こんにちは、ウインタブ(@WTa8)です。今回はウインタブが大好きなジャンル「1万円スマホ」の実機レビューです。TOMTOPでは12月27日現在77.99ドル(8,657円)で販売されているので、「8,000円スマホ」と言ったほうがインパクトがあるかもしれないですね。製品名は「Oukitel C8 4G」で、エントリースペックながらアスペクト比18:9の縦長ディスプレイを搭載し、カメラもソフトウェア補間後ながらアウト13MPを確保しています。おそらくスマホにうるさいウインタブのコア読者も思わず欲しくなってしまうであろう、すごく中華らしくて楽しい製品です。
なお、この製品は中国の通販サイト「TOMTOP」に提供していただきました。TOMTOPにはこの場にて御礼申し上げます。ありがとうございました。
1.スペック
最初にスペック表を確認します。エントリークラスであるのは間違いないですね。OSはAndroid 7.0、CPU/RAM/ストレージは1万円スマホのお約束とも言える「MT6737/2GB/16GB」です。ただ、いつも書いていますが、この「2017年のエントリースペック」の製品は一昔前の激安Android機のようにスクロールがカクついたり、すぐにフリーズしたり、たいして使っていないのにストレージがいっぱいになったり、という心配はいりません。もちろんハイスペックな製品にはかないませんが、スマホとしての基本操作は余裕でこなせます。
この製品のセールスポイントは「ディスプレイ」と「カメラ」かな、と思います。この価格帯にしてアスペクト比18:9の縦長ディスプレイを採用しています。ただ、よく見ると「HD(1280 × 720)を縦に伸ばした」わけではなく、「HDの横を詰めた」解像度になっていることに注意が必要です。でもまあ、これでいいでしょう。低価格品なんでツッコミは控えます。
カメラはソフトウェア補間後ではありますがイン5MP/アウト13MPとなっており、特にアウトカメラはなかなかのものです。このあたり、実際に撮影して試してみたいところ。
また、サイズも合格ですね。タテ・ヨコは比較的コンパクトと言えますし、重量も150 g台なので5.5インチサイズとしては悪くありません。あと、厚みについては筐体説明のところでも触れますが、構造上ちょっと厚めになるのは仕方ないといえます。
2.筐体
同梱物です。本体にはすでに保護フィルムが貼り付けられた状態になっていました。ペーパー類は英語をはじめ数か国語(ただし中国語はなし)で記載された簡易マニュアル、保証書の2点。TPUのクリアケース、主に充電に使うUSB(オス)- microUSB(オス)のケーブル、ACアダプターです。なお、ACアダプターはEUプラグでしたが、TOMTOPのほうで日本のコンセント形状に合わせた変換プラグを同梱してくれました。
この製品には「SIM脱着用のピン」がありません。「あれ?入れ忘れたのかな?」と思ったんですけど、実はそうじゃなくて、「もともと必要がない」んです。
筐体前面右下に「手がかり」となるくぼみがあります。
で、こうです。この製品はSIMスロットが筐体側面についているのではなく、背面カバーを開けてSIMカードやmicroSDカードを挿入する構造です。なのでSIMピンはいりません。なお、カバーの着脱は全然面倒ではなく、誰でも簡単にできると思います。
この画像のように、この製品は「microSIM」「NanoSIM」そして「microSD」のスロットが独立しています。なので、「SIM2とmicroSDは排他」ではありません。メーカーによればDSDS対応するとのことですが、ウインタブではそのテストはレビュー対象外とさせていただいております。どうかご了承ください。
前面です。おお、立派に縦長!と少し感動しました。他の縦長スマホと同様に、前面にホームボタンなどの物理ボタン・センサーボタンはありません。OSのソフトウェアキーで基本操作をすることになります。あと、ベゼルは高級機と比較してしまうと若干太めかな、と思います。
背面です。素材はプラスティックですが、キレイに塗装されており、そんなに安っぽさは感じません。かなりの低価格品なのでレビュー開始前は質感が低いであろうことは覚悟していましたが、予想よりもずっといい仕上がりだと思います。また、この画像を見るとカメラの下に指紋センサーもついているのがわかります。指紋センサーの動作確認もしてみましたが、かなり性能がよく、認識できないことがほとんどありませんでした。
上面です。この製品はオーディオジャックだけでなく、microUSBポートも上面にあります。
右側面です。オーソドックスに電源ボタンと音量ボタン。ボタンの操作性は良好で、ガタツキがあるということもなく、確実に押せます。
左側面にはなにもありません。ここにSIMスロットがついている製品が多いのですが、この製品は背面カバーを開けてSIMカードを挿入する構造なので、それもなく、スッキリしています。
下面にも何もないです。あるのはマイク穴だけですね。
側面の画像を見ていただくとわかると思いますが、この製品は厚さが10.2 mmあり、肉眼で確認しても少し厚いと感じます。もちろん極端に厚いとかではなく、iPhoneユーザーとか、高級機を使っている人ならそう気づくだろうなあ、というレベル。個人的にはこれで十分いいと思います。
