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Microsoftが簡易ワープロソフト「ワードパッド」の廃止を発表。今後はMicrosoft Word等の利用を推奨

ワードパッド
MicrosoftはWindowsに標準で含まれているワープロソフト、「ワードパッド」を廃止することを発表しました。現時点ではWindows 10やWindows 11の標準アクセサリとしてプリインストールされていますが、今後は搭載されなくなる見込みです。

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1.意外と歴史が長かったワードパッド

Windows NT 3.51の「Microsoft Write」

Windows NT 3.51の「Microsoft Write」画像はWikipediaより引用

ワードパッドはWindows 95/NT 4.0以降のバージョンにプリインストールされているワープロソフトです。1985年にリリースされたWindows 1.0から1992年のWindows 3.1、1994年のWindows NT 3.51まで標準アプリになっていた「Microsoft Write」が前身となっているので歴史は意外と長かったりします。

Windows 95のワードパッド

Windows 95(英語版)のワードパッド

簡易機能しか搭載されていないワープロソフトですが、Windows 3.1/NT 3.51向けにリリースされていたWord 6.0形式(.doc)、装飾などを保持できるワープロソフト共通フォーマットのリッチ・テキスト・フォーマット(RTF)をサポートしていて、基本的な機能は一通りそなわっていました。

Windows 11のワードパッド

Windows 7以降のワードパッド。Windows 11にも引き搭載。

Windows XPまではUI含め大きな変更はなかったのですが、Windows 7ではMicrosoft Office 2007で初登場となったリボンUIが採用され、同バージョンで採用されたOffice Open XML Document(.docx)とOpenOffice/LibreOfficeでサポートされているOpenDocumentFormt(.odt)の読み書きに対応しました。ただしそれ以降は大きな変更は行われていません。

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2.ついに廃止に

Windows 7で大幅なアップデートは行われましたが、それ以降実質開発終了となり後継OSのWindows 8/8.1、Windows 10、Windows 11にも引き続き搭載されていましたが、Microsoftが2023年9月1日に公開した「今後削除される予定の機能」一覧にワードパッドが追加されています(日本語サイトではこの記事を執筆している2023年9月3日の時点ではまだ反映されていません)。

次期大型アップデート(または次期メジャーアップデート“Windows 12”)のプレビュー版となる「Dev」ビルド、「Canary」ビルドでは適用されていませんが、今後ワードパッドは廃止されるため、テキストエディターの「メモ帳」のみ引き続き標準アクセサリとしてプリインストールされる形になると思われます。

3.まとめ 今後は「LibreOffice」「WPS Office」「Word Online」の利用がお勧め

そもそもワープロソフト標準フォーマットとして制定された「RTF」「ODF」フォーマットは少なくともかのあゆが知る限り近年見かけることがなくなったこともあり、ワードパッドが今後削除されても実害を受ける方はかなり少ないかと思われます。場合によってはワードパッドを一度も起動したことがないという方もいるのではないでしょうか。

標準で含まれていたため、パソコン教室ではじめて触ったワープロソフトがWindows 95〜Me、NT 4.0/2000の「ワードパッド」という方も多いのでは?(かのあゆもその一人です)

無料で利用できる代用ソフトとしてはWEBアプリ版「Word Online」、ストアアプリ版「Word Mobile」(ただし無料で編集機能が利用できるのは10インチ未満のデバイスのみ)があります。Microsoft純正にこだわらないのであればオープンソースで開発されている「LibreOffice」、無料版WPS Officeもおすすめです。いずれもワードパッドより高機能なのでプライベートで簡単な文章作成を行う分には特に困ることはないでしょう。

コルタナさんもついに引退へ
なおワードパッド以外にAIアシスタント機能、「コルタナ」(スタンドアロン版)もサポートが終了し、今後Windowsの機能から削除される見込みです(言語設定を日本語にしている場合、すでに利用できなくなっています)。

4.関連リンク

Deprecated features for Windows client:Microsoft Learn

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コメント

  1. PYU より:

    Web上でもWordソフトが開けるようになった今では時代にそぐわないからでしょうかね
    まあWordといっても色々互換性の問題はありますが・・・