

4.関連リンク

ThinkPad X1 Nano:Lenovo

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コメント

  1. 匿名 より:

    どうしても左下のFnキーが許せない…