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HP EliteBook 860 G11 レビュー - ビジネスに最適!Core Ultra 7 155H搭載でセキュリティ機能も強力、Webカメラやマイクも高機能

HP EliteBook 860 G11 レビュー
HPの法人向けノートPC「EliteBook 860 G11」の実機レビューです。法人向けではあるのですが、HPオンラインストアでは個人顧客も普通に法人向けPCを購入できますし、「個人ユーザーでもあえてこのEliteBook 860 G11を買う意味がある」と感じられる、非常に魅力的なビジネスマシンです。

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なお、このレビューは日本HPより機材の貸し出しを受けて実施しています。

ここがおすすめ
・法人向けPCらしくOSにはWindows 11 Proを搭載
・CPUは最新・高性能なCore Ultra 5 125H/Core Ultra 7 155H
・HP独自の強固なセキュリティ機能
・再生素材を活用したマグネシウム製の筐体はMIL規格に準拠
・Polyの技術による機能豊富なWebカメラ、マイク、スピーカーはWeb会議の強い味方
・発色の良いディスプレイと長時間使っても疲れない、気持ちの良いキーボード
ここはイマイチ
・ストレージ容量が小さめ(特にCore Ultra 5モデル)
販売サイトはこちら
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この製品はウインタブ読者クーポンの対象になり、販売価格から4%OFFになります。そのため、まずこちら
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HP EliteBook 860 G11 製品詳細icon
からご購入ください。この手順でカート画面に「特別値引き」が表示されます。
※PCのブラウザーでChromeを使うとうまくクーポンが反映されない場合がありました。その場合はブラウザーをEdgeなどに変更してお試しください

1.製品概要

スペック表

  EliteBook 860 G11
OS Windows 11 Pro
CPU Intel Core Ultra 5 125H/Core Ultra 7 155H
外部GPU なし
RAM 16GB(8GB×2, SO-DIMM, DDR5-5600)
ストレージ 256GB/512GB SSD(PCIe NVMe)
光学ドライブ なし
ディスプレイ 16インチ(1,920 × 1,200)非光沢, 400nit
ネットワーク Wi-Fi 6E、Bluetooth 5.3
入出力 USB4 Type-C(Thunderbolt 4)× 2、USB Type-A(5Gbps)× 2、HDMI2.1、オーディオジャック
カメラ Webカメラ(5MP)視野角88度, スライドカバー, 顔認証
バッテリー 56 Wh
サイズ 358.7 x 251.28 x 19.2(最厚部、突起部含まず)mm
重量 1.827 kg

バリエーションモデル

・Ultra 5 125H/256GB
・Ultra 7 155H/512GB
 ※左からCPU/ストレージ

コメント

法人向けモデルということでOSはPro版のみが設定され、CPUにはCore Ultra 5 125H/Core Ultra 7 155Hを搭載します。これらの型番はAI処理チップNPUを搭載し、内蔵GPUも非常に性能の高いIntel Arcです。(特に個人利用の場合)Intel Arcの「とても内蔵GPUとは思えないグラフィック性能」の恩恵は大きいです。法人向けのビジネスPCのレビューではあるのですが、この製品であれば「PCゲームも楽しめますw」。

RAMは全モデル16GB、SSDはCore Ultra 5モデルが256GB、Core Ultra 7モデルが512GBと、特にCore Ultra 5モデルでは容量が心もとなく感じられます。このあたりは法人向けPCっぽいと感じられますね。プライベートな動画とか大容量のゲームを大量にインストールするな!ということだと思います。

ディスプレイは16インチで解像度は1,920 × 1,200と、「いまどき」のアスペクト比16:10の形状です。また、後述しますがこのディスプレイは非光沢タイプで、出先でPCを使う際に気になる「映り込み」が相当に抑えられています。

HP EliteBook 830 G11
Webカメラは5MPと高い画素数です(一般的にはHDカメラの場合約1MP、FHDカメラで約2MPです)。また、マルチカメラ対応(別途外付けのWebカメラが必要です)、マルチカメラ使用時のオートカメラセレクト(ユーザーがどちらのカメラを見ているかをAIが判断し、アイコンタクトを外さない)、輝度の自動調整、オートフレーム(部屋の中で動き回っても常に自分がフレームの真ん中に映し出される)といった機能に対応しています。今やビジネスシーンでWebカメラは必須と言ってもいいくらいですからねえ。 また、マイクも「PCから3 m以内であればどこにいても音量・音質を自動調整」してくれます。音響システムは「Poly」といい、最近は個人向けPCでもBang&Olufsenスピーカーからの置き換えが進んでいるものです。

