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AYANEO NEXT - Ryzen 7 5825Uを搭載し、よりパワフルになったAYANEO最新モデル

AYA NEO NEXTシリーズ 紹介
こんにちは、かのあゆです。秋葉原にUMPC専門店「ハイビーム秋葉原」を展開している株式会社ハイビームがゲーミングUMPC「AYANEO」の最新モデルとなる「AYANEO NEXT/AYANEO NEXT Pro」の取り扱いを発表しました。

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CPUに「Zen3」世代のRyzen 7 5825Uを搭載し、よりパワフルになったのが最大の特徴となります。また筐体デザインも変更され、より持ちやすくなっています。

1.AYANEO NEXT スペック

スペック表

  AYANEO NEXT/AYANEO NEXT Pro
OS Windows 11 Home
CPU AMD Ryzen 7 5825U
RAM AYANEO NEXT:16GB
AYANEO NEXT Pro:32GB
ストレージ AYANEO NEXT:1TB/2TB
AYANEO NEXT Pro:2TB
ディスプレイ 7.0インチIPS(1,200 × 800)タッチ
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2
入出力 USB-C × 2、3.5 mmイヤホンジャック
バッテリー 47Wh/4100mAh
サイズ 267 × 112 × 30 mm
重量 720 g

バリエーションモデル

AYANEO NEXT
・16GB/1TB
・16GB/2TB
AYANEO NEXT Pro
・32GB/2TB
※左からRAM/ストレージ

コメント

プリインストールされているOSは最新のWindows 11 Homeです。ゲーミングUMPCという性質上、リモートデスクトップサーバー機能やドメイン機能などは必要ないかと思われますが、Microsoft Store経由で後からWindows 11 Proに有償アップグレードも可能です。

日本国内ではまだ先になりそうですが、2月初めにリリースされたアップデートでAmazon AppStoreで配信されているAndroidアプリが動作する「Windows Subsystems for Android」のパブリックベータテストも開始されているので、AYANEO NEXT/AYANEO NEXT ProであればWindows向けのゲームだけでなく、Android向けのゲームも楽しむことができるようになります。

AYA SPACE
またAYANEO NEXT/AYANEO NEXT Proでは専用ユーティリティとして「AYA Space」が用意されており、電源プロファイルの変更や便利なツールをまとめた「クイックツールウィジェット」などの機能が利用可能です。

登場したばかりのRyzen 7 5825Uを搭載
AYANEO 2021ではZen2アーキテクチャのRyzen 5 4500Uが採用されていましたが、AYANEO NEXT/AYANEO NEXT Proではより新しいZen3世代のRyzen 7 5825Uにアップグレードされています。このCPUは1月4日に発表されたばかりの製品で、残念ながら最新の「RDNA2」アーキテクチャベースの内蔵GPUではなく、「Vega」アーキテクチャですが、内蔵GPUとしての性能は十分高いものになっています。RAMはAYANEO NEXTが16GB、AYANEO NEXT Proが32GB、ストレージは1TB/2TB PCIe-NVMe SSDと大容量のものを搭載しているため、お気に入りのゲームタイトルを思う存分楽しむことができます(ストレージ1TBモデルはAYANEO NEXTのみ)。

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ディスプレイは7.0インチHD(1,280 × 800)で、5点式マルチタッチに対応します。ディスプレイの仕様はAYANEO/AYANEO 2021から据え置きとなっていますが、高い性能を備えているとはいえあくまで内蔵GPU搭載機であることを考えると「バランスのとれた」スペックだと思います。色彩はNTSC比76%となっており、550ニトのピーク輝度に対応しているため、ちらつきがなく、優れた画質でゲームを楽しむことができます。

入力デバイスに関しても強化されており、触れていないのに勝手に入力操作が行われてしまう「ドリフト現象」の発生をなくしたホールセンサージョイスティックを新たに採用しています。これはゲーミングPCだけでなく、家庭用ゲーム機に採用されているコントローラーと比較しても高い精度を誇っているとのことです。

ワイヤレスネットワークは802.11a/b/g/n/ac/axとBluetooth 5.2に対応します。

バッテリー容量は4,100 mAhです。バッテリー稼働時間はプレイするゲームタイトルによって異なりますが、公式サイトによるとGTA5をTDP15W設定でプレイした場合2時間稼働するとしています。また60W出力のUSB PD急速充電にも対応しているため、モバイルバッテリーと組み合わせれば外出先でもバッテリーを気にすることなくゲームプレイに集中できます。

電源ボタンに指紋認証センサーを内蔵
AYANEO NEXT/AYANEO NEXT Proでは電源ボタンにWindows Helloに対応する指紋認証機能も搭載されています。持ち運べる携帯ゲーム機型のUMPCということもあり、セキュリティ機能も強化されている点は安心できると思います。

2.AYANEO NEXT 筐体

筐体
筐体デザインはより丸みを帯びたデザインに変更されています。初代AYANEO、AYANEO 2021同様、コントローラーはNintendo SwitchのJoy-Conのように取り外すことはできません。筐体デザインは様々なゲームパッドにインスパイアされたものになっており、握りやすくなっています。「L3」「R3」ボタンはもちろんトリガー式となっているので「Forza Horizon 5」などのレースゲームをプレイする際も細かい操作が可能です。

筐体色
筐体色は「ブライト・ホワイト」「ジェット・ブラック」「ミッドナイト・ブルー」「パステル・ブルー」「シルバー(AYANEO NEXT Proのみ)」の4色展開です。

3.AYANEO NEXT 価格など

AYANEO NEXT/AYANEO NEXT Proはハイビーム公式サイト、Amazon.co.jpにて2022年4月より発売開始となる予定で、価格はAYANEO NEXTが153,800円(税込)、AYANEO NEXT Proが179,980円(税込)です。またハイビーム公式サイトでは予約時に5% OFFとなるクーポンを数量限定で配布しており、さらに予約購入者の中から抽選で10名にAMD公式USBケーブルとHDMI to USB-Cケーブルが当たるキャンペーンも実施しています。

AYANEOよりもCPUの性能が上がったぶん、値段は少し上がってしまったものの、より快適にWindows向けゲームを楽しむことができるようになったと思います。

AYANEOのCEOである「Uncle Tail」ことArthur Zhang氏は「筋金入りの」ゲーマーで、初代ゲームボーイからNintendo Switchに至るまで歴代の携帯ゲーム機のユーザーでもあります。そんなゲーム愛が強い方がCEOをやっていることもAYANEOシリーズの魅力のひとつと言えるでしょう。個人的にも「Forza Horizon 5」などのタイトルが携帯できるのは魅力的なのでかなり気になっています。

4.関連リンク

AYANEO NEXT:ハイビーム
AYANEO NEXT Pro:ハイビーム
AYANEO NEXT/AYANEO NEXT Pro:Amazon

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