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DELL Inspiron 13 5000(5300)- Core i3/Core i5搭載の13.3インチモバイルノートがリニューアルです。Core i3モデルの魅力がアップ!

DELL Inspiron 13 5000(5300)
DELLが13.3インチモバイルノート「Inspiron 13 5000」をリニューアルしました。Inspiron 13には上位モデルの「7000」とこの「5000」がありますが、7000は重量1 kgを切る超軽量な筐体を備えたハイスペックマシン、この5000はCore iプロセッサーを搭載しながらリーズナブルな価格が魅力の中堅クラスの製品です。

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1.スペック

DELL Inspiron 13 5000(5300)
CPUは第10世代(Comet Lake)のCore i3もしくはCore i5で、CeleronやCore i7の設定はありません。これ、この製品の位置づけをわかりやすく説明してくれていると思います。より高性能なCore i7が必要なら上位モデルのInspiron 13 7000やXPS 13を、ということですね。Inspiron 13 5000はビジネスや勉強に必要十分なパフォーマンスを提供してくれるはずです。

RAMですが、ここは個人的に非常にうれしいです。Core i3モデル、Core i5モデルとも8GBで統一されました。DELLの製品は「Core i3モデルはRAM4GBのみ」ということが非常に多く、この製品の従来モデルでもCore i3は4GBのRAMで「固定」でした。私はつい最近までCore i3を搭載するノートPCをメインに使っていて、性能面で不満を感じたことが皆無だったこともあり「Core i3擁護派」です。しかし、最近ではOSの肥大化やアプリケーション(特にブラウザ)が重量化したことにより、RAM4GBだと挙動が不安定になることもあります。今回Core i3モデルのRAMが8GBになったことにより、読者にもおすすめしやすくなったと思っています。

ストレージは128GBから512GBまでありますが、Core i3モデルは128GBのみ、Core i5モデルは256GBと512GBのいずれかしか選択できません。私の仕事だと内蔵ストレージは128GBでも特に困りませんが、できればCore i3モデルにも256GBの設定は欲しかったところです。

ディスプレイは13.3インチのFHD解像度で、「IPS」という記載がありませんでしたが、「広視野角」という文言がありましたので、IPS相当もしくはWVAではないかと思います。いずれにせよモバイルノートの場合は(覗き見されるリスクはありますが)視野角が広いほうが使いやすいと思いますので、この点も歓迎できます。

ネットワーク関連ではWi-Fi6(ax規格)の採用が見送られています。ここは少し残念です。この製品はCore iプロセッサー搭載のモバイルノートとして価格が抑えられたものになっていますので、ある程度コストダウンの必要があるとは思いますが、やはり今から発売する製品としてはWi-Fi6は欲しかったですね。

入出力ポートの構成も「並み」ですね。特に不足を感じるような構成ではありませんが、USBではGen 2やThunderboltなどの高速規格が使われていません。

バッテリーは稼働時間が明記されていませんでした。また、ExpressChargeにより、60分で最大80%と、高速な充電が可能です。

サイズは13.3インチモバイルノートとして、最小クラスではありませんが十分にコンパクトです。ただ、重量のところがよくわかりません。メーカーでは「最小1.08 kg、最大1.23 kg」という説明をしているのですが、「えらく幅がありますね」ということです。この製品はバッテリー容量の選択肢もありませんし、タッチディスプレイの設定もありませんし、HDD搭載の余地もないので、これだけ大きな重量の幅がある理由がわかりません。

あ、そうか!Office Home&Businessをインストールすると重くなるんだ!…すいません…、面白くなかったですね。

2.筐体

DELL Inspiron 13 5000(5300)
普通、新製品が出るとこのアングル(斜め前方からのもの)の高解像な画像がメーカーサイトに掲載されるのですが、DELLの場合はそうでもないんですよね。小さめの画像しかありませんでした。

DELL Inspiron 13 5000(5300)
トップ画像を再掲します。正面から見るとベゼル幅が細くなっていてカッコいいですが、割と普通、と言えなくもありません。

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DELL Inspiron 13 5000(5300)
天板です。おなじみの「無地にDELLのロゴ」のデザインで、筐体素材はアルミニウムです。天板後部に注目したいですね。先日ご紹介したInspiron 15 7000(7501)と同様に、「リフトアップヒンジ(DELLの呼称はラバー ドロップ ヒンジ)」構造になっているのがわかります。

DELL Inspiron 13 5000(5300)
こうですね。ヒンジを開口すると筐体後部がせり上がり、キーボード面に適度な角度がついて打鍵しやすくなほか、底面に空洞ができるので排熱効率も高まります。

DELL Inspiron 13 5000(5300)
キーボードの「一部」です。すみません、キーボード全体の画像がありませんでした。「日本語バックライトキーボード」という説明があり、「パワーボタン 指紋認証リーダー(電源ボタンが指紋センサーを兼ねている構造)」がオプションでつけられます。テンキーがありませんので、打鍵していて狭苦しさは感じないでしょう。

DELL Inspiron 13 5000(5300)

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側面と入出力ポートの配置です。左側面にやや多めにポートが配置されていますが、使用頻度が高いと思われるUSB Type-Aポートが左右側面に振り分けられているので、使い勝手は良さそうです。

DELL Inspiron 13 5000(5300)
筐体色は「プラチナシルバー」のほか「ピンクサンド」も選べます。

3.価格など

DELL Inspiron 13 5000(5300)はDELL公式サイトで販売中で、5月23日現在の価格は60,573円(税込み66,630円)から、となっています。また、Core i5/RAM8GB/256GB SSDという構成だと74,683円(税込み82,151円)です(いずれも17%OFFのセール価格です)。

この製品は「Core iプロセッサーにふさわしい仕様を備えつつも価格を低く抑えた」ものです。繰り返しになりますが、私が特に歓迎したいのはCore i3モデルのRAMが8GBになった、という点ですね。Core i3モデルはストレージが128GBのみになってしまいますが、税込みで6万円台で購入できるというのは非常に素晴らしいと思います。

4.関連リンク(DELL)

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New Inspiron 13 5000 (5300) ノートパソコン(2020年5月22日発売)

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