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DELL Venue 10 Pro - ヒンジつきのキーボードが付属するのがうれしい10インチ2 in 1

DELL Venue 10 Pro
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。DELLが10.1インチのWindowsタブレット「Venue 10 Pro」を発表しました。キーボードが付属するので2 in 1といったほうがいいでしょうね。DELLは10.8インチディスプレイの「Venue 11 Pro」も販売していて、「なんだよ、1インチも違わねえじゃん」という声が出てきそうですが、中身は全然違います。Venue 11 ProのほうはCPUにIntel Core Mプロセッサを搭載した64ビット機で、値段のほうも8万円台からとなっていますが、今回発表されたVenue 10 ProはCPUがAtomで32ビット機となっていて、普及価格帯の製品となります。発表によれば、OSにWindowsを使っているProシリーズが3バリエーション、Android5(Lolipop)を使っている無印シリーズが2バリエーションとなっていますが、この記事ではWindowsマシンについて紹介します。

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なお、販売開始は4月下旬、Amazonとヨドバシカメラで2月27日から先行予約開始、というスケジュールになっています。

1.スペック

DELL Venue 10 Pro スペック表

クリックで拡大します

補足します。本機は3つのバリエーションがあり、OSは32ビット、CPUはIntel Atom Z3735F、RAMが2GBというのは共通で、ここ最近の一般的なWindowsタブレットと同じです。ストレージはスタンダードモデルが32GB、ハイエンドモデルとLTEモデルが64GBで、ディスプレイはスタンダードモデルが1280×800、ハイエンドモデルとLTEモデルが1920×1200となっています。この辺の構成も取り立てて新しい印象はありません。

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また、スペック表にはありませんが、すべてMicrosoft Office Home&Businessが付属し、別売りでアクティブスタイラス(筆圧検知可能)も用意されています。

2.ヒンジつき2 in 1

本機の最も大きな特徴は、ヒンジつきのキーボードが付属することでしょう。私はヒンジのついた2 in 1が大好きなんですけど、現状10インチサイズで比較的低価格なWindowsの2 in 1では「ASUS TransBookシリーズ」と「acer Aspire Switch 10」しか見当たらず、本機は貴重なというか、歓迎すべきヒンジ付きの2 in 1となります。

いまのところ、トップ画像に使っているものしか本機の画像はないのですが、プレスリリースを読んでいると、「マルチアングルが可能なキーボードで、フレキシブルに5つのモードにデザインを変更可」そして「テントモード」という表現があることから、acer Aspire Switch 10のような使い方(タブレット、ノート、ディスプレイ、テントなど)ができるのだと思われます。なので、ヒンジ部分の構造もAspire Switchに近いということでしょう。

3.選択肢が広がるよね

ということで、TransBook(Chi)とAspire Switchのどちらにしようか、と迷っていた人にはもうひとつ選択肢が増えることになります。しかもスタンダード(ストレージ32GB & ディスプレイ1200×800)、ハイエンド(ストレージ64GB & ディスプレイ1920×1200)という、実効性のあるバリエーション展開に加え、LTE SIMフリーという選択肢まで用意されています。LTEモデルを除けば、税抜き4万円台(ハイエンドモデルは税込みだと50,738円)という価格も魅力的です。

価格差を考えるとLTEモデルは別として、どう考えてもハイエンドモデルのほうがスタンダードモデルよりもお買い得な気がしますけど、どう思いますか?

4.関連リンク

『Dell Venueシリーズ』に新しい10.1インチの『Dell Venue 10 Pro』 および『Dell Venue 10』が登場:DELL 公式ブログ

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コメント

  1. takaha(baseball mean より:

    毎日拝見させていただいています。
    昨年8月にacer iconia W4を購入し、以来、タブレットPC派となってしまいました。
    こちらのサイトではタブレットPCに特化された情報を掲載されているので、大変楽しく、そして役立てさせていただいています。

    それにしても……この価格で出ますか。
    現在、8インチタブレットでは画面の小ささによる若干のストレスを感じ、来シーズンが始まる前くらいまでに10インチタブレット(筆圧感知ペン対応)を物色しているところです。
    できるだけ低予算で、となるとなかなか良いものがなくて、現在一番の候補はTOSHIBAのdynabook tab s80なのですが……この記事を見た後でも、dynabookの方がいいと思うのですが(特にTruシリーズアプリ)、しかし、価格の破壊力はこれは抜群ですね。購入するとすれば間違いなくハイエンドでしょう。
    そして、発売予定が4月中旬……なんというか、どちらもどちらもでままならない。(笑)

    で、気になるのですが、アウトカメラはどうなのでしょうか。仕様に関してはアウトカメラには全く触れられていません。以前、Aspire switch 10のHD版も候補に入れていたのですが、アウトカメラがない、ということで先ほどの10インチタブPC候補から外れました。タブPCにとってアウトカメラという入力は重要なファクターだと思うのですが……どうなのでしょうね。

    何か情報がありましたらまたサイト掲載していただけるとありがたいです。

    • wintab より:

      こんにちは、コメントありがとうございます。

      10インチの2 in 1は使い勝手がよく、おすすめです。私はacer Aspire Switch 10を使っていますが、
      これがあればノートPCはいらんな、と思っています。

      東芝のS80はデジタイザ性能が極めて高いと評判なので、若干価格が高いだけの納得性はあると思います。
      Venue 10のアクティブスタイラスは、(私の予想ですが)本体側の機能ではなく、スタイラス側の機能で
      筆圧対応していると思うので、ペンは少し重くなるはずです。

      アウトカメラですが、少し調べた限り、どこにも情報がのっておらず、2月27日の先行予約開始以降に
      ヨドバシのサイトで確認するのが一番いいと思います。DELLって、あんまり製品仕様をちゃんと説明して
      くれないことが多いんですよね。

      記事本文にも書きましたが、私はヒンジ付きの2 in 1が大好きなので、Venue10についても詳細が
      分かり次第改めて記事にしたいと思います。DELLさん、実機を貸してくれるといいんですけどね。

      お力になれず申し訳ありません。今後ともよろしくお願いいたします。