筐体前面を拡大して見てみます。このように側面のラウンドは少し強めです。ただ、アップで見てもそんなに安っぽさは感じないですよね?個人的にはかなり気に入りました。
あと、今回の試用機は「無難な」ゴールドでしたが、正直「チッ、面白くねえなあ(TOMTOPさん、すいません)」と思ってまして…。この製品は背面がプラスティックカバーということもあり、非常にカラフルな筐体色が用意されています。パープルとかスカイブルーにも触ってみたかったです。まあ、TOMTOPもレビュー用ということで無難な色を選んでくれたんだと思いますけどね。
付属のTPUカバーをつけてみました。この製品は決して安っぽくは見えませんが、だからといってみんなに見せびらかしたくなるような高級感があるわけでもないし、専用のカバーをサードパーティーが出しているとも思えないので、当面は付属のカバーを装着して使うことになると思います。私も試用中はずっとこれを装着していました。透明ですし、そんなに分厚くもないので、デザイン性は若干悪くなるものの、便利に使えると思います。
3.システム
ホーム画面(左)とアプリ一覧画面(中・右)です。アイコンは独自のものになっていますが、中身は基本的に「素(AOSP)」のOSと考えていいです。日本語化は99%可能です。また、余計なアプリも一切入っておらず、逆にGoogle関連のアプリは一通り揃っています。筐体説明のところで触れた簡易マニュアルには中国語などアジア系の言語はなく、全てヨーロッパ系言語+アラビア語だったことも合わせて考えると、この製品は「グローバル仕様」であると考えられます。実際私が短時間使用した限り、中国語のメッセージなどは一切表示されませんでした。
システム情報です。Androidのバージョンは7.0、セキュリティアップデートは2017年11月のもので、かなり新しいですね。また、ストレージの空きは11GBほどありました。ワイヤレスアップデートの機能も潰されておらず、Oukitelによる各種アップデートも問題なく受け取れると思います。
参考までにCPU-Zによるシステム情報を貼っておきます。CPUのクロックスピードは1.25GHzとなっており、少し抑えられています(MT6737は最大で1.3GHzまでの設定が可能です)。ディスプレイサイズが4.47インチと表示されていますが、この理由はよくわかりません。
設定メニューが英語のまま残ってしまうものは2つのみ。「Intelligent Assistant」という項目の「Smart Wake(画像左)」と「Keys(右)」です。Smart Wakeはいわゆる「タッチ・ジェスチャによる操作(画面がオフになっている時に指でアルファベットなどを描くと指定した機能が立ち上がる)」の設定となりますが、この程度であれば英語が苦手な人でも特に問題はないと思います。
カメラアプリもAndroid標準と言えるシンプルなものですが、一応「Face Beautyモード(赤枠の部分)」がついていました。また、アプリの設定ではインカメラは最大5MP、アウトカメラは最大13MPと、スペック表と同じ設定が可能でした。
4.性能テスト
思うところあって、今回は使用感のレビューの前に性能テストの結果から。いつものようにAntutuをやりました。
※画像が切れてしまっていますが、RAMのスコアは4,484です
参考:
LeEco Le Pro 3(Snapdragon 821): 161,331
LeEco Le Max 2(Snapdragon 820): 135,484
Lenovo ZUK Z2(SnapDragon 820): 132,410
UMI Z(Helio X27): 110,070
Vernee Apollo(Helio X25): 93,251
Elephone S7(Helio X25): 92,543
Ulefone T1(Helio P25): 67,409
Ulefone Armor 2(Helio P25): 66,331
Ulefone T1 Premium(Helio P25): 64,775
Xiaomi Mi A1(Snapdragon 625): 63,577
Blackview BV8000 Pro(Helio P20): 63,473
DOOGEE MIX(Helio P25): 61,975
DOOGEE Y6 MAX(MT6750): 45,070
CoolPad Max A8(Snapdragon 617): 43,832
Elephone P8 Mini(MT6750T): 42,593
※マウス MADOSMA Q501(Snapdragon 410): 35,663
ZOJI Z7(MT6737); 30,616
Ulefone U008 Pro(MT6737): 30,103
※Cube WP10(Snapdragon 210): 29,273
※ドスパラ Diginnos Mobile(Snapdragon 210): 23,785
※FREETEL KATANA 01 (Snapdragon 210) : 22,724
