DELL Inspiron 13 7000 2 in 1(7373)レビュー - 13.3インチ、コンバーチブル2 in 1、Inspiron最上位モデルはやっぱり高品質(実機レビュー)

DELL Inspiron 13 7000 2 in 1
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回はDELLのコンバーチブル(キーボード非分離型)2 in 1「Inspiron 13 7000 2 in 1(7373)」の実機レビューです。この製品のレビューに先立ち、クラムシェルタイプの「Inspiron 13 7000(7370)」の実機レビューもさせてもらっていますが、予想通りといいますか、製品としての品質差はあまりありません。ただし、かたやクラムシェル、かたや2 in 1ということで、使い勝手には結構な違いがありますし、ベンチマークスコアの傾向もかなり異なりました(でもこれ、おそらくレビュー機のコンディション不良と思われます)。

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1.スペック

DELL Inspiron 13 7000 2 in 1 スペック表
DELLの製品ブランド「Inspiron」はカバレッジが非常に広く、エントリー(3000)からハイスペック(7000)までをカバーします。この製品は型番に「7000」が入っていますので、Inspironシリーズの中でも最上位となります。CPUは第8世代(Kabylake R)のCore i5もしくはCore i7、RAMは最低でも8GB、ストレージは256GB/512GBです(SSD専用モデルです)。そしてディスプレイはタッチ対応のIPS液晶、FHD解像度です。ウインタブの「上級モバイルノート勝手基準(Core i5/RAM8GB/256GB SSD/FHDディスプレイ)」をすべてのグレードでクリアしているということですね。さすが7000。

入出力ポートの数と種類もまずまずです。合計で3つのUSB 3.1 Gen 1(中身的にUSB 3.0と同じです)ポートにHDMIが装備されます。欲を言えば有線LANも…というのはありますが、モバイルPCなので、これは欲張りすぎですね。また、カメラはWindows Helloの顔パス(顔認証)に対応するIR(赤外線)カメラが装備されます。

サイズのほう、クラムシェルのInspiron 13 7000と比較してみましょう。

クラムシェル: 309.7 × 215.7 × 15.19-16.42 mm / 1.4 kg
2 in 1: 309.6 × 215.7 × 15.51 mm / 1.48 kg

ほとんど同じですね。厚さに関してはクラムシェルのほうが幅をもたせた表示になっていて、これだけ見るとクラムシェルのほうが厚く感じますが、おそらく表記方法の違いで、2 in 1のほうは最薄部が表示されているだけだと思いますので、実際にはほとんど差がないと思われます。ただし、重量に関しては若干(80グラムですね…)2 in 1のほうが重くなっていますが、これはヒンジの構造上やむを得ないと言えるでしょう。クラムシェルも2 in 1も、上級モバイルノートとしてはちょっと重いです。他社の上位クラスのモバイルノートなら、軽いものは1 kgを切り、そうでなくとも1.2 kgぐらいの製品がごろごろしてますから。

DELL Inspiron 13 7000 2 in 1 システム構成
DELL Inspiron 13 7000 2 in 1 ストレージ構成
レビュー機のシステム構成です。Core i7/RAM16GB/512GB SSDを搭載した「スプレマシー」という最上位グレードでした。

2.筐体

DELL Inspiron 13 7000 2 in 1 同梱物
同梱物です。外資系であるDELLを含め、日本メーカーの実機レビューでは必ずしも新品をお借りできるわけではなく、レビュー用に使い回される貸出機を使うことが普通です。このInspironも新品状態ではなかったので、ペーパー類が少しくたびれていますが、もちろん新品を購入する場合はこういうことにはなりません。

本体のほか、冊子類は「クイックスタートガイド」と「安全および認可機関に関する情報」の2種類、ACアダプターと電源ケーブル、そしてアクティブペンが入っていました。ACアダプターと電源ケーブルの重量は270 gで、本体重量と合わせると約1.7 kg程度ということになります。

アクティブペンはグレードによって標準装備になっている場合がありますが、通常はオプション扱い(4,000円、税込み4,320円)です。

DELL Inspiron 13 7000 2 in 1 スタイラスペン
アクティブペンは金属製で、一般的なボールペンやシャープペンシルと大差ないサイズ感でした。ボタンは側面に2つ、電池式でワコム製(互換)ではありません。

