POCO F5 / F5 Pro － ハイエンドクラスのスペックで価格はPOCOらしくお手頃！なニューモデル

POCOがニューモデル「F5」「F5 Pro」をグローバル発表しました。以前から非常に高いコストパフォーマンスを誇るPOCOスマホ、ニューモデルも非常に高いスペックと手頃な価格が魅力です。

1.POCO F5/F5 Pro 概要

スペック表

バリエーションモデル

F5
・8GB/256GB
・12GB/256GB
F5 Pro
・8GB/256GB
・12GB/256GB
・12GB/512GB

コメント

OSはMUIU 14 for POCOで、CPUはF5がSnapdragon 7+ Gen 2、F5 ProがSnapdragon 8+ Gen 1です。Snapdragon 7+ Gen 2は型番だけ見るとミッドレンジクラスですが、

POCOが公表したAntutu Ver.9のベンチマークスコアは非常に高く、Snapdragon 870, 888を大きく上回ります。

こちらは現行のハイエンドスマホにも搭載されているSnapdragon 8+ Gen 1のスコアです。ただ、パフォーマンスという点だけならF5（Snapdragon 7+ Gen 2）でもおよそ不満が出るとは思えず、F5 Pro（Snapdragon 8+ Gen 1）である必要もないかもしれないですね。

RAMはF5が8GB/12GB、F5 Proは12GBのみです。いずれもRAM拡張機能により、最大19GBまで拡張可能です（製品ページに詳しい説明がありませんでしたが、おそらくRAM8GBモデルの場合は19GBまでの拡張はできないものと思います）。

ストレージは基本256GBですが、F5 Proには512GBも設定されています。

ディスプレイは6.67インチのFlow OLED（有機EL）で、F5とF5 Proでは解像度が異なります。どちらもDCI-P3の色域と680億色もの発色、最大輝度1,000nit（F5 Proは1,400nit）と非常に高い品質になっており、リフレッシュレートも120Hzです。

POCO F5

POCO F5 Pro

カメラはスペック表の上だと同じ画素数で、OIS（光学式手ブレ補正）とEIS（電子式手ブレ補正）を備えています。ただし、F5 Proのほうがより高品質で、P3色域（sRGBよりもさらに広い色域）をカバーし、動画でもモーショントラッキングフォーカス（動いている人や動物などに自動でピントを合わせることができる）に対応します。

POCO F5

POCO F5 Pro

筐体デザインは両者別物、と考えていいでしょう。F5は背面がフラットでエッジ部分が角ばっているのに対し、F5 Proは背面がラウンドした形状です。また、カメラバンプ部分のデザインも大きく異なります。筐体色「ホワイト」についてはF5のみブルー系のグラデーションになっています。

2.POCO F5/F5 Pro 価格など

POCO F5/F5 ProはAliExpress内のPOCO Official Store（F5）およびPOCO Phone Store（F5 Pro）に製品ページがあり、5月10日午後4時（日本時間）から発売記念セールが開催されます。価格はF5が314ドル（約44,300円）から、F5 Proが419ドル（約58,800円）から、となっています（いずれも製品ページにあるクーポンを使用した価格です）。

CPU性能やディスプレイ品質が高く、カメラ画素数についてもハイスペック機にふさわしいものとなっている、と感じますので、この価格は「POCOらしく」割安感が大きいと思います。

3.関連リンク

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