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富士通 LIFEBOOK AH(WA3/G2)レビュー - 光学ドライブ搭載で「とっても使いやすい」国内大手メーカーのスタンダードノート

富士通 LIFEBOOK AH(WA3/G2)
富士通LIFEBOOK AHの実機レビューです。LIFEBOOK AHシリーズは光学ドライブを搭載する日本の大手メーカーが得意とする「全部入り」の15.6インチスタンダードノートです。今回レビューするのはAHシリーズのWEB限定カスタマイズモデル「WA3/G2」で、カタログモデルとは異なり、注文の際にシステム構成のカスタマイズができるのが魅力です。

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ここがおすすめ
・安心の国内大手メーカー製品
・期待を裏切らない高いパフォーマンス
・光学ドライブ搭載の15.6インチとしては軽量(1.7-1.9 kg)
・ストロークが深く、使いやすいキーボード
ここはイマイチ
・外資メーカー製品よりもちょっとお高め(価格)
販売サイトはこちら
LIFEBOOK AHシリーズicon:富士通WEB MART
LIFEBOOK WA3/G2icon:富士通WEB MART

1.LIFEBOOK AH スペック

スペック表

  LIFEBOOK WA3/G2(AHシリーズ)
OS Windows 11 Home / Pro
CPU  Intel Core i3-1115G4/Core i7-1260P
 RAM 8GB/16GB/32GB/64GB(DDR4-3200)
外部GPU なし
ストレージ 256GB/512GB/1TB SSD (PCIe)
光学ドライブ Blu-ray ドライブ(スーパーマルチドライブ機能対応)
DVDスーパーマルチドライブ
ディスプレイ 15.6インチ(1,920 × 1,080)
ネットワーク 802.11a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.1
入出力 USB3.2 Gen2 Type-C × 2、USB3.2 Gen1 Type-A × 2、HDMI、LAN(RJ-45)、SDカードリーダー、オーディオジャック
カメラ Webカメラ(92万画素)
バッテリー 45Wh/51Wh(約9.4時間)
サイズ 360 × 235.5 × 25 mm
重量 1.7-1.9 kg

※他にWAB/G2という、CPUにAMD Ryzen 3 5300U/Ryzen 7 5700Uを搭載するモデルもありますが、この記事では割愛させていただきます。

レビュー機の構成

Windows 11 Home/Core i7-1260P/RAM64GB/1TB SSD/フルフラットファインパネルという構成でした。

コメント

冒頭記載の通り、WA3/G2は注文時に「OSのバージョン、CPUの型番、RAM容量、SSD容量、光学ドライブの種類、ディスプレイの仕様」を選択可能です。ただし、最初に選ぶのはディスプレイ仕様で、「フルHD・スーパーファイン液晶」と「フルHD・フルフラットファインパネル(ベゼル部分に段差がない)」から選択し、ここで「フルHD・フルフラットファインパネル」を選ぶとCPUでCore i3は選べません。また、Core i3を選択する場合、筐体色がプレミアムホワイトのみとなり、バッテリー容量も45Wh(Core i7モデルは51Wh)となります。

RAMとSSDの選択肢は多く、光学ドライブを搭載しつつも筐体重量は1.7 kg-1.9 kg(選択するディスプレイによって変わります)と比較的軽量に仕上がっており、筐体色も…

富士通 LIFEBOOK AH(WA3/G2)
ブライトブラック、メタリックブルー、ファインシルバー、プレミアムホワイトの4色から選べます。なお、ディスプレイにフルフラットファインパネルを選ぶ場合、およびOSでWindows 11 Proを選ぶ場合はブライトブラックのみとなり、プレミアムホワイトはCore i3モデルの専用色です。

2.LIFEBOOK AH 外観

富士通 LIFEBOOK AH(WA3/G2)ACアダプター
ACアダプターは90Wと、外部GPU非搭載のノートPCとしては比較的大出力で、サイズはやや大きめ、実測重量は電源ケーブル込みで369 gと少し重いほうです。

富士通 LIFEBOOK AH(WA3/G2)天板

富士通 LIFEBOOK AH(WA3/G2)底面
前面と背面です。レビュー機の筐体色はブライトブラックでした。筐体は樹脂製ですがカチッとした作りになっていて安っぽさは感じません。前面の左下に富士通のロゴがあり、底面には画像下の両サイドにスピーカーがあります。LIFEBOOK AHは底面にステレオスピーカーを搭載しています。

