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Onda OBook10 - 人気のデュアルブート機がWindows + Remixになった!

oBook 10がWindowsとRemixに
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。単一型番の製品としてはおそらく「oBook 10」がいちばんよくウインタブで紹介している中国タブレットなんじゃないか、と思います。この3月にウインタブで実機レビューをしていますし、読者レビューもお願いしています。この頃はまだOSはWindowsのみのシングルブート機でしたが、その後Android 5.1とのデュアルブートとなり、つい最近では「あえて」CPUをBayTrail世代のAtomに戻しつつOSをRemix OSのシングルブートに換装し、価格を大きく引き下げた「oBook 10 SE」も登場しています。

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で、今回はまたまた新しいバージョン「Windows 10 + Remix OS」のデュアルブートとなったoBook 10を紹介します。

1.スペック

OS: Windows 10 64ビット + Remix OS 2.0
CPU: Intel Atom X5-Z8300
RAM: 4GB
ストレージ: 64GB
ディスプレイ: 10.1インチIPS(1,280 × 800)
ネットワーク:  802.11b/g/n、Bluetooth
カメラ: インのみ2MP
入出力: microUSB3.0、microHDMI、DC電源アダプタ、オーディオ、microSD
     フルサイズUSB(キーボード側)
サイズ:
(タブレット) 25 x 16.48 x 0.8 cm / 重量 575 g
(キーボード) 25 x 17 x 1.5 cm / 重量 530 g
バッテリー: 6000mAh、最大稼働時間6時間
※キーボードは別売り

基本的にスペックは従来のoBook 10と変わりません。またサイズはGEARBESTの表記が少し異なっていますが、どう見ても筐体が従来のものと同じですし、重量なんかは実機レビューをした際の実測値575 gで合ってると思います。あえて辛辣なことを書きますが、中国タブレットはたまにスペック表と大きく異なる重量だったりするので、正直なところ信用できません。ただ、Onda製品に関してはそのような経験はしていないので大丈夫だと思いますし、この製品のOS違いのものはウインタブで重量確認済みなので信用していいです。

OSは上に書いたとおりWindowsとRemix OS 2.0のデュアルブートです。Remix OSのバージョンはAndroid 5.1ベースとなる「2.0」ですが、近い将来おそらくOTA(Windows Updateのようなもの)で3.0にアップグレードできるのではないか、と思います。

CPUはCherryTrail世代のAtom Z8300、RAM4GBと、先日記事にしたRemix OS専用機の「oBook 10 SE」とは異なり、ある意味正統派の中国10インチ、という感じです。ストレージは64GBありますので、デュアルブート機ではあってもWindows側で30GB程度の空きは確保されていると思うので、Anniversary Updateへの移行は容易かと思います。

oBook 10はキーボードが別売りなのですが、専用のキーボードの品質がよく、ヒンジもついているため、キーボードも一緒に購入することを強くおすすめします。その前提では拡張性も確保されており(キーボード側にUSBポートがあります)、かなり使い勝手が良くなります。

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2.筐体

ONDA oBook 10 キーボード接続
筐体については変更がないものと思います。なので、oBook 10について知識がある人にはつまらない内容かもしれません。この製品はキーボードが別売りですが、使い方の提案としてはキーボードを接続する前提になっています。実機レビューの際、キーボードも一緒にレビューしたのですが、タブレットとしても実用性が高いとはいえ、やはりキーボードを接続した状態だとほぼ完全なノートPCとなるため、デザイン面でも実用面でもキーボードがあったほうがいいですね。

ONDA oBook 10 別売りキーボード
これがキーボードです。さすがにノートPC以上の品質とまでは言えませんが、多少の慣れを必要とするものの、実用性は高いです。

Onda oBook 10 Remix OS 各部名称
各部名称です。タブレット側にはフルサイズのUSBポートがついていませんが、DC-INが独立していますので、microUSBポートは塞がることがないです。あと、すごく細かい話なのですが、microSDスロットは画像の位置ではなく、実際にはその反対側(筐体下面のキーボードコネクターの右)に配置されています。

3.価格など

Onda oBook 10は中国の通販サイト「GEARBEST」で販売中です。なお、Remix OSではなく、従来通りAndroid 5.1を搭載したモデルも併売されています。

oBook 10(Windows + Remix): 168.52ドル(18,925円)
oBook 10(Windows + Android): 165.14ドル(18,546円)
oBook 10 SE(Remix OSのみ): 122.23ドル(13,727円)
専用キーボード: 38.65ドル(4,341円)
※SEのみCPU、RAM、ストレージ構成が異なります。

SEについてはWindows非搭載なので、ちょっと事情が異なりますが、Androidを選ぶかRemixを選ぶか、ということは問題ですね。価格はほとんど変わらないので、あとはお好みで、ということになりますが、個人的な経験で言うと、タブレットとしてタッチ操作メインで使う場合はRemixよりも普通のAndroidのほうが使いやすいと思います。一方でキーボード接続時ならよりPCライクに使えるRemixのほうがいいでしょう。

oBook 10はキーボード込みでも23,000円前後で購入でき、ノートPCとしても、タブレットとしても、そして最新のRemixまでも使えるという点で、非常に面白くお買い得な製品だと思います。

4.関連リンク

oBook 10(Windows + Remix)
oBook 10(Windows + Android)
oBook 10 SE(Remix OSのみ)
専用キーボード
※すべてGEARBESTへのリンクです

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