DELL Inspiron 13 7000 2 in 1 天板
天板です。この製品にはカラーバリエーションがなく、筐体色は「エラグレー(Era Gray)」のみとなります。やや濃色のグレーという感じで、特にクセのある色ではないので、ビジネスでもプライベートでも抵抗なく使えると思います。筐体素材は天板だけでなく、外板全体がアルミ製で、手触りはサラッとした感じになっていて、気持ちがいいものでした。

DELL Inspiron 13 7000 2 in 1 右側面
DELL Inspiron 13 7000 2 in 1 右側面
右側面です。ちょっとわかりにくいですが、エッジ部分にはダイヤモンドカット加工が施されていて、キラキラしています。側面を見た感じ、一般的なクラムシェルノートと大差ないですよね。ポート類は画像左からSDカードリーダー、USB 3.1、セキュリティロックスロットです。

DELL Inspiron 13 7000 2 in 1 前面
前面にはポート類はありません。他のInspironシリーズと同様に、中央部にヒンジ開口用の凹みがあるのみです。

DELL Inspiron 13 7000 2 in 1 左側面
DELL Inspiron 13 7000 2 in 1 左側面
左側面です。こちらにはポート類がたくさんあります。画像左からDC-IN、USB Type-C、HDMI、フルサイズ(Type-A)USB 、オーディオジャックです。なお、この製品はUSB Type-Cポートからの給電/充電にも対応します。

DELL Inspiron 13 7000 2 in 1 底面
底面です。画像の上側が前面(開口部)、下側が背面(ヒンジ)です。スピーカーは底面の前面寄り左右に配置されています。また、ヒンジ側には通気口がありますね。このレイアウトはクラムシェル版のInspiron 13 7000とほとんどです。

DELL Inspiron 13 7000 2 in 1 キーボード
キーボードです。これもクラムシェル版と同じもので、使用感も変わりません。配列も素直だと思いました。ただし、英語配列キーボードと金型を同じくしている関係と思われますが、EnterキーとかBackspaceキー、右側のShiftキーとその隣のキーだけアイソレーション(独立した配置)になっていません。これに関連して、Backspaceと右Shiftキーのサイズがやや小さく、しいて言えばこのあたりに慣れが必要と思われます。

キーボード面の右上に電源ボタンがありますが、クラムシェル版では指紋センサーも兼ねていたものが、2 in 1だと指紋センサーはつきません。かわりに顔認証の方に対応している、ということですね。

また、この製品のキーボードにはバックライトがつきます。すみません、画像がないのですが、バックライト色は一般的なホワイトなので、クセのようなものはありません。

DELL Inspiron 13 7000 2 in 1 キーボード拡大
キートップはフラットで特に加工はありません。打鍵しやすいキーボードです。

DELL Inspiron 13 7000 2 in 1 正面
ヒンジを開口して正面から見たところです。ご覧のようにXPS 13ほどではないにせよ、ベゼル幅が細く、スタイリッシュな印象があります。

DELL Inspiron 13 7000 2 in 1 ヒンジ180°開口
DELL Inspiron 13 7000 2 in 1 テント形態
コンバーチブル2 in 1のいいところは、ヒンジを180°開口したり、180°以上に開口して画像のようなテントモードにしたりと、フレキシブルに筐体を変形させられるとことです。例えばテントモードにすると、アクティブペンで手書き入力がしやすくなりますし、キーボードが見えなくなり、かつ自立しますので動画視聴の際などには没入感が得られます。

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DELL Inspiron 13 7000 2 in 1 タブレット形態
ヒンジを360°開口するとご覧のようにタブレット(モード)として使うことが可能です。ただし、純タブレットではないのでキーボードはついたままですし、「完全な一枚板」にすることができず、この画像のように隙間ができてしまいます。もちろんキーボード非分離なので重量が軽くなるわけでもありません。なので、コンバーチブル2 in 1はタブレット形態にすることはできても、純タブレットのような使い勝手にはなりにくいと言えます。

3.使用感

「コンバーチブル2 in 1として変形が可能」という点と「ディスプレイがタッチ対応で、アクティブペンを使って手書き入力が可能」という点を除けば、パソコンとしての基本的な機能、使用感はクラムシェル版のInspiron 13 7000と変わりません。なので、使用感についてはクラムシェル版と多少重複する内容になってしまうところもありますので、あらかじめご了承ください。

