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dynabook CZ/HU・CZ/HV - Dynabook最強のWeb直販スタンダードノート。CPUはAlder Lake-Pで4Kディスプレイ搭載、そしてお買い得価格!なぜプレスリリースを出さない?

dynabook CZ/HU・CZ/HV
Dynabookは店頭向けの新製品(カタログモデル)についてはプレスリリースを出しますが、Web直販モデル(Webオリジナルモデル)についてはプレスリリースを出しません。しかし、ウインタブ読者にご紹介するという目線だと「なぜこの製品にプレスリリースを出さない?」と言いたくなるようなWebオリジナルモデルが発売されています。「dynabook CZ」シリーズのうちの「CZ/HU(Windows 11 Pro搭載)」と「CZ/HV(Windows 11 Home搭載)」です。カタログモデルだと「ニュースタンダードノート」という位置づけの「Cシリーズ」に相当する製品ですが、Webオリジナルモデルのみ第12世代Core搭載モデルが発売されています。しかもこれ、4Kディスプレイ搭載で、価格もかなり控えめなんです。

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1.dynabook CZ/HU・CZ/HV スペック

スペック表

  dynabook CZ/HU・CZ/HV
OS Windows 11 Home / Pro
CPU Intel  Core i5-1240P / Core i7-1260P
外部GPU なし
RAM 16GB(最大32GB)
ストレージ 512GB SSD / 512GB SSD+1TB HDD
光学ドライブ なし
ディスプレイ 15.6インチ (3,840 x 2,160)
ネットワーク 802.11 a/b/g/n/ac/ax、Bluetooth 5.2
入出力 USB 3.1 Gen2 Type-C、USB 3.1 Gen1 × 3、HDMI、SDカードリーダー、LAN(RJ45)、オーディオジャック
カメラ Webカメラ(200万画素)顔認証対応
バッテリー 駆動時間 約7.5時間
サイズ 361.0 × 244.0 × 19.9 mm
重量 1.8-1.9 kg

バリエーションモデル

型番「CZ/HU」はWindows 11 Pro、「CZ/HV」はWindows 11 Home搭載で、それ以外の構成は共通です
・Core i5/RAM16GB/512GB SSD
・Core i7/RAM16GB/512GB SSD + 1TB HDD
※それぞれ「Officeなし」「Office Personal付属」「Office Home & Business付属」を選べます

コメント

CPUは第12世代(Alder Lake)のCore i5-1240P/i7-1260PでRAMは全モデル16GB(2スロットあり、最大32GBまで搭載可)、ストレージはCore i5モデルが512GB SSD、Core i7モデルが512GB SSD + 1TB HDDです。Alder Lakeの「P」型番についてはまだベンチマークスコアが出回っていないのですが、外部GPU非搭載のスタンダードノートとしてはトップクラスの性能になっていると思います。

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そしてディスプレイです。15.6インチでノングレア(非光沢)タイプ、4K(3,840 × 2,160)解像度です!メーカー開示では「IPS」という表現は使われていませんが、さすがにIPS相当のものが使われているでしょう。また、個人的には、ノートPCの場合は様々な場所で使わなくてはならないことを想定する必要もあるので、映り込みの少ないノングレアタイプのほうが望ましいと思っています。なので、このディスプレイ仕様は素晴らしいと思います。

通信まわりではWi-Fi6に対応し、入出力ポートはDynabook製品らしく非常に充実しています。ただし、Thunderbolt 4はついていません。ここのところ続々と発表されているAlder Lake-P搭載PCはことごとくThunderbolt 4非搭載になっていますので、おそらくCPU側の制約でThunderboltにできないのかもしれません。

サイズはタテ・ヨコが先日発表されたプレミアムノート「dynabook T9」と同じで光学ドライブ非搭載のぶんT9よりは薄くて軽く、dynabook Cシリーズとは全くの同寸です(重量は少し異なります)。2022年発表の15.6インチスタンダードノートとしては「標準的」くらいのサイズ感だと思います。

2.dynabook CZ/HU・CZ/HV 筐体

dynabook CZ/HU・CZ/HV
繰り返しになりますが、筐体はdynabook Cシリーズとほぼ同じです。

dynabook CZ/HU・CZ/HV
ただし、サイズ以外の部分はむしろdynabook T9によく似ていて、天板はヘアライン仕上げになっていますし、筐体色はdynabook T9のみに採用されている「プレシャスブルー」です(他の色の設定はありません)。

dynabook CZ/HU・CZ/HV
キーボードです。ここで使われている画像の色は実際には設定がありません。おそらくCシリーズと同じ仕様で「105キー(JIS配列準拠)(テンキー付き)、キーピッチ:18.7mm、キーストローク:1.5mm、抗菌対応」と開示されています。

dynabook CZ/HU・CZ/HV
側面と入出力ポートの配置です。ノートPCの紹介記事でこう書くことは少ないですが「必要なものは全部揃っている」と言っていいでしょう。個人的には(特にThunderboltは必要ではなく、USB Gen2規格で十分なので)文句なしだと思います。

3.dynabook CZ/HU・CZ/HV 価格など

dynabook CZ/HU・CZ/HVはDynabook Directで販売中(出荷予定は3月24日から)で、価格は下記のとおりです。

CZ/HU(Pro版OS)
・Core i5:163,680円
・Core i7:177,980円
CZ/HV(Home版OS)
・Core i5:152,680円
・Core i7:166,980円
※Officeなしモデルの税込み価格です
※Dynabook Direct会員価格(登録無料)

Dynabook Directは会員登録無料で、会員になるだけで非常に大きな割引が受けられますので、購入にあたっては必ず会員登録をするようにしましょう。で、この価格ですが、個人的には「激安」だと思います。Alder Lake搭載のノートPCは現状、高性能なゲーミングノートが多く、価格も第11世代CPU搭載のものよりもワンランク高い、という印象がありますが、この製品はそうではありませんね。しかもこれ、全モデル4Kディスプレイを搭載していますし、RAMも標準で16GB積んでいます。

冒頭に書いたとおり、ウインタブ的には「なぜこの製品にプレスリリースを出さない?」と思いました。いま購入すればおそらく4月には間に合うでしょうし、スペックの新しさと高さ、そして高いお買い得感と、スタンダードノートの購入を検討されている人には最有力候補になるんじゃないかと思います。

4.関連リンク

dynabook CZシリーズicon:Dynabook Direct
CZ/HU(Windows 11 Pro)icon:Dynabook Direct
CZ/HV(Windows 11 Home)icon:Dynabook Direct

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コメント

  1. 匿名 より:

    このスペックに4K液晶のせて20万円切るんですね。確かに安い。
    安いけど、なんか特徴がなくてプレスリリース出しても目立たない機種って感じはしますね。
    このクラスになるとデスクトップに行ってしまう人も多そうですし。

    • wintab より:

      そうかもしれませんけど、ウインタブ読者的には見どころ満載のように思われました。