※印はWindows 10 Mobile搭載機です
MT6737搭載機ということで、「3万点くらいかなあ」と予想していましたが、ほぼそれに近い結果となりました。3万点を下回ったのはおそらくクロックスピードを1.25GHzに抑えてあるせいだと思います。ここのところレビューする製品はHelio Pシリーズ、あるいはMT6750シリーズを搭載する製品が多かったため、このスコアはずいぶん悪く感じます。
しかし、Antutu3万点というのはOSの基本操作に事欠くようなものではありません。少なくとも基本操作でムカつくような挙動にはなりません。ただし、HelioとかMT6750とかを搭載する製品と比較すると、快適に遊べるゲームは少なくなりますし、いろんなアプリを立ち上げていると挙動がもっさりしてくるというのはあります。個人的にはライトな使い方をする人か、あるいはセカンドスマホとして使うのに適していると思います。ただ、この製品の実売価格を理解した上で言うと、「全然いけるじゃん!」とは思いますね。
5.使用感
ディスプレイ
この製品は5.5インチの縦長ディスプレイというのがセールスポイントです。ただし、解像度は1,280 × 640と低くなっていますので、実際キレイなのか?という点は少し不安ですよね。
結論から言うと、普通に情報端末的に使うのであれば十分にキレイです。ただし、フルスクリーンモード(縦長ディスプレイをフルに使えるモード)は対応するアプリが限られます。私は縦長スマホの実機を試したことがないので、ひょっとしたら間違えているかもしれませんが、これはアプリ側の都合だと思います。ChromeなどGoogle関連のアプリ、というかOS標準のアプリは軒並みフルスクリーンモードには対応せず、上下に黒い帯ができたり、OSのソフトウェアキーが常時出っぱなしになったりします。なので、縦長ディスプレイを完全に楽しめる環境にはまだなっていないですね。
スピーカー
この製品のスピーカーは背面下部にあり、モノラルです。思ったより大きな音が出ますし、ボリュームを最大にしても音は割れません。また、モノラルながら音質も悪くありません。さすがに音楽鑑賞もバッチリ、というわけにはいかないですが、実用品としては十分な実力があります。
バッテリー
スペック表にある3,000mAhという実力は感じられません。消費スピードが少し早いと感じます。また、このレビューではSIM通信を行っておらず、待受をしながらアプリを使う、という場面になるともっと消費が早くなると思います。SIMを入れて電話機として使い、日中にある程度アプリで情報収集したりゲームをしたり、といった使い方をする場合は終日持たせるのは厳しいと思います。
カメラ
今回もまた、ウインタブでの大魔神「LeEco Le Pro 3」と比較します。私は撮影技術がないので、デフォルトの設定でLe Pro 3と同条件で撮影した画像を使うのが一番わかりやすいと思います。ただ、Le Pro 3はSnapdragon 821を搭載するハイエンド機で、アウトカメラも16MPありますので、「どっちが高性能か」という視点はナンセンスです。見どころは「Oukitel C8がどこまで食い下がれるか」というところでしょう。
上段がLe Pro 3、下段がOukitel C8です。残念ながらまるっきり「食い下がれてない」ですね。誰の目にも明らかだと思いますが、LeEcoの圧勝です。
こちらも上段がLe Pro 3、下段がOukitel C8です。
感想を書きますと、この製品のカメラは額面通り受け取れません。要するに13MPの実力ではない、ということです。Le Pro 3がスペック上の16MPという画素数以上に表現力があるとは常々思っていますが、これだと比較するまでもないって感じですね。デフォルトの設定ではなく、それなりに知識のある人が別のアプリを使って撮影すればもう少しキレイに写せるでしょう。Oukitelのカメラは、ちょっとしたスナップ写真やメモ代わりに使うぶんにはいいと思います。Twitterにラーメンの画像をアップするとかも大丈夫だろうと思います。でも、それ以上のことは期待できないでしょう。
ゲーム
このレビューでは、最近私がよく遊んでいる「シノビマスター 閃乱カグラ NEW LINK」をやってみました。このアプリはウインタブで紹介記事を書くには色々アレな気がするのですが、テストならいいでしょう。
ゲーム性はかなり良く、「オートバトル」に対応するので、誰でも比較的簡単に遊べます。しかし、このゲームの場合、「かわいい女の子を愛でる」的な要素があるので、グラフィックにはこだわっていますし、その意味では結構重いアプリだと思います。
で、結論なんですけど、ゲームの進行は可能です。普通に遊べます。ただし、画像のようにグラフィックが少しギザギザになってしまいます。この画像は動きが少ないところを撮影したのですが、アクションシーンだともっと画質が悪くなります。なので、このゲームが好きな人(イコールきれいなグラフィックを楽しみたい人)にはイマイチだろうと思います。
最近知ったんですけど、複数のスマホを持つ動機のひとつとして、「好みのゲームをサブアカウント運用する」というのがあるようです。往々にしてデレステとかが対象なんだろうと思いますが、そのようなゲームファンにはこの製品のグラフィック性能だと少し厳しいでしょうね。
