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Lenovo ThinkPad 10が正常進化!やっぱりきたね、CherryTrail

ThinkPad 10がCherryTrailに
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。ついにその日が来ましたね!「ThinkPad 10」がニューモデルになります。現時点では機種発表があった、というだけで、正式な発売日や価格はわかりません。それどころか日本での発売そのものも未定、ということになっています。まあ、確実に日本で販売されるでしょうけどね。新型ThinkPad 10は最初からWindows10を搭載しての発売となります。なので、当然Windows10の正式リリース以降の発売ということになり、もう数カ月は待たなくちゃいけないようです。取り急ぎ、公表されている範囲でご紹介します。

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1.スペック

ThinkPad 10 スペック表

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補足します。基本的に現行のThinkPad 10をかなりの部分で踏襲しています。最大の変化はもちろんCPUにCherryTrailを搭載していることですね。Surface3と同じZ8700が上位モデル、Z8500が下位モデルとなります。

RAMとストレージの構成は変化がなく、それぞれ2/4GBと64/128GBのままです。ディスプレイ解像度も1920×1200と変化がなくサイズもほんのコンマ何ミリか厚くなった程度でほとんど変わりません。ちなみにサイズ変化はこんな感じ。

既存:256.5 x 177 x 8.95 mm, 590g
新型:256.5 x 177 x 9.1 mm, 617g

CPU以外の変更点としては無線LANがac規格対応になったことと、カメラ性能がなぜかダウン(アウトカメラが800万画素から500万画素に変更)した、ということくらいです。

やっぱThinkPadなんで、パフォーマンスがどのくらいアップするのか気になるところです。下記リンクにCherryTrailのベンチマーク結果がありますので、まずはご覧ください。

Surface 3でAtom x7-Z8700の実力をチェック:PC Watch

この記事によれば、Surfaceにも搭載されているAtom Z8700のPC Mark 8の総合スコアはAtom Z3770の1.5倍とのことです。テスト機種はCPUだけでなくRAMとか他の部分も違っているので、この差がCPU性能だけによるものとは言えませんが、それでも「大幅な性能向上」と言っても間違いじゃないでしょう。特にグラフィック関係がレベルアップしているみたいで、個人的にWindowsタブレットの泣き所というか性能面でのボトルネックはグラフィック性能なんじゃないか、と思っているので、体感的にもかなり速く感じられるかもしれません。

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2.筐体

ThinkPad 10 筐体

筐体については公表画像が少ないため、確実なことは言えませんが、おそらく既存モデルと一緒なんじゃないかと思います。上の画像、筐体上面と底面が非対称ですよね。このディテールは既存モデルの特徴でもあり、専用キーボードとの接続性を考慮したものと思われます。サイズは厚さだけがちょっと異なりますが、これって突起部分の処理を変えたくらいのレベルじゃないかと思います。重量については内部的な変更によるものでしょう。CPCが根本的に変わっちゃいますからね。

3.価格は?発売時期は?

米国での価格は549ドル(約68,150円)から、となっていますが、いつものごとくMicrosoft Officeのバンドル方法が日米で異なるので、7万円以下となるのかは未知数です。ただ、このクラスには強敵Surface3が控えてますから、Surfaceの価格をにらみながらの設定になるんだろうと思われます。MicrosoftストアにおけるSurface 3の価格は

LTEモデル・RAM2GB・ストレージ64GB: 88,344円(税込み)
LTEモデル・RAM4GB・ストレージ128GB: 99,144円(税込み)

となっています。ThinkPad 10ではLTEモデルの取り扱いが不明ですが、RAMとストレージの組み合わせはSurfaceと一緒なんだろうと思いますから、

Z8500・RAM2GB・ストレージ64GB: LTEなしで8万円弱、LTEありだと9万円弱
Z8700・RAM4GB・ストレージ128GB: LTEなしで9万円弱、LTEありだと10万円弱
※ともにOfficeつき

ってとこでしょうかね?まだ先の話ですけど。

発売時期ですが、昨年のThinkPad 10の場合、3ヶ月くらい日米のタイムラグがありました。しかし、今回はWindows 10を載せての新発売ですから、ひょっとしたらWindows 10 と同時発売という可能性もありそうです。

今回、ThinkPad 10が発表されたことにより、ThinkPad 8のほうも気になりますよね。北米ではもうThinkPad 8は販売していません。なので、今回は同時に発表されなかっただけ、そのうち日本でCherryTrail化が発表される、と考えるのか、悲観的なシナリオとしては、北米で撤退した以上、8インチのThinkPadに後継機なし、と考えるのか。うーん、どうなるかなあ。

4.関連リンク

Lenovo ThinkPad 10:米国Lenovoによるスペックシート
THINKPAD 10:Lenovoジャパンの製品紹介ページ

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