富士通 LIFEBOOK AH(WA3/G2)前面

富士通 LIFEBOOK AH(WA3/G2)背面
前面と背面です。前面(上の画像)の左端にLEDインジケーターが、中央にはヒンジ開口を容易にするための突起があります。背面にはポート類やボタン類はありません。

富士通 LIFEBOOK AH(WA3/G2)右側面
右側面です。画像左からSDカードリーダー、USB Type-A、光学ドライブ、DC-INジャックがあります。

富士通 LIFEBOOK AH(WA3/G2)左側面
左側面には画像左から有線LAN、USB Type-C、通気口をはさみHDMI、USB Type-A、そしてイヤホンジャックがあります。なお、この製品のUSB Type-Cポートは「データ伝送のみ」に対応し、映像出力や給電/充電はできません。

富士通 LIFEBOOK AH(WA3/G2)キーボード

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キーボードです。「108キー、JIS配列準拠、キーピッチ約18.4 mm、キーストローク約2.5 mm」と開示されています。他社の一般的な15.6インチノートと比較するとキーピッチはわずかに狭く、キーストロークは深めです。配列は素直でクセは感じられませんが、強いて言えばスペースキーが少し小さめです。

富士通 LIFEBOOK AH(WA3/G2)キーボード
キーボード面の上部にはHDMIやINTERNET、MENUなどと書かれたボタンがついています。例えばMENUボタンを押すと…

富士通 LIFEBOOK AH(WA3/G2)

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「@メニュー」という、初歩的な使い方をガイドしてくれるアプリが開きます。

富士通 LIFEBOOK AH(WA3/G2)キーボード
キートップの側面は透明になっています。富士通ではこれを「プリズムクリア」と呼んでおり、デザインアクセントになっています。一方でバックライトは装備していません。

キーボードの使用感

上でご説明した通り、LIFEBOOK AHのキーストロークはやや深いと感じました。ここはお好みの問題ではありますが、深すぎてイヤ、という人は少数派だと思います。個人的には違和感はなく、むしろこのくらいの深さのほうがしっかり「タイピングしている感触」があるので好感を持てました。

ただし、キーピッチが深めであることと関係しているのかもしれませんが、打鍵音は雑味がある、というか、「バシャバシャ」という感じの音になっていて、正直なところあまり気持ち良いとは感じられませんでした。

キートップの側面が透明になっている「プリズムクリア」ですが、視認性が高いなどの効果は実感できませんでした。配列はおおむね素直といえ、使っていて「あのキーどこだっけ」と戸惑うことはありませんでした。さすが国内大手メーカーのキーボード、という感じです(ウインタブでは国内大手メーカーのキーボードは総じて高評価です)。

富士通 LIFEBOOK AH(WA3/G2)ディスプレイ
正面から見たところです。レビュー機は「フルフラットファインパネル」を採用しており、ディスプレイとベゼルに段差のないものになっていました。ベゼル幅は標準的と言え、決して太い方ではありませんが、極細という感じでもないですね。ディスプレイは視野角が広く、ほぼ間違いなくIPS相当の液晶が使われていると思います。また、このディスプレイは「グレア(光沢)」タイプなので、設置場所によっては「映り込み」が少し気になると思います。

なお、この製品のWebカメラには物理シャッターがついており、カメラを使用しないときにはレンズ部分を塞ぐことができます。

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ディスプレイの使用感

ブラウザーで「花」を画像検索し、手持ちのモニター(27インチIPS液晶、SRGB100%の発色品質のもの)と同じ画像を表示させて発色を確認したところ、手持ちのモニターとの比較では原色がやや淡い色味と感じられました。

ただこれ、「複数のディスプレイを横に並べて、ガン見して色味を比較する」とわかるレベルなので、この製品を単体で使う場合にはそんなに不満を感じないと思います。ビジネス利用をはじめ、動画視聴などでも十分な品質だと評価できますが、繊細な色の識別が必要な人にはやや物足りなく感じられるのではないか、と思います。

富士通 LIFEBOOK AH(WA3/G2)リフトアップヒンジ
ヒンジを開口してみました。LIFEBOOK AHはヒンジ開口時に天板が底面に潜り込み、キーボード面に適度な角度がつくリフトアップヒンジを採用しています。

富士通 LIFEBOOK AH(WA3/G2)ヒンジ最大開口
ヒンジを最大開口するとこんな感じです。最近のノートPCはヒンジが180°(水平位置)まで開口できる製品が増えていますが、LIFEBOOK AHは180°開口はできません。個人利用の場合は全く支障はありませんが、打ち合わせ時などに、向かい側にいる人と画面共有する場合は少々不便ですね。