ディスプレイ

この製品はIPS液晶、FHD解像度なので、視野角、発色は期待通りという感じです。また、最近のDELLの上位モデルは例外なくディスプレイ品質が高く、とにかく発色が鮮やかで、「色が濃い」という感じになります。輝度(明るさ)は標準的だと思いますが、設定で輝度を50%程度にしても十分明るく快適に使えます。一方、ディスプレイの映り込みはやや多め(強め)です。光沢タイプなのでこれは仕方ないところでしょう。

アクティブペン

私は自分ではイラストを描かないので、画像は掲載できないのですが、いろいろと試し書きをしてみた感じ、かなり快適です。ただ、このペンは単品販売されておらず、詳細なスペックがわかりません。もちろん筆圧には対応しますが、1,024段階なのか2,048段階なのかは不明でした。

ペンは電池式で単6乾電池1本を使用します。描き味は非常になめらかでペン先の遅延(追従の遅れ)も小さめです。ササッとペン先を早く動かすと遅延しますが、ゆっくり、というか普通に書くぶんには問題ないでしょう。また、傾き検知機能はないようです。そうなるとイラスト上級者の人には不満が出るかも知れませんが、個人的には「全然イラストに使える」という感じでした。もちろんメモ用途であれば全く不満は感じません。

キーボード

キーピッチは手採寸で約19 mmと、標準的なサイズと言えます。クラムシェル版と全く同じ操作感で、キーストロークはやや浅めながら確実な打鍵感が得られ、気持ちよく使えました。打鍵音は比較的小さめ(ただし、静音キーボードという説明はありません)で、個人的には静かな場所でも使えると感じました。

配列に関しては、これもクラムシェル版と同じになってしまいますが、右側の配置にやや不満があります。Enterキーがやや小さめ、Backspaceキーも同様に小さいです。この部分だけアイソレーションになっておらず、キーピッチも非常に狭いため、相対的に十分な余裕のある他のキーとの関係で余計にミスタイプしやすいように思いました。ただ、このくらいのクセであれば、おそらくそんなに時間を要することなく慣れてしまうと思います。

スピーカー

最近DELLが積極的に採用している「MaxxAudio Pro」を搭載しています。スピーカーの配置、品質ともクラムシェル版と差はなく、出来はいいです。ボリュームを上げると結構な迫力が出ますし、音質も十分納得の行くレベルでした。モバイルノート(2 in 1)の内蔵スピーカーとしては十分な水準にあると思います。

バッテリー

公称値だと最大8時間20分、ということですが、「ディスプレイ輝度50%でYouTubeの音楽をボリューム50%で流しつつテキストライティング、Webブラウジングを1時間ほどやってみたところ、バッテリーは26%減りました。

単純計算だと4時間くらいでしょうか。クラムシェル版のInspiron 11 7000も公称値よりもバッテリーの稼働時間が短いと感じましたが、それは2 in 1でも大差ありません。ただ、上にも書きましたが、レビュー機はメーカーの貸し出し品ですし、いろんなサイトでいろんなテストをされていると思いますので、新品のコンディションとは異なります。そのため、新品状態からバッテリーの保護を心がける(たまにはバッテリー切れまで使うとか、できるだけ継ぎ足し充電をしないとか)ようにすれば、もう少しまともな稼働時間になるのではないか、と思います。

4.性能テスト

この製品は第8世代のCore i7を搭載し、RAM16GBでSSD搭載ということなので、この種のベンチマークスコアはそこそこ高いものになるはずですが、実際には予想よりもかなり低めの結果となりました。

DELL Inspiron 13 7000 2 in 1 ドラクエベンチ標準
参考:
NEC LAVIE Direct NEXT(Core i7-8550U): 9,643
DELL Inspiron 13 7370(Core i7-8550U): 9,058
HP Spectre 13(2017)(Core i7-8550U): 8,727
DELL XPS 13(9370)(Core i7-8550U): 8,409
HP Spectre x360(Core i7-7500U): 8,385
HP Spectre x2(Core i5-7260U): 8,207
Lenovo ideapad 520(Core i5-8250U): 8,129
ドスパラ Altair F-13(Core i5-7200U): 8,106
富士通 LIFEBOOK WS1/B3(Core i7-8550U): 8,055
HP ENVY 13(Core i7-8550U): 7,646
DELL XPS 13(Core i5-7200U): 7,405
DELL XPS 13(Core i7-6500U): 7,230
東芝 dynabook VZ72/B(Core i7-7500U): 7,224
FRONTIER NLK(Core i5-7200U): 7,162
富士通 LIFEBOOK WU2/B3(Core i7-8550U): 7,053

