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ASUS ROG Ally - 大人気のWindowsゲーミングハンドヘルド、Ryzen Z1搭載モデルの販売がスタート、お値段89,800円!

ASUS ROG Ally、Ryzen Z1搭載モデルの販売がスタート
ASUSのWindowsゲーミングハンドヘルド「ROG Ally」のRyzen Z1搭載モデル、販売開始です。ROG Allyは搭載CPUが異なる2種類のバリエーションモデルが同時発表されており、Ryzen Z1 Extreme搭載モデルに関しては6月2日予約販売開始・6月14日発売で、ウインタブでも実機レビューをしています。今回ご案内するRyzen Z1搭載モデルは「2023年夏以降の発売予定」とアナウンスされていましたが、それが販売開始になる、ということです。

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なお、Ryzen Z1モデルはRyzen Z1 Extremeモデルと同一筐体です。デザインや筐体の仕様についてはこちらの実機レビュー記事をご参照ください。
ASUS ROG Ally レビュー - ASUSが5年かけて開発したWindowsゲーミングハンドヘルド!このジャンルで世界征服しそう?
ASUS ROG Ally レビュー(ROG XG Mobile接続編)- コンパクトなゲーミングハンドヘルドPCにXG Mobileを接続してみました

1.概要

スペック表

  ROG Ally RC71L
OS Windows 11 Home
CPU AMD Ryzen Z1/Z1 Extreme
GPU なし
RAM 16GB(LPDDR5-6400, オンボード)
ストレージ 512GB SSD(PCIe4.0 ×4接続)
ディスプレイ 7インチ(1,920 x 1,080)タッチ、120Hz
ネットワーク WI-Fi 6E(a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.1
入出力ポート USB3.2 Gen2 Type-C、ROG XG Mobileインターフェース、microSDカードリーダー、オーディオジャック
バッテリー 40 Wh(約10.2時間)
サイズ 280.0 × 111.38 × 21.22-32.43 mm
重量 608 g

バリエーションモデル

・RC71L-Z1512:Ryzen Z1(今回発売)
・RC71L-Z1E512:Ryzen Z1 Extreme

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コメント

公表されているスペック表と筐体画像を確認した限り、Ryzen Z1モデルとRyzen Z1 Extremeモデルの相違点は「CPUの型番のみ」です。RAMやストレージの容量、ディスプレイ、筐体サイズ・重量とも全く変わりません。

Ryzen Z1 ExtremeとRyzen Z1
Ryzen Z1とZ1 Extremeは仕様がかなり大きく異なります。CPUとGPUのアーキテクチャ(Zen4/RDNA3)は同じですが、コア数/スレッド数が異なりますし、(この画像には記載がありませんが)GPUの演算ユニット数もZ1 Extremeの12に対し、Z1では4となっています。

このため、TFLOPS(テラフロップス、1秒間に実行できる浮動小数点演算の回数を1兆回単位で表したもの)にも大きな差があります。日頃は「ノートPCのCPUなんてCore i5でもCore i7でも使ってて体感差なんかほとんどないから」などと書いているウインタブですが、ROG Allyがゲーミングマシンであるということを踏まえると、「Z1 Extremeモデルにしておくほうがいいんじゃないかな」とは思いますね。Z1 ExtremeモデルであってもPCゲームをする上で完全とは言えない性能ですから。

ASUS ROG Ally RC71L 周辺機器接続

Ryzen Z1 Extremeモデル

ただし、外付けGPU BOXの「XG Mobile」の接続はZ1モデルでも可能です。なので、XG Mobileの同時購入ありきなら、価格が低いZ1モデルにするというのもアリかと思います。

2.価格など

ASUS ROG AllyのRyzen Z1モデルは9月18日予約販売開始、9月21日発売で、ASUS Store、Amazon、家電量販店で販売されます。価格は税込み89,800円です。また、9月21日から24日まで開催される(一般公開は9月23日と24日)東京ゲームショウで実機が展示されます。

Windowsゲーミングハンドヘルド(ウインタブでは「ゲーミングUMPC」と呼んでいます)で89,800円というのは非常に安価です。この製品がASUS製であるということを踏まえるとなおさらでしょう。一方で、Ryzen Z1 Extremeモデルの価格も109,800円と低めに抑えられていて、両者の価格差は2万円です。

Ryzen Z1モデルの動作を確認してはいないのですが、開示情報から判断するとZ1とZ1 Extremeには結構な性能差があると思われますので、性能差と2万円という価格差をどう見るか、ということにかかってきますね。…しかし、89,800円というお値段は魅力…。

3.関連リンク

[PR]ROG Ally(Ryzen Z1モデル)icon:ASUS Store
[PR]ROG Ally(Ryzen Z1 Extremeモデル)icon:ASUS Store
[PR]ROG Ally(Ryzen Z1モデル):Amazon
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コメント

  1. 匿名 より:

    ようやく発売か。たった3ヶ月前の事なのにめちゃくちゃ前に感じるわ。
    この間にゲーミングUMPC乱立し過ぎで。

    • wintab より:

      そうですね。確かにZ1 Extremeの発売がずいぶん前だったように感じられます。また、直近発売されたゲーミングUMPCが軒並みRyzen 7 7840U搭載というのもZ1モデルには逆風かもしれないですね。その分価格は安いんですけど。

  2. 匿名 より:

    これ話題のZen4cのやつか
    Zen4から半分も面積を削減してこんだけ性能出せるならコスパは優秀なんだろうな
    intelのヘテロジニアスなP/Eコアが目指す目標も理解はするけど
    現状の廉価製品で即座に一石を投じるZen4cの在り方は庶民としては好ましい