スピーカーの使用感

音響アプリ「Wave MaxxAudio」をオフにした状態だと音質はややこもり気味です。ただ、この製品は「人の声」に最適化されていると思われ、ヴォーカルはクリアで音質も良好です。一方で楽器の音は低音域、高音域ともちょっと安っぽく感じますね。

富士通 LIFEBOOK AH(WA3/G2)Wave Maxx Audio
WaveMaxxAudioを効かせると音質は大きく改善されます。しかし、やはり低音域はやや弱く、エネルギッシュな音楽向きではありません。15.6インチスタンダードノートとしては標準的くらいの品質で、Bang&OlufsenやHarman Kaedonなどの音響メーカーとコラボした他社製品には及ばないと思います。

富士通 LIFEBOOK AH(WA3/G2)
また、LIFEBOOK AHはAIノイズキャンセリング機能を搭載しています。最近の、比較的上位クラスのノートPCの多くはノイズキャンセリング機能を搭載していますので、LIFEBOOK AHが特に優れている、とまでは言えませんが、Webミーティングの際などにクリアな音声を相手に届けることができるのはありがたいところです。

バッテリー駆動時間

はじめにお断りしておきます。今回お借りしたレビュー機は新品状態ではなく、正直なところ「少々くたびれている」感じでした(メーカーさん、ごめんなさい…)。もちろんレビューそのものには全く問題はなかったのですが、バッテリーに関しては劣化している可能性も否定できません。そのため、やや厳しい評価になっていると思います。

ディスプレイ輝度を70%に、音量を30%に設定した状態で、下記の作業をしてみました。

ブラウザー上でYouTubeを開き、音楽鑑賞と動画視聴:30分
テキストエディタで文書作成:20分
画像加工ソフトGIMPで簡単な画像加工:10分
※トータルの使用時間(測定時間)は60分

この際のバッテリー消費は31%でした。単純計算だとバッテリー駆動時間は3時間強となります。メーカー公称のバッテリー駆動時間は約7.6時間と、もともと長時間稼働をアピールしたものになっておらず、ウインタブの経験上、「バッテリーの実稼働時間はメーカー公称値のせいぜい半分程度」なので、割と妥当な結果になったと思います。この製品は15.6インチサイズながら重量が1.7-1.9 kgと比較的軽く、外に持ち出して使うことも十分可能ですが、その際はACアダプターを忘れないようにしましょう。

3.LIFEBOOK AH 性能テスト

富士通 LIFEBOOK AH(WA3/G2)PC Mark

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表計算ソフトやビデオチャット、画像加工など、実際のビジネスシーンをシミュレートしたテスト、PC Markのスコアです。どちらかというとビジネス系のPCの性能測定で重視すべきベンチマークテストと言えます。また、このテストではCPU性能の影響が大きいとされますが、テスト内容にグラフィック系のシミュレーションも含むため、外部GPUの性能も少なからず影響します。

参考(過去データから一部抜粋):
HP Pavilion 15-eh(Ryzen 7 5825U)5,954
ASUS M3700WY(Ryzen 7 5825U):5,905
dynabook RZ/HV(Core i7-1260P):5,564
ASUS Vivobook S 14X OLED(Core i7-12700H):5,528
dynabook AZ/HV(Core i7-1260P):5,503
dynabook GZ/HV(Core i7-1260P):5,468
VAIO SX14(Core i7-1280P):5,452
VAIO SX12(2022)(Core i7-1260P):5,437
MSI Modern 14 C12M(Core i7-1255U):5,366
VAIO SX14(Core i7-1195G7):5,278
ASUS Vivobook 15x OLED X1503ZA(Core i7-12700H):5,244
Lenovo ThinkPad X13(Core i7-1165G7):5,205
Lenovo IdeaPad Slim 550 14(Ryzen 5 5500U):5,076
ASUS Zenbook 17 Fold OLED UX9702(Core i7-1250U):5,074
DELL Inspiron 14 AMD(Ryzen 5 5625U):5,031
ASUS VivoBook 15 K513EA(Core i7-1165G7):5,017
DELL XPS 13 Plus(Core i5-1240P):4,980
dynabook MZ/HS(Core i7-1165G7):4,967
Microsoft Surface Laptop Studio(Core i7-11370H、RTX3050Ti):4,955
dynabook MZ/MV(Core i7-1255U):4,924
dynabook SZ/MV(Core i7-1255U):4,902
HP Spectre x360 14(Core i7-1255U):4,834
HP ENVY x360-bf(Core i7-1250U):4,833
Microsoft Surface Laptop Go 2(Core i5-1135G7):4,066