6.まとめ
OUKITEL C8(4Gモデル)は中国の通販サイト「TOMTOP」で販売中で、12月28日現在の価格は77.99ドル(8,657円)です。
レビューを書き終えて、「今回は少し評価が厳しすぎたかなあ」と思っています。だって、8,000円台のスマホなんで、読者が購入検討するにしてもある程度は妥協できると思うんですよね。その妥協点っていうのが、「スマホとしての基本操作が普通にできて、ある程度縦長ディスプレイを楽しめるか」っていうところだと思います。
とすればこの製品は満点をあげていいです。8,000円よりも数段高い価値があると思います。一方で、読者の多くが現在使っているであろう、ミドルスペック以上のスマホとガチで比較しちゃうと、若干厳しいところがあります。特にカメラですね。あと、CPU性能に関しても、あまり負荷の大きいことには使えません。なので、現在ハマっているゲームがある、という場合はあまり楽しめない可能性もあります。
でも、ニュースアプリを見たり、Webブラウジングをしたり、動画を観たりといった、ライトな使い方であれば十分満足できるでしょう。「2017年のエントリースペック」はその程度の使い方なら全然問題ないです。それにしてもこの価格、本当に安いですね!この製品はスマホ好きな人のセカンドスマホとしても、スマホのライトユーザーにもおすすめできると思います。個人的にはこういう製品はホントに大好きです。
7.関連リンク
OUKITEL C8 4G:TOMTOP
※筐体色によって価格が多少異なります。
コメント
1万円スマホにはちょっと厳しいレビューかもしれませんねw
去年、ドスパラのWindowsPhoneを9000円くらいで手にいれました
ハイスペックとは縁遠いスペックでしたが
そこそこ楽しめました
やはり割り切りが必要かと思いますね
なおさん、こんにちは、コメントありがとうございます。そうですね。実機の価格帯に合わせて無理のないレビューをし、誤解を与えない記事を書くのって難しいですけど、やるしかないですよね。ちなみに私はこの製品はめちゃめちゃ高く評価してます。
イメージセンサーがサムスンなのでしょうかね?(センサー8Mソフト補間13M)
プラスチックレンズとの兼ね合いもあるとは思いますが、ちょっと解像度が悪すぎる気がします。
でも9000円でおつりがくるのなら上出来だと感じました。
SZWindさん、こんにちは、1年間いろんなコメントをいただき、ありがとうございました。カメラについては私も納得していないです。この記事の背後で結構いろいろな写真を撮ってみたんですけど、うまくいきませんでした。このあとはレビュアーに期待したいです。
お伝えしたいことは2点。
1、「フルスクリーンモードに対応しないアプリがある」とありますが設定から動作変更できます。
2、界隈ではこの製品のバッテリーは1000mAhではないかと噂されています(実際に調査した人が1000だったという情報も出てきています)。もう少し調べてから掲載しないとウィンタブさんが偽証罪にかかわったということになりかねません。
バッテリーに関してオフィシャル公表値なので
https://www.oukitel.com/products/c/c8-4g-79.html
(3000mAhマッシブバッテリー※ここでのマッシブは大容量の意味)
Ampereなどのアプリでも正確にはでないです
バッテリーを割って中のセルを確認でもしないと、それこそわかりません
バッテリーに関しては中国製の一部には
不良品(というかセルが抜かれてたり、規定より少ないmAのセルが入ってる中抜き品)があるのは
ノートパソコン用の交換バッテリーが出てきたときくらいから
よく言われていることで、
買う側、基本的に良くも悪くも中国産というのを理解しないといけないかと思います
またバッテリーに関しては、けっしてスペック転載ではないことを、
レビューしてあるように見えます
それがどうなのか
(メーカーぐるみなのか、単に回路の問題で無駄に消費してるのか)
どうかは知りませんが
メーカーの公表されている数字に関しては、レビュアーが責任を取る由来はないですね
また、偽証罪とは偽証をした行いに対しての罪であり、本件のような少ない容量なのに高い容量として売っているというような件が本当だとしたら、たんに詐欺罪ですよ?
なおさん、こんにちは、コメントありがとうございます。この人たぶん大人じゃないだろうと思いますよ。「偽証罪」なんて表現、悪意でもなければ普通のコメントでは使わないですよね?
パズドラはできますか?
こんにちは、コメントありがとうございます。手元に実機がなくなってますので、検証できませんが、ちゃんと動くと思います。
日本語入力99%可能と書いてありますが、
出来なくAmazonに返品です
のぶさん、こんにちは。おかしいなあ、この製品私が自分でレビューしたので覚えていますけど、OSは基本的に素のAndroidだと思いますので、日本語化はメーカーが追加した独自機能の部分を除き、ほとんどの部分で可能だと思うんですけどね。ひょっとしたら現在はメーカーのカスタムUIが使われているのかなあ。