こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。4月28日にヤマダ電機が6機種一気に発売したSIMフリー・Androidスマホの紹介記事です。これでようやく4機種目ということで、かなり遅い製品紹介になっていますが、私としてはこの6機種を一緒くたに紹介するのではなく、それぞれ別記事としてしっかり紹介するだけの価値があると思っているので、少し遅れちゃいますが、全機種個別に紹介していきたいと思います。ちなみに、既に紹介記事を書いているのは「一番いいやつ」「一番安いやつ」そして「下から2番めの、サイズが大きいやつ」の3機種です。
ヤマダ電機 EveryPhone DX - 今度はAndroidのSIMフリースマホ!5.5インチのハイスペックモデルが登場!
ヤマダ電機 EveryPhone AC ー ベーシックスペックながら6インチの大画面で低価格なSIMフリースマホ
ヤマダ電機 EveryPhone EN ー 5インチでベーシックなSIMフリーAndroid スマホ、税抜きで1万円切り!
今回は「上から2番め」の製品ですが、6機種同時発売ということになると、最上位モデルとか最安値モデルというのはほっといても目立ちますが、それ以外のモデルは独自性を持たせるのに苦労したんだろうなあ、と思います。
1.スペック
OSは他のEveryPhoneと同様、Android 7.0です。CPUのMTK6750Tというのはgoo g07(+)にも搭載されているミドルスペックのもの。ウインタブではMT6750(末尾のTがありません)を搭載するDOOGEE Y6 Maxの実機レビューでAntutuを実施し、45,000点というスコアを記録しています。おそらく6750Tと6750のスコア差はそれほど大きなものではないと思われますし、少しぐぐってみたらgoo g07のAntutuスコアも似たような感じでした。
RAMは4GB、ストレージは64GBですからハイスペック機なみ、というかCPU性能をきっちり生かしきれるでしょうし、多少写真を撮るのが好きな人でもストレージは余裕があると思います。また、ディスプレイも5.5インチのFHD解像度なので、キレイな画面が楽しめそうです。
この製品の評価をわけそうなのがデュアルカメラ(アウト側)です。もちろんデュアルカメラ、というのはこの製品の大きなセールスポイントであり、撮影品質も高いのだろうと思いますが、価格が比較的高め(税込み42,984円)なこともあり、コスパという点ではこのカメラ性能がどのくらいなのか、ということが重要なポイントになります。というのも、同じCPUとディスプレイを搭載し、RAM3GB/ストレージ32GBとやや劣るものの、価格が税込み19,224円と、この製品の半値であるgoo g07が存在するため、RAMとストレージだけでなく、カメラ品質というところでも納得感のある性能差を示す必要があると思うんですよね。
その他、LTEはソフトバンクとドコモのプラチナバンドに対応し、デュアルSIM(nanoSIM × 2)とDSDS(2枚のSIMを挿入し、同時待ち受けできる機能)にも対応していますので、中上位クラスのスマホにふさわしい通信性能はあると思われますし、指紋認証にも対応します。
2.筺体
筺体色はゴールドのみで、前面パネルはホワイトとなります。おそらく筺体素材は金属だと思います。また、前面のホームボタンは指紋センサーを兼ねており、中華スマホでもよく見かける形状ですね。
この製品の評価に大きく影響しそうなデュアルカメラです。こればかりは実際に撮影してみないとなんとも言えないですね。ただ、当然この製品は中華スマホをベースにヤマダ電機が構成を見直し、品質管理に責任を持って製品化されてると思うのですが、中華スマホの多くはカメラ品質がそれほど良くはない、というのが過去のウインタブの実機レビューでの傾向でもあるので、少しだけ気にはなります。
底面です。この辺は中華っぽいですね。USB Type-Cポートの両側にスピーカーがついています。一応製品ページを確認したのですが、「ステレオ」という説明がなかったので、モノラルスピーカー(つまり、どちらかがダミー)の可能性もありますね。
SIMは1つのケースに2つ挿入する格好になります。SIM2のほうはmicroSDカードと排他利用です。
3.価格など
ヤマダ電機 EveryPhone HGはヤマダ電機各店舗、また直販サイト「ヤマダウェブコム」で販売中で、価格は税込み42,984円です。オリジナルのSIMフリースマホを6機種一度にリリースしたヤマダ電機の姿勢には敬意を表しますが、さすがに全機種とも圧倒的なハイコストパフォーマンス、とまではいかないですね。この製品の場合、上に書いたようにgoo g07(+)がライバル機種になるかな、と思います。g07よりもスペックが優れているのは確かですが、価格差に見合うだけの性能差があるかどうか、という点については少し微妙かな、と思います。あとは読者のみなさんのご判断で!
4.関連リンク
EveryPhone HG:ヤマダ電機 製品紹介
コメント
ぱっと見がUlefone geminiっぽいけど
少し処理が違いますね。
スペックもこちらの方がよいですが、その分お高いというわけですね。
gemini同等で30000位の方が売れそう。