HP EliteBook 830 G11
HPの法人向けPCは「世界で最も安全なビジネスPC」を謳い、独自のセキュリティ機能を多数搭載しています。BIOSの自然修復とかリカバリメディアを使わないOSイメージの復旧、マルウェア感染をなかったことに、など、文章だと簡単そうに見えますけど「マジかよ!」と言いたくなるような機能ばかりです。これらの機能はもちろん個人利用でも非常に安心できるものですよね。 

今回のレビューでは「さすがにマルウェア感染とかを試すのは無理」でしたが、セキュリティソフトウェアの概要については多少なりともご説明したいと思います。

では、外観から見ていきます。

2.外観と使用感

同梱物

HP EliteBook 860 G11 同梱物
同梱物です。セットアップ手順(スタートガイド)や保証書などのペーパー類とACアダプター、電源ケーブル、ウォールマウントプラグが入っていました。ACアダプターは出力が65Wのもので、この同梱物構成は先日レビューした13.3インチモバイルノートの「EliteBook 830 G11」と全く同じです。

天板と底面

HP EliteBook 860 G11 天板
天板です。筐体はマグネシウム製で天板には90%ものリサイクル素材が使われています。EliteBookシリーズはHPの法人向けPCの中では「ハイエンド」という位置づけなので、中央にはHPのプレミアムタイプのロゴが配されます。

HP EliteBook 860 G11 底面
底面です。中央に通気口があり、左右にスピーカーグリルがあります。

側面

HP EliteBook 860 G11 前面

前面

HP EliteBook 860 G11 背面

背面

前面と背面です。こちらにはポート類やボタン類はありません。シンプルながら側面は丸みを帯びたデザインになっており、ちょっと高級感があります。

HP EliteBook 860 G11 左側面
左側面です。画像左からHDMI2.1、USB3.2 Gen1 Type-A、USB4 Type-C(Thunderbolt 4)× 2です。画像右側に細い筋状のものが見えますが、海外モデルだとここにスマートカードリーダーが搭載されます。ただし、日本仕様はスマートカードリーダーはありません。

HP EliteBook 860 G11 右側面
右側面です。画像左からSIMスロット(日本仕様には5G/LTEモデルが設定されていないため、ここは使用不可です)、セキュリティロックスロット、USB3.2 Gen1 Type-A、イヤホンジャックです。

ディスプレイ

HP EliteBook 860 G11 ディスプレイ
ディスプレイは16インチで解像度は1,920 × 1,200(アスペクト比16:10)です。メーカーの開示に「IPS」という表記はありませんが、実機のディスプレイは視野角が広く、ほぼ確実にIPS相当の液晶が使われていると思います。

ディスプレイの使用感
EliteBook 830 G11のレビューの際にも感じましたが、このディスプレイはビジネス用途にピッタリの仕様だと思います。まず、発色品質は高く、手持ちのモニター(27インチIPS液晶、FHD解像度、100%sRGBのもの)と比較してみたところ、ほとんど変わりませんでした。メーカー開示にはありませんがおそらく100%sRGBくらいの品質だと思います。一方で、最大輝度400 nitと開示されている割にディスプレイはやや暗く感じます(輝度70%くらいの状態です。輝度を100%まで上げれば暗いということはありません)。そのぶん「映り込み」が非常に小さく、また、IPSレベルの液晶の割には視野角がやや狭いと感じられました(視野角については単に狭いというよりも、広いのだが角度をつけると暗くて見にくくなる、という感じです)。このあたりの調整はビジネスマシンとして好ましいものと言えるでしょう。

ディスプレイの発色を微調整するような機能はついていませんが、そもそもの出来が良く、製品特性を考えるとこれで全く問題ないというか素晴らしいと思います。

キーボード

HP EliteBook 860 G11 キーボード

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キーボードです。「日本語: 防滴機能付き 、キーピッチ:18×18mm、キーストローク:1.5mm、JIS標準準拠・ OADG準拠配列、バックライト機能付き、テンキー付き」と開示されています。タッチパッドはやや大きめですね。パームレスト右側に指紋センサーがついています。先日レビューした13.3インチのEliteBook 830 G11との比較ではテンキーを装備しているぶん、キーピッチが若干狭いです(EliteBook 830 G11は18.7×18.7mm)。

HP EliteBook 860 G11

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キーボード最上段に「四角形を3つ重ねたようなアイコン」のついたキーがありますが、このキーはユーザーが任意の操作を割り当てることのできるプログラマブルキーです。