レビュー機WA3/G2の搭載CPUは第12世代(Alder Lake)のバランスタイプ(P型番)、Core i7-1260Pです。非ゲーミングノート、非クリエイターノートに搭載される型番としては高性能な部類で、PC Markのスコアも「らしい」ものになりました。絶対評価としては「素晴らしいスコア」と言えますし、同じCPUを搭載する他の製品との相対比較では「標準的」というスコアになっています。

富士通 LIFEBOOK AH(WA3/G2)3D Mark
グラフィック性能を測定する3D Markのスコアです。外部GPU搭載のゲーミングPCでは最も重要になるテストで、外部GPU非搭載のPCでは全体的にスコアは低めとなります。

参考:
HP Pavilion 15-eh(Ryzen 7 5825U):-、16,098
HP ENVY x360-bf(Core i7-1250U):10,684、14,119
ASUS Zenbook 17 Fold OLED UX9702(Core i7-1250U):10,931、13,960
※左からWild Life、Night Raidのスコア

つい最近、外部GPU非搭載のノートPC用に使うテストを「Night Raid」に変更したため、過去データが少なくなっていますが、さすがに省電力タイプのCore i7-1250U搭載機よりも高いスコアになっています。また、同時に(3D Markの)Time SpyとFire Strikeもテストしていて、Time Spyでは1,771、Fire Strikeでは4,694というスコアになりましたので、グラフィック設定を落とす前提であればオンラインゲームを楽しむこともできます。

富士通 LIFEBOOK AH(WA3/G2)CINEBENCH R23
CPU性能のみを測定するCINEBENCH R23のスコアです。このテストではGPU(GeForceなど)の搭載有無は影響を受けないとされています。

参考(過去データから一部抜粋):
dynabook AZ/HV(Core i7-1260P):1,809、8,940
ASUS Vivobook Pro 15X OLED K6501ZM(Core i7-12650H):1,806、14,632
MSI Katana GF66 12U(Core i7-12700H):1,800、15,593
MSI Modern 14 C12M(Core i7-1255U):1,797、8,791
ASUS Vivobook S 14X OLED(Core i7-12700H):1,745、11,543
HP Spectre x360 14(Core i7-1255U):1,666、7,671
VAIO SX14(Core i7-1280P):1,661、9,354
MSI Stealth 15M B12U(Core i7-1280P):1,659、13,793
dynabook GZ/HV(Core i7-1260P):1,655、7,586
VAIO SX12(2022)(Core i7-1260P):1,647、8,813
HP ENVY x360-bf(Core i7-1250U):1,636、7,295
dynabook RZ/HV(Core i7-1260P):1,634、8,524
ASUS Zenbook 17 Fold OLED UX9702(Core i7-1250U):1,609、6,424
ASUS ROG Strix G15 G513RW(Ryzen 9 6900HX):1,580、14,830
dynabook MZ/MV(Core i7-1255U):1,558、5,094
dynabook SZ/MV(Core i7-1255U):1,551、5,160
ASUS ROG Flow X16 GV601(Ryzen 7 6800HS):1,543、13,832
ASUS Vivobook 15 OLED K512EA(Core i7-1165G7):1,497、5,555
MSI GP66 Leopard 11U(Core i7-11800H):1,491、12,210
ASUS Vivobook Pro 15 OLED(Ryzen 7 5900HX):1,482、12,108
dynabook MZ/HS(Core i7-1165G7):1,477、5,526
ASUS M3700WY(Ryzen 7 5825U):1,454、9,046
MSI Bravo 15 B5(Ryzen 7 5800H):1,422、11,241
DELL Inspiron 14 AMD(Ryzen 5 5625U):1,364、8,013
Lenovo Legion 560(Ryzen 7 5800H):1,348、11,419
Lenovo IdeaPad Slim 550 14(Ryzen 5 5500U):1,170、6,973
ASUS ZenBook 14(Core i5-8265U):1,023、3,691
HP Pavilion x360(Core i5-7200U):790、1,740

CINEBENCHのスコアも良好です。シングルコアではCore i7-1260P搭載機として標準的、マルチコアでは若干高めのスコアをマークしました。

富士通 LIFEBOOK AH(WA3/G2)Crystal Disk Mark
SSDの読み書き速度を測定するCrystal Disk Markのスコアです。PCIe 3.0 ×4接続の数値と思われ、スタンダードノートとしては文句なしの速度になっています。ExcelとかWordなどのビジネスソフトを使う場合、個人的にはSATA接続(左上のSEQ1M Q8T1のスコアが500くらいです)でも全然不満を感じないので、これだけ高速であればほとんどの用途で快適に使えると思います。