DELL Inspiron 13 7000 2 in 1 ドラクエベンチ最高品質
参考:
NEC LAVIE Direct NEXT(Core i7-8550U): 4,706
DELL XPS 13(9370)(Core i7-8550U): 4,571
DELL Inspiron 13 7370(Core i7-8550U): 4,234
HP Spectre 13(2017)(Core i7-8550U): 4,210
ドスパラ Altair F-13(Core i5-7200U): 4,115
HP Spectre x360(Core i7-7500U): 4,003
DELL XPS 13(Core i5-7200U): 3,958
Lenovo ideapad 520(Core i5-8250U): 3,895
NEC LAVIE Direct HZ(Core i7-6500U): 3,787
富士通 LIFEBOOK WU2/B3(Core i7-8550U): 3,674
HP Spectre x2(Core i5-7260U): 3,670
富士通 LIFEBOOK WS1/B3(Core i7-8550U): 3,645

まずはドラクエベンチから。この製品とクラムシェル版のInspiron 13 7000(7370)は筐体構造を除けばほぼ同じ製品だと思うのですが、スコアの方は極めて大きい差がでてしまいました。ドラクエベンチの場合、外部GPUを搭載した製品でなければシステム設定を調整する必要はなく、このスコアが何らかの不備のあるものという可能性は低いです。また、テストは数回実施していて、すべてこの水準のスコアになりました。

可能性としては、「レビュー機のコンディションが悪かった」ということ、あるいは「DELLが2 in 1用にパフォーマンスを抑えた調整をしている」ということが考えられますが、もし後者であればこの製品のCore i7モデルを購入するのは無意味だと思いますので、おそらく前者なのではないか、と思います。

DELL Inspiron 13 7000 2 in 1 DDONベンチ
参考:
DELL XPS 13(9370)(Core i7-8550U): 4,385
NEC LAVIE Direct NEXT(Core i7-8550U): 4,365
DELL Inspiron 13 7370(Core i7-8550U): 4,247
HP Spectre 13(2017)(Core i7-8550U): 3,921
富士通 LIFEBOOK WU2/B3(Core i7-8550U): 3,890
富士通 LIFEBOOK WS1/B3(Core i7-8550U): 3,858
Lenovo ideapad 520(Core i5-8250U): 3,596
HP ENVY 13(Core i7-8550U): 3,487
ドスパラ Altair F-13(Core i5-7200U): 3,436
DELL XPS 13(Core i5-7200U): 3,379
FRONTIER NLK(Core i5-7200U): 3,326

ドラゴンズドグマオンライン(DDON)についても同様の結果です。コメントは控えますが、やはりレビュー機のコンディションに原因があるのではないか、と思います。

DELL Inspiron 13 7000 2 in 1 3D Mark
参考:
DELL XPS 13(9370)(Core i7-8550U): 1,161、4,719
HP Spectre x2(Core i5-7260U): 1,114、4,389
NEC LAVIE Direct NEXT(Core i7-8550U): 1,097、4,471
DELL Inspiron 13 7370(Core i7-8550U): 1,020、4,358
富士通 LIFEBOOK WU2/B3(Core i7-8550U): 1,017、4,350
HP Spectre 13(2017)(Core i7-8550U): 1,000、4,304
Lenovo ideapad 520(Core i5-8250U): 984、4,262
富士通 LIFEBOOK WS1/B3(Core i7-8550U): 949、4,137
HP Spectre 13 x360(Core i5-7200U): 932、3,994
ドスパラ Altair F-13(Core i5-7200U): 930、4,028
HP ENVY 13(Core i7-8550U): 923、3,857
FRONTIER NLK(Core i5-7200U): 877、3,991
DELL XPS 13(Core i7-6500U): 871、3,710
Lenovo ThinkPad X1 Carbon(Core i7-6500U):857、3,608
マウス m-Book F(Core i7-7500U): 811、3,782
Microsoft Surface Pro(Core i5-7300U): 790、3,812
Lenovo ThinkPad X1 YOGA(Core i7-6500U):784、3,608
※左からFire Strike、Sky Diverのスコア