キーボードの使用感
上に書いた通り、EliteBook 830 G11よりもキーピッチは若干狭いです。しかし、実際にしばらくテキスト入力をしてみた感じ、特に狭苦しさは感じませんでした。キーの押下圧はやや大きめ(重い)ですが、重くて疲れてしまう、というほどではなく、むしろ適度な重さと感じられ、とても気持ちよくタイピングができました。キーボード品質は非常に高いと思います。 また、テンキーは横に4列あり(他社製品だと3列のものが増えています)、+やEnterキーが縦長になっています。私は仕事柄テンキーをそれほど頻繁には使いませんが、このテンキー配列だと数値入力の多い方にはとても使いやすいだろうと思います。

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その他

HP EliteBook 860 G11 ヒンジ最大開口
ヒンジは「ほぼ180度」開口します。厳密には180度よりもわずかに小さい(完全に水平にはならない)のですが、実用上は「水平」と言っていいです。そのため、ビジネスミーティングなどの場面でテーブルの向かい側にいる人と容易に画面共有ができます。

スピーカー・マイク・Webカメラの使用感
HPの最新モデルのスピーカーは従来の「Bang&Olufsen」から「Poly」のものに切り替わっています。また、スピーカーだけでなく、WebカメラとマイクについてもPolyの技術が使われています。

HP EliteBook 860 G11 HP Audio Control

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HP EliteBook 860 G11 HP Audio Control

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音響のアプリは従来と同じHP Audio Controlです。少し音楽を聞いてみましたが、Polyのチューニングは音楽用としても優れており、低音から高音までクリアに聴こえます。もちろんWeb会議時の音声もクリアです。ただし、Web会議時の音声というのは音楽鑑賞とは異なり、他製品との音質差を明確に識別できるような性質のものではありません。というか要するに「悪くないけど、すごくいい、ということは実感できない」です。

で、すごいのはマイクのノイズリダクション機能ですね。Web会議(ライターさんにお願いしてWebミーティングをしてみた)中にテーブルなどをカンカン叩いてもその音は相手には伝わらず、音声のみが届きます。「これはすごい!」と思いました。

HP EliteBook 860 G11 Webカメラ

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Webカメラの各種設定は「Poly Camera Pro」という別アプリで行います。…すみません、私は別に顔出しを厭わないのですが、ビジュアル的に読者に喜んでもらえるとも思えませんので、ぼかしを入れています…。このアプリは設定の余地が非常に、非常に大きく(ウインタブ的に過去最高水準)、自分の顔をよく見せるという「装飾系」だけでなく、ズーム(フレーミング)や背景のカスタマイズ、露出など、ビジネス上「実践的」な調整が可能です。

それと、今回は試していないのですが、この製品は「マルチカメラ対応」です。つまり、外付けのWebカメラを接続すると、PC本体のWebカメラで自分の顔を、外付けのWebカメラでホワイトボードや資料などを同時に表示させることができます。

コロナが一段落しても、依然としてWeb会議のニーズは高いと思いますが、EliteBook 860 G11のPoly関連技術(スピーカー、Webカメラ、そしておそらくマイクも)は非常に頼りになる存在と言えます。

3.セキュリティ

HP Wolf Security for Business

HP EliteBook 860 G11 Wolf Security for Business

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EliteBook 860 G11にはHP Wolf Security for Businessというアプリ(ウイルス対策ソフト)が入っています。マルウェアからの保護、脅威の封じ込め、OSレジリエンス(万一の際に最低限の作業でOSをリカバリできる)、アプリケーションの持続性、という項目があります。

残念ながら、このレビューで「例にマルウェアに感染してみる」みたいなことはできませんw そのため、Wolf Securityの実力を実証するようなことは書けないです。Wolf Security for Businessについてはこちらiconをご覧ください。

HP Sure Click Secure Browser

HP EliteBook 830 G11

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また、Sure Click Secure Browserという、独自のブラウザーも入っていました。確認したところChromiumベースのもので、やはりマルウェア対策を目的としたものです。よりセキュアなブラウザーが入っている、というのはうれしいですね。仕事用にはSure Click Secure Browserを使い、プライベートな用途(エンターテイメント用途)ではChromeやEdgeを使う、といった「使い分け」もいいと思います(ただし、プライベートなエンターテイメント用途にこそセキュアなブラウザーのほうが安心、というのはありますけどね)。

このほか、BIOS上に実装されているHP Sure Recover(OSが全く動かなくなった際に、BIOSを自動修復する機能)など、安心できる機能がもりだくさんです。これらのセキュリティ機能に着目してHPの法人向けPCを選ぶ、というのも「大アリ」でしょう。

