PIPO W11 - こんどのPIPO「全部入りタブレット」は11.6インチのSurfaceタイプ、しかも激安!

PIPO W11
ウインタブで中国メーカー「PIPO」の製品といえば「X10/X12」ですが、普通のタブレットとか2 in 1もちゃんと手がけてまして、中でも「W1 Pro」はエントリークラスながら当時の最新スペックを搭載し、キーボードとスタイラスペンが付属するという「全部入りタブレット」として人気でした。

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今回紹介する「W11」は「W1 Pro」とはデザインもスペックも異なりますが、やはり「全部入り(キーボードとスタイラスペンが付属するという意味です)」で、その割にお値段がかなり低く抑えられています。

1.スペック

PIPO W11
CPUはGemini LakeのCeleron N4100です。エントリークラスのCPUとしては最良の選択肢でしょう。Core mとかCore iプロセッサーには及ばないものの、Celeronとしてはトップクラスの性能だと思います。

RAMは4GB、ストレージは64GB eMMCと、最近の中華PCが比較的大容量のSSDを搭載する傾向の中、若干容量が小さめです。また、この製品にはDIYでストレージを拡張できるM.2 スロットなどはありません。ただし、microSDカードリーダーは装備されています。

ディスプレイは11.6インチのIPS液晶、FHD解像度なので、数値的には文句なしです。また、この製品には充電式のスタイラスペンが付属し、ペン入力も可能です。ただし、製品ページには筆圧対応について言及はありません。先代の「全部入りタブ」W1 Proは筆圧に対応していましたが、精度は決していいとは言えず、イラスト用途に使える品質ではありませんでした。そこから想像すると、おそらくこの製品のスタイラスペンも筆圧に対応するのではないか、と思います。そして、品質の方はあまり期待できないですね。PIPOがどこまで品質を改善してくれているか、ということに期待です。

入出力ポートは「かなりすごい」ですね。11.6インチサイズのタブレット筐体でありながらType-Cを含みUSBポートが3つ、microHDMIもあります。それと、ここは賛否両論あるかもしれませんが、独立したDC-INがありますので、充電しながらすべてのUSBポートが使えます。そのかわりACアダプターを持ち歩かなくちゃいけないですけどね。なお、USB Type-Cでの給電が可能かどうかは不明です。

2.筐体

PIPO W11
11.6インチサイズでアスペクト比が16:9(一般に小型のタブレットはアスペクト比16:10であることが多いです)なので、やや横長に見えます。Windowsボタンは一般的なセンサータイプのもので、横持ち時には右ベゼルに配置されます。

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背面はブルーです。上にも書いたとおり、入出力ポートは11.6インチタブレットとしては非常に充実しています。筐体素材は不明ですが、おそらくアルミ合金と思われます。

PIPO W11
キックスタンドの形状は一般的なSurfaceタイプとは異なり、HP Spectre x2のような細いバー状のものが装備されます。

PIPO W1 Proのレビュー経験から言うと、この製品で少し心配なのは筐体の剛性です。W1 Proは外観のデザインはよく、見た目の質感も悪くなかったのですが、「ちょっとねじるとミシミシ言う」くらいの頼りなさがありまして、そこが不満点でした。PIPO製品すべてが華奢であるとは言いませんが、この製品は装備の割に価格が低く抑えられていますので、やはり剛性という点での不安は残ります。

PIPO W11
キーボードとスタイラスペンです。キーボードは物理接続で、Surfaceシリーズと同様にカバーも兼ねる構造です。ちょっと見た感じ、右下の方向キーが窮屈に見えますが、全体的な配列は悪くないと思います。11.6インチサイズなので、打鍵していて非常に窮屈ということもないでしょう。

PIPO W11
キーボードを装着すると、やっぱりSurfaceっぽいです。

3.価格など

PIPO W11は中国の通販サイト「geekbuying」で販売中で、2月26日現在の価格は278.99ドル(31,836円)です。冒頭にも書いたとおり、この価格にはキーボードとスタイラスペンを含みます。めちゃめちゃ安いですよね…。

スペックの新しさや入出力ポートの充実ぶり、そして必要なパーツがあらかじめ付属しているというのは大きな魅力です。一方で記事中に指摘したとおり、コストダウンの結果筐体品質にシワ寄せが来ていないか、という点は少し心配です。もともと中華タブや中華ノートは購入時に若干の不安をいだきつつも、価格の安さに惹かれて購入するというケースが多いと言えますが、この製品もそれに当てはまると思います。そこが面白いんですけどね。

4.関連リンク

PIPO W11:geekbuying

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