4.LIFEBOOK AH レビューまとめ

富士通LIFEBOOK AHのカスタムメイドモデル「WA3/G2」富士通WEB MARTで販売中で、2月5日現在の価格は税込み107,184円から、となっています。なお、この価格は富士通のMy Cloud会員価格で、さらに製品ページにある3,000円OFFクーポンコードを使用したものです(このクーポンはフルフラットファインパネルを選択する場合は表示されません)。My Cloudは会員登録無料で、登録すると通常よりも大きな割引が受けられますので、購入にあたっては必ず会員登録を済ませるようにしてください。

また、「Windows 11 Home/Core i7-1260P/RAM16GB/512GB SSD/ブルーレイドライブ/フルフラットファインパネル(ディスプレイ)」という構成の場合は188,580円です。

レビューを終えてみて、ほとんど欠点のない製品だと感じました。個人的な好みの話だと「キーボードの打鍵音が気に食わない」と感じた程度ですね。また、今回のレビューではあまり触れていませんが、富士通のPCは入出力ポートが充実しており、LIFEBOOK AHに関しては競合製品よりもポートが多い、ということはなかったものの、それは光学ドライブを搭載しているためであり、光学ドライブ搭載機としてはやはり充実したポート構成になっていると思います。というか、光学ドライブを搭載するノートPCは数が減っており、ニーズのある人にはとてもありがたい製品だとも言えますね。

価格のほう、外資メーカー製品よりも少し高めかな、とは感じられますが、国内大手メーカー製でサポートもしっかりしており、目立つ欠点もない、という点で安心感のある製品だと思います。

5.関連リンク

LIFEBOOK AHシリーズicon:富士通WEB MART
LIFEBOOK WA3/G2icon:富士通WEB MART

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コメント

  1. 匿名 より:

    プリインアプリがどの位あってそれぞれどんなものなのか知りたい。
    メーカー品のPCってプリインアプリいっぱい入ってるけどそれぞれどういうものかさっぱりわからないので使わない事が多くて。

  2. Onji より:

    今どきのノートパソコンのほとんどがマイクロソフトが要求する「モダンPC」の仕様に合わせたものになってしまっています。それに抗うパソコンは、今はもう少数派になっています。
    私が所有するLIFEBOOK AHシリーズの過去機種であるWA3/E3 は、バッテリ-を自分で交換できるタイプのものなのですが、現行モデルではどうやらそれも不可能なようで、残念です。

    でも、Lifebookは、キーボードレイアウトが「カーソルキーが独立していて他のキーと区別しやすい」のが、特にカーソルキーを多用する仕事をしていると大変ありがたい仕様だと考えます。
    コンテンツ作成側の人間(私はソフトウェア開発をしています)としては、もう他のメーカーのキーボードには閉口しており、ノートパソコンを利用するならLifebookかThinkpadかLet’s Noteしか選択肢がないのです。

    匿名さんの質問の「プリインストールアプリ」の件ですが、私はIMEの代わりにプリインストールのATOKを利用しています。はっきり言って便利で、使わない理由はありません。Microsoft IMEのまぬけなところはありません。メール文章の作成時などでもとても楽です。
    それ以外のプレインストールアプリは気にしていませんが、「プリインアプリいっぱい入っている」と気になるほど入っているとは思えません。
    別にそれが問題になることもありませんし、それをわざわざアンインストールするほどの問題があるわけでもありません。私のパソコンは512GB SSD、16GBメモリなので、プレインストールアプリに圧迫されているようにも思えません。
    特に重要なのは、「アップデートナビ」です。これは削除してはいけません。メーカーが提供するドライバーでアップデートがある場合に、このソフトでアップデートするのが一番確実です。
    それ以外のソフトも常駐するものではないので、ストレージの肥やしではありますが、無視しても全く問題はありません。

  3. 匿名 より:

    > 他のメーカーのキーボードには閉口しており、ノートパソコンを利用するならLifebookかThinkpadかLet’s Noteしか選択肢がない
    同意すぎる!

    安い割に性能高いノーパソにいくつも手を出したけど、キーボードが残念なんですよね。
    結局使わなくなってしまう。
    値段が高くても結局その3択になるんですよね。

    バランスが良いノーパソがほしければ ThinkPad、
    軽量を重視する(900gを下回るとノーパソに対する価値観が変わるぞ!)ならLIFEBOOK、
    満員電車に乗るのであれば最強に頑丈な Let’s note、
    がっつり使うのであればもうこれ以外の選択肢はないですね。
    ※ゲーミングに限り話が変わってくるけど・・・