4.性能テスト

ベンチマークテスト

HP EliteBook 860 G11 MyHP

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ベンチマークテストの実施にあたり、本体を電源に接続し、設定アプリ「MyHP」のシステム制御を「パフォーマンス」モードに、Windowsの電源設定を「最適なパフォーマンス」にして測定しました。

HP EliteBook 860 G11 PC Mark

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表計算ソフトやビデオチャット、画像加工など、実際のビジネスシーンをシミュレートしたテスト、PC Markのスコアです。どちらかというとビジネス系のPCの性能測定で重視すべきベンチマークテストと言えます。このテストではCPU性能の影響が大きいとされますが、テスト内容にグラフィック系のシミュレーションも含むため、外部GPUの性能も少なからず影響します。

参考(過去データから一部抜粋):
MSI Titan GT77 HX 13V(i9-13980HX、RTX4090):9,187
HP Victus 16(i7-13700HX、RTX4070):8,057
ASUS ROG Zephyrus G14 GA403(Ryzen 7 8845HS、RTX4060):7,946
GEEKOM NUC AE7(Ryzen 9 7940HS):7,521
Beelink SER8(Ryzen 7 8845HS):7,446
MSI Prestige 16 AI Studio B1V(Ultra 7 155H、RTX4060):7,298
Lenovo Legion Go(Ryzen Z1 Extreme):6,691
ASUS ROG Ally(Ryzen Z1 Extreme):6,654
GEEKOM XT13 Pro(Core i9-13900H):6,542
MSI Claw A1M(Ultra 5 135H):6,485
HP EliteBook 830 G11(Core Ultra 7 155U):6,392
ASUS Zenbook S 13 OLED UX5304MA(Ultra 7 155U) :6,163
Lenovo Yoga 7 Gen 8(Ryzen 5 7535U):6,021
HP Pavilion 15-eh(Ryzen 7 5825U)5,954
DELL Inspiron 14 5430(Core i7-1360P):5,929
DELL Inspiron 14 5435(Ryzen 7 7730U):5,915
HP Dragonfly G4(Core i7-1355U):5,774
DELL Inspiron 13 5330(Core i5-1340P):5,677
VAIO F14(Core i7-1355U):5,553

レビュー機の搭載CPUはCore Ultra 7 155Hです。EliteBook 830 G11が搭載するCore Ultra 7 155Uよりも性能が高く、Ultra 7 155Hの内蔵GPUはIntel Arc、Ultra 7 155UはIntel Graphics(第13世代CPUに使われていたIntel Iris Xeのリネーム版)なので、個人利用の場合、特にグラフィック系の処理で性能差を感じると思います。

PC Markは「トータルでの性能」をテストするものですが、やはりスコアの方EliteBook 830 G11の6,392とはやや大きめの差がつきました。…まあ、6,000点とかのスコアになるのなら、普通に使っていて全然不満は感じないんですけどね。

HP EliteBook 860 G11
グラフィック性能を測定する3D Markのスコアです。ゲーミングPCでは最も重要になるテストと言えますが、レビュー機は外部GPUを搭載しておらず、スコアは低めになります。

参考1(Core Ultra搭載機)
MSI Prestige 16 AI Studio B1V(Ultra 7 155H):3,959、8,363、29,843
HP Spectre x360 14-eu(Ultra 7 155H):3,924、8,338、24,476
MSI Claw A1M(Ultra 5 135H):3,454、7,235、24,791
HP EliteBook 830 G11(Core Ultra 7 155U):2,319、5,162、19,024
ASUS Zenbook S 13 OLED UX5304MA(Ultra 7 155U):2,280、5,121、19,020
※左からTime Spy、Fire Strike、Night Raidのスコア
※Prestige 16は外部GPUを動作させずに測定したもの

参考2(外部GPU非搭載のノートPC・ミニPC)
GEEKOM NUC AE7(Ryzen 9 7940HS):3,362、7,776、29,076
Beelink SER8(Ryzen 7 8845HS):3,330、7,908、29,873
GEEKOM Mini IT13(Core i9-13900H):1,947、5,428、19,991
GEEKOM XT13 Pro(Core i9-13900H):1,946、5,440、19,477
dynabook GZ/HW(Core i7-1360P):1,786、4,991、16,779
HP Dragonfly G4(Core i7-1355U):1,760、4,859、16,891
Lenovo ThinkPad X13 Gen 4(Core i7-1355U):1,658、4,709、14,122
Lenovo ThinkBook 15 Gen 5 (AMD) (Ryzen 5 7530U)1,281、3,137、13,730
※左からTime Spy、Fire Strike、Night Raidのスコア

