AYANEO AIR 1S － Ryzen 7 7840U搭載の小型・軽量なゲーミングUMPC、日本正規版の予約販売がスタート！

株式会社ハイビームがゲーミングUMPC「AYANEO AIR 1S」の国内正規版を発売します。発売日は11月11日の予定ですが、すでにハイビーム公式オンラインストアでは予約販売がスタートしており、通常価格よりも安く購入できる上、専用ハードケースがプレゼントされるなどの特典も用意されています。

なお、この記事ではAYANEO AIR 1S国内正規版のバリエーションと価格についてご説明します。製品詳細についてはこちらの紹介記事をご参照下さい。
AYANEO AIR 1S － 最小・最軽量のWindowsゲーミングUMPCに最高のCPUが搭載されました！

1.AYANEO AIR 1S 国内版の概要

スペック表

バリエーションモデル

オーロラホワイト（16GB/512GB）

ポーラブラック（16GB/512GB）

レトロパワー（32GB/2TB）

コメント

先日の海外版の紹介記事と比較すると、国内版のバリエーション展開はかなり簡素化されています。筐体色が全3色、筐体色ごとにRAMとSSDの容量が決まっています。大容量RAM/SSDにしたい場合はレトロパワーを選ぶしかありません。また、4TB SSDの超大容量モデルは国内版ではラインナップされません。

CPUのRyzen 7 7840Uは現時点のゲーミングUMPCでは「旬」の型番です。構造上外部GPUや高TDPのCPUの搭載が難しいゲーミングUPMCジャンル向けとしては最高性能の型番と言っていいでしょう。

また、海外版ではバッテリー容量が7,350ｍAhと小さく、そのぶん重量が405 gと軽量なモデルもラインナップされていますが、国内版ではそれがありません。そのため、従来モデル（最低で398 g）よりも少し重くなってしまいました。

AYANEO AIRの従来モデルはウインタブで、というか私自身で実機レビューをしています。AYANEO AIRは画像で見ると他のゲーミングUMPCと変わり映えしないように思われますが、実機に触れるとその印象は一変します。「とにかく小さい」ですね。ゲーミングUMPCは7インチ～8.4インチくらいのことが多く、5.5インチというのはジャンルの中では最小クラスです。これに近いディスプレイサイズの製品ではGPD WIN4（6インチ）がありますが、GPD WIN4は物理キーボードを搭載していることもあり、重さ（598 g）はAYANEO AIR 1Sよりもかなり重いです。人気のROG Allyはディスプレイサイズが7インチあり、この画像のようにAYANEO AIR 1Sよりもサイズが大きく、ずっと重いです。

従来モデルのAYANEO AIRの実機レビューでは、独自の設定アプリ「AYA SPACE」の仕上がりがイマイチだった（バグのようなものがあった）ことと、競合製品と比較してパフォーマンスが低かった（レビュー機のCPUはRyzen 5 5560Uだった）こと、そしてディスプレイサイズが5.5インチなので、ゲームタイトルによっては視認性が悪く感じられることを指摘しました。一方で、従来モデルのサイズ感についてはメーカーに敬意を評したくなるくらいに素晴らしいと評価しています。

ニューモデルのAYANEO AIR 1Sは、少なくとも性能面で競合製品に遅れを取ることはないと思われますし、AYA SPACEも「2」に進化しています。5.5インチというディスプレイサイズについては変わっていませんが、ここを大きくしてしまうとAIRがAIRでなくなってしまうので、仕方のないところでしょう。

2.AYANEO AIR 1S 国内版の価格など

AYANEO AIR 1S国内版は11月11日の発売予定で、ハイビーム公式オンラインストアでは予約販売が開始されています。価格は下記の通り。

・オーロラホワイト（16GB/512GB）：129,800円（144,900円）
・ポーラブラック（16GB/512GB）：129,800円（144,900円）
・レトロパワー（32GB/2TB）：163,800円（188,400円）
　※税込み価格
　※カッコ内は通常価格

このように、予約販売期間中は通常価格から15,000円OFFとなるほか、

予約特典として「専用ハードケース、専用ガラスフィルム、ジョイスティックカバー」がプレゼントされます。

AYANEO AIR 1SはゲーミングUMPCとしては最小・最軽量で、しかし最新CPUを搭載してパフォーマンスも高く、個人的には非常に魅力的な製品だと思います。

3.関連リンク

[PR]AYANEO AIR 1S Ryzen 7 7840U：ハイビーム公式オンラインストア