3D Markについても同様です。クラムシェル版の半分程度のスコアしか出ていません。

DELL Inspiron 13 7000 2 in 1 PC Mark
参考:
ドスパラ GALLERIA Mini 1060(Core i5-7500、GTX1060): 4,906
OMEN X by HP(Core i7-7820HK、GTX1080): 4,290
NEC LAVIE Direct NEXT(Core i7-8550U): 3,704
ドスパラ Critea VF-HEKS(Core i7-8550U、GeForce MX150): 3,704
DELL Inspiron 13 7370(Core i7-8550U): 3,610
DELL Inspiron 17 5000(5770)(Core i7-8550U、Radeon 530): 3,607
HP ENVY 13(Core i7-8550U):3,534
DELL XPS 13(9370)(Core i7-8550U): 3,518
Lenovo ideapad 520(Core i5-8250U): 3,496
ドスパラ Critea VF-HGK1050(Core i7-7700HQ、GTX1050): 3,492
富士通 LIFEBOOK WS1/B3(Core i7-8550U): 3,479
富士通 LIFEBOOK WU2/B3(Core i7-8550U): 2,873
DELL Inspiron 15 7000(7570)(Core i7-8550U、GeForce MX130): 2,824
HP Spectre x2(Core i5-7260U): 2,822
ドスパラ Magnate IM(Core i5-7400): 2,763
ドスパラ Critea DX-KS H3(Core i3-7100U): 2,198
NEC LAVIE Direct NM(Core i7-7Y75): 1,388
VORKE V1 Plus(Celeron J3455): 1,345
T-bao Tbook X8S Pro(Celeron J3455、GeForce 920M): 1,304
Jumper EZBook 3L Pro(Celeron N3450): 1,230

最後にPCの「総合性能テスト」といえるPC Markのスコアです。ここでも低調であることに変わりはありませんが、それでも比較的まともなスコアとなりました。レビュー機のグラフィックまわりのコンディテョンに問題があったんでしょうか?ただ、DELLが会社として私に貸し出した製品でのテスト結果なので、このまま公開するのが礼儀と考えております。

これらのベンチマークスコアをまともに評価すると「この製品はCore i7搭載を名乗る資格はない」ということになりますが、おそらく個体のコンディションによるところが大きいと思います。ベストな状態であればクラムシェル版のInspiron 13 7000とほぼ同等のスコアになる、と考えるべきでしょう。

5.まとめ

DELL Inspiron 13 7000 2 in 1(7373)はDELL公式サイトで販売中で、5月3日現在のキャンペーン価格は91,984円(税込み99,342円)から、となっています。ちなみに今回のレビュー機(スプレマシー)だと131,984円(税込み142,544円)です。

最後の性能テストのところだけ残念な結果となってしまいましたが、他サイトでのテスト結果を参照すると、やはり今回のレビュー機のスコアは異常値になっているようです。ただ、ウインタブはウインタブ、お借りした製品のコンディションが良かったのか悪かったのかという点についても先入観を持たず「ありのまま」を掲載することしか出来ません。ちょっと残念ですけどね。

性能テストのところを抜きにして書きます。DELLは「Inspiron 13 7000」という製品についてクラムシェルと2 in 1、ほぼ同じ品質の製品を2種類販売しているということになります。2 in 1の場合、ディスプレイがタッチ対応となり、筆圧対応のペン入力にも対応するという点と、実際どの程度使うかは別として「テントモード」や「タブレットモード」など多彩な形態に変形させて使うことができるというメリットがあります。また、このメリットに対し、通常であれば「サイズが大きくなる、そして重くなる」というデメリットがあるはずなのですが、Inspironの場合、サイズはクラムシェルとほとんど変わらず、重量も80 g重いだけです。そして、クラムシェルと2 in 1の価格差はおよそ4,000円にとどまります(アクティブペンの価格まで考慮すると8,000円強)。

個人的には、この程度の価格差でタッチ液晶と2 in 1筐体が手に入るのであれば、2 in 1にしない理由はないと考えます。また、この製品はモバイルノートであり、外部GPUも搭載していませんので、利用シーンを考えると、「Core i7とかRAM16GBは不要なのでは?」と感じます。そうなると、「10万円ちょっとでCore i5にスタイラスのついたモバイル2 in 1が買える」ということになりますので、すごくお買い得だと感じます。

Inspironというのはワイドバリエーションな製品ブランドですが、さすがに「7000」シリーズは筐体品質をはじめ、出来のいい製品だと感じました。

6.関連リンク(DELL)

New_Inspiron_13_7000_2in1_7373(2017/9/29発売)

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