中国メーカーのUMIDIGIが、なんと体温測定ができるエントリースマホを発表しました!「UMIDIGI A7S」という製品なのですが、9月21日にグローバルセールで69.99ドルという超激安価格で販売される予定です。
1.スペック
UMIDIGI A7S | |
OS | Android 10 Go Edition |
CPU | MediaTek MT6737 |
RAM | 2GB |
ストレージ | 32GB |
ディスプレイ | 6.53インチ(1,600 × 1,080) |
LTEバンド | B1/2/3/4/5/7/8/17/18/19/20/28A/28B |
SIM | Nano SIM × 2 |
ネットワーク | 802.11a/b/g/n、Bluetooth 4.0 |
入出力 | USB Type-C、microSDカードリーダー、イヤホンジャック |
カメラ | イン8MP/アウト13MP+8MP+2MP |
バッテリー | 4,150 mAh |
サイズ | 164 × 77.14 × 9.45 mm |
重量 | 195 g |
OSは低スペック機用のAndroid 10 Go Editionです。Go Editionと聞くと「めっちゃ低スペックなんでしょ?」と思いますよね。確かにCPUはMT6737と「一昔前のエントリーモデル」ですし、RAM2GBというのも2020年の現在、(ウインタブでさえ)とても十分とは言えません。しかし、少し前の「RAM1GB」みたいな絶望感はないですね。むしろこのスペックでAndroid Goなら、なんとかなりそう、という気がします。
ストレージは32GBと、こちらも十分とは言えませんが、microSDカードが使えますし、そもそも重量級のゲームはインストールしないと思いますので、当座これで大丈夫そうです。
ディスプレイは6.53インチでHD+解像度なので、製品の格から見て上出来と言えるでしょう。また通信バンドも日本の主要なバンドをカバーしています。
さらにデュアルSIMで、しかも「microSDカードと排他利用」ではありません。しっかり3枚のカードを挿入できるスロットが装備されています。
アウトカメラは64MP…なはずもありません。でも、画素数的には悪くないんじゃないでしょうか。イン側が8MPありますし、アウト側は13MPを筆頭にトリプルレンズです。Android Go搭載のエントリー機としては文句ない水準です。
2.筐体
前後面です。悪い意味ではなく「普通」ですよね?前面には水滴型ノッチが採用され、しかも水滴がかなり小さめです。また、背面はおそらくプラスティック製だと思いますが、質感も悪くなさそうです。
筐体色は「Peacock Green(ひとつ上の画像)」「Sky Blue」「Granite Grey」の3色が選べます。
この製品のセールスポイントのひとつに「Shortcut Key」があります。画像のようにスクリーンショットや録音、緊急通報などの機能を割り当てることができます。
あとはやっぱり、これですよね。温度測定機能。スマートウォッチ(ヘルストラッカー)では最近になってこの機能を搭載した製品が出てきていますが、スマホでは初めてかな?すみません、きちんと調べてないですけど、低価格なスマホとしては画期的な機能だと思います。なお、UMIDIGIの製品ページには「この製品は医療機器ではありません。測定結果はあくまで目安とお考えください」という注意書きがありました。
各部名称です。Shortcut Keyを別とすれば割とオーソドックスかと思います。また、イヤホンジャックが残っているのもうれしいところ。指紋センサーはありません。顔認証のみとなります。
3.価格など
UMIDIGI A7SはAliexpress内のUMIDIGI Official Storeに製品ページがあり、9月3日現在99.99ドルという価格になっていますが、9月21日にグローバルセールが予定されていて、その際に69.99ドル(約7,450円)になることが予告されています。
体温計がわり、というのはオーバーですが、7千円台というのは激安と言っていいでしょう。さすがにウインタブ読者のメインスマホとしては無理がありますが、この製品が手元にあると気軽に体温を測れて、動画視聴とかネットショッピングにも使えるわけですから、セールで一台買っておくのもよさそうです。
4.関連リンク
UMIDIGI A7S:IMIDIGI公式サイト
UMIDIGI A7S:UMIDIGI Official Store(Aliexpress)