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Lenovo Legion 550Pi - 15.6インチ、ゲーミングブランド「Legion」のエントリーモデルが一段とカッコよく、一段とハイコスパになりました!

Lenovo Legion 550Pi
レノボが15.6インチゲーミングノート「Legion 550シリーズ」を発売します。実はつい先日、レノボはThinkPadシリーズなどの2020年モデルを大量に発表していますが、ウインタブの紹介記事の掲載方法だと一度にすべてご紹介するのが困難なので、発売日が近いものから順次ご紹介していきます。あと、レノボの場合、直販モデルの仕様とか価格情報は発売日にならないとわからない、というのもありますしね。その意味ではこの記事を書いている5月28日深夜の時点だと、このLegion 550の詳細仕様や価格情報がはっきりとはわかっていませんが、どうかご容赦ください。

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1.スペック

Lenovo Legion 550Pi
Legion 550シリーズは Core iプロセッサー搭載の「550i」、AMD Ryzen搭載の「550」、そしてWeb販売限定モデルの「550Pi」の3種類がありますが、今回はWeb限定モデル「550Pi」に絞ってご説明します。550と550iもWeb直販モデルが出てくる可能性がありますし、特にRyzen搭載の550はウインタブとしても気になるところではあるのですが、発売予定日が7月17日からと、かなり先なので、この記事ではとりあえずパスします。

CPUは第10世代(Comet Lake-H)のCore i5/Core i7と、2020年モデルらしくなっています。GPUはGeForce GTX1650/1660Ti/2060の3種類があり、最新型番のGTX1650Tiは「550i」のほうに設定されています。Legion 550シリーズはLegion Y540の後継モデルと思われますので、ゲーミングノートとして「エントリー~ミドルレンジ」くらいの位置づけと言えます。それは搭載するGeForceの型番からもうかがえますね。

RAMは8GB/16GBで、メーカーのスペック表だと最大で32GBまでの増設が可能です。ストレージは512GB/1TB SSDです。RAM8GBというのはゲーミングノートとしてはやや不足気味と感じられますので、できれば16GBにしておくほうがいいだろうと思います。

ディスプレイは15.6インチのIPS液晶、FHD解像度で、リフレッシュレートは60Hzと144Hzが設定されています。この記事を書いている5月28日夜の段階では直販モデルがカスタマイズに対応するのか不明ですが、従来モデルのY540はカスタマイズが可能であったことから、この550Piもカスタマイズができるものと思われます(ただし、発売直後ではなく、少し経ってからカスタマイズ可能になる場合もありえます)。

通信まわりではWi-Fi6(ax規格)に対応し、入出力ポートも割と充実しています。USBポートが合計で4つあり、映像系ではHDMIのほか、USB Type-Cポートがディスプレイ出力に対応します。

サイズのほう、従来モデルのY540と比較すると、横幅が3ミリほど大きくなったものの、奥行きと厚さに関しては若干小さくなっています。また重量の2.3 kgというのは変更ありません。なので、可搬性という点ではY540と大差ないものと思われます。

2.筐体

Lenovo Legion 550Pi
実はこの製品、Webカメラがありません。そのせいもあって、左右だけでなく、上部のベゼルも細くなっています。なかなかカッコいいですが、ある意味Legion 550Piは「このアングルから見たときだけ普通」と言えなくもないです。

Lenovo Legion 550Pi
天板と筐体後部です。Y540もそうでしたが、この製品もDELLのALIENWAREのようにヒンジがやや前方についていて、後部のオーバーハングが大きくなっています。ノートPCとしてはかなり個性的なデザインと言えるでしょう。

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Lenovo Legion 550Pi
こちらは550Piではなく550i(Intel CPU)と550(AMD CPU)です。550シリーズはすべて同一の筐体と思われますが、Web直販モデルの550Piのみロゴマークが異なり、筐体色も異なります(550Piはアイアングレー、550と550iはファントムブラック)。

Lenovo Legion 550Pi
横から見るとこんな感じですね。個人的には「強そう」に感じられます。

Lenovo Legion 550Pi
キーボードです。最近15.6インチのゲーミングノートではテンキーを廃止するものが増えていますが、550Piにはテンキーが残りました。また、この画像は英語配列になっていますが、日本仕様は日本語配列です。バックライトも装備されるものの、ゲーミングノートによく見られるRGB(カラフルなもの)ではなく、ホワイトバックライトとなります。

Lenovo Legion 550Pi
底面です。通気口のデザインが個性的ですよね。また、ユーザーがメンテナンスできる開口部(ハッチ)はありませんが、開口自体は容易にできそうです。それと、左右にスピーカー穴も見えます。

Lenovo Legion 550Pi

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入出力ポートの配置です。Legion 550Piは両側面と背面にポートがあります。というか、「ほとんど背面」ですね。ただ、両側面に使用頻度の高いUSB Type-Aポートを1つずつ装備していますので、使い勝手は非常に良さそうに思われます。

3.価格など

Lenovo Legion 550Piは5月29日からレノボ直販サイトで発売されます。価格は102,000(税込み112,200円)から、とアナウンスされていて、おそらく「Core i5 / GTX1650 / RAM8GB / 512GB SSD / 60Hzディスプレイ」という仕様がこの価格になるのだろうと思います。また、レノボのお約束、といいますか、基本的に割引クーポンが用意されるはずなので、実際にはもう少し安くなると思われます。また、もし下位のバリエーションモデルでも注文時の構成カスタマイズが可能であれば、思いのほか低価格で好みの構成に仕上げられるかもしれません。

LegionのY540やY7000は市場最安値を競うレベルでコスパが高い製品でしたから、この550Piの実売価格にも期待ができます。また、独特の筐体デザインにも磨きがかかり、より個性的でカッコいいゲーミングノートになったと思います。

4.関連リンク

Legion 550Pi

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コメント

  1. fiberlaser より:

    前シリーズでは、SSDと同時に、1TBのHDDが搭載されたモデルがありました。550iの仕様を見ても、記載は無く。HDDはあった方がうれしいのですが。情報は追々分かるものなのでしょうか?

    • wintab より:

      こんにちは。これ、記事修正したいと思います。現状直販モデルが発売され、仕様詳細が明らかになりましたが、いまのところカスタマイズに対応していないようです。近日中にカスタマイズモデルが出そうな気もするんですけどね。