スコアは外部GPU非搭載機としては高いのですが、他のCore Ultra 7 155H搭載機と比べると少し低めです。とはいえ、EliteBook 860 G11はビジネスマシンですし、仮にゲームをする場合でも他のCore Ultra 7 155Hとは体感差はほとんど無いだろうと思います。まあ、その気になればそこそこのPCゲームは楽しめます。

HP EliteBook 860 G11
SSDの読み書き速度を測定するCrystal Disk Markのスコアです。PCIe4.0 ×4接続の数値としては可もなく不可もなく、というところです。ただし、ビジネスPCのストレージ速度としては文句なしの速さです。

バッテリー駆動時間

ウインタブではバッテリー駆動時間の測定で特定のソフトウェアは使っておらず、実際に1~2時間ほどバッテリー駆動で普段使いをしてみて消費量を確認しています。今回も下記の設定で普段使いをしてみました。

Windowsの電源モードを「トップクラスの電力効率」に、設定アプリMyHPのパフォーマンス設定を「Smart Sense(PCにお任せ、というモードです)」に、ディスプレイ輝度を70%に、キーボードバックライトをOFFにして下記の作業を実行。

・画像加工ソフトGIMPで簡単な画像加工を約45分
・ブラウザーでWebサイト閲覧及びテキストライティングを約20分
・ブラウザーでYouTubeを開き、動画視聴を約20分

合計で約85分使用し、その際のバッテリー消費量は19%でした。単純計算だと1時間あたり13.4%ほどのバッテリー消費、バッテリー駆動時間は約7時間半程度ということになります。13.3インチノートのEliteBook 830 G11のレビューでは「駆動時間は8時間~8時間程度」と評価しましたので、それよりは若干短めです。ただ、EliteBook 860 G11は「16インチのスタンダードノートで、CPUはCore Ultra 7 155H(EliteBook 830 G11はCore Ultra 7 155U)」ですから、そもそもバッテリー駆動の頻度はモバイルノートよりも少ないはずです。それを考慮すれば十分な駆動時間を確保できていると評価できます。

発熱とファン音

特に書くことはありませんが一応…。上記のバッテリー駆動時間のテスト時はほぼ無音で発熱も全く気になりませんでした。ベンチマークテストなどPC負荷の高い場面ではさすがにファン音が聞こえますが音量は小さく、発熱もキーボード面上部が多少熱を持つ程度なので、使用感にはほとんど影響がないものと思います。

5.レビューまとめ

HP EliteBook 830 G11はHP公式ストアで販売中で、7月9日現在の価格は194,480円からです。レビュー機の構成「Core Ultra 7/RAM16GB/512GB SSD」という構成だと216,480円です。法人向けPCの場合、この価格に送料3,300円が加算されますが、ウインタブ読者クーポンにより4%の上乗せ割引が受けられますので、送料分を考慮してもそれ以上に安く購入することができます。

先日レビューをした13.3インチモバイルノートのEliteBook 830 G11と同様「本当に気持ちよく使えたPC」でした。まず、私の日常の仕事はPCの負荷が小さく「長文のテキスト入力、Webサイトからの情報収集、画像加工ソフトを使っての簡単な画像加工」くらいなので、Core Ultra 7 155U(EliteBook 830 G11)とCore Ultra 7 155H(EliteBook 860 G11)の性能差を感じる場面はありませんでしたし、何ならCore Ultra 5搭載機であったとしても全く不満を感じません。さすがにIntel N100などとの比較では体感差はありますけどねw

そして筐体の素材やデザイン、しっかり感(堅牢性、あるいは固さ)でも両者の差は感じませんでした。というか筐体に関しては「サイズ違い」でしかないと思います。キーボードにテンキーがあるとか、画面サイズが大きいとかについては、据え置きを前提とする場合はもちろん13.3インチモバイルノートよりもずっと快適です。一方で携帯性に関しては当然13.3インチのほうがはるかに上です。

EliteBookシリーズ2機種に共通する気持ちよさに「ディスプレイの発色が良く、仕事用には適切な輝度で映り込みも小さいので目に優しい」とか「キーボードの打鍵感が気持ちいいので、長文のテキスト入力をしても疲れないしストレスも感じない」という点が挙げられます。これらはメーカー製品ページのスペック表を見ても読み取るのが難しく、実際に使ってみなければわかりにくいことです。

あと、Polyの技術が使われているWeb会議系の機能は素晴らしいものでした。ビジネスでWeb会議の機会が多い方には大歓迎されると思います。それと「セキュリティ関連の機能が非常に充実していること」は良く理解できるのですが、レビュー中にこれらの機能のお世話になることはなく(あったら大変)、しかしユーザーには「お守り」的な安心感を与えてくれると思います。

6.関連リンク

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