Microsoftはサブスクリプションサービス「Microsoft 365」におけるWindows 10への対応を同OSのメインストリームサポートが終了する2025年10月14日付けで終了することを発表しました。Windows 10そのものはメインストリームサポート終了後、個人向け・法人向けともに有償の延長サポートが提供される予定ですが、Microsoft 365 Personal/Familyをサブスクリプション契約してMicrosoft 365 Apps(Microsoft Office)を使用している場合、サポート終了後もWord、Excel、PowerPoint等のアプリケーションは引き続き利用できるものの、セキュリティアップデートや新機能の追加を含む更新プログラムは提供されなくなります。
ただし、(システム要件を満たしていることが条件になりますが)Windows 10からWindows 11に無償アップグレードした場合は引き続き最新の更新プログラムを受け取ることが可能です。
また、買い切り版ライセンスで販売されているMicrosoft Office 2024についてはWindows 10環境でもサポート期間が終了する2029年10月9日までは更新プログラムが提供されます。
Microsoft 365 Apps(Microsoft Office)でもWindowsと同じく、毎月脆弱性が見つかっているため、Windows 10の延長サポートに加入する・しないに関わらず、どうしてもWindows 10環境でWord・Excelなどを使用したい場合は…
・Microsoft 365 Personal/Familyから買い切り版Microsoft Office 2024に乗り換える
・ブラウザアプリ版Microsoft 365 for the webを使用する
・WPS Office、Libre OfficeなどのOffice互換アプリに乗り換える
といった対応が必要になります。
Windows 10の延長サポートは提供期間が最大3年間(2028年10月)までとなっているので、いずれにしてもWindows 11へのアップグレード、またはPCそのものの乗換を検討する方が良さそうです。
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初めてしゃべった言葉が「ソニー・TDK」という筋金入りのガジェットマニア。中学生時代NEC PC-98シリーズに出会ったのをきっかけに本格的にPDAやスマートフォン、PCの世界にはまり込む。リュックには常にPC 2台 + タブレット 1台 + ゲーミングUMPC 1台 + スマホ4台を常備。
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