HUAWEI P40 lite Eの実機レビュー - HUAWEI Mobile Servicesの使い勝手はいかに?P40シリーズ最廉価モデルを試す!

HUAWEI P40 Lite Eの実機レビュー
こんにちは、はこもりです。今回は6月に国内発売されたばかりのHUAWEI P40シリーズから、最廉価機種の「HUAWEI P40 lite E」の実機をお借りしてレビューします。アメリカ政府からの制裁を受けGoogle関連サービス、GMS(Google Mobile Services)を搭載できなくなってしまったHUAWEIですが、代わりに独自のHMS(HUAWEI Mobile Services)を搭載して登場しました。P40 lite Eは、このHMSを体験するのに最も手軽なスマートフォンです。

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1.スペック

Huawei P40 lite E
OSはAndroidをHUAWEI独自に調整したEMUI。バージョンは10.1です。以前、HUAWEIの新型スマートフォンには独自OSが搭載されるのではないかという話がありましたが、実際に発表されたHarmony OSはスマートフォン向けではないとされていることもあり、しばらくはAndroidが継続して搭載されそうです。

CPUはHUAWEI Kirin 710F。F付きではないKirin 710はNova lite 3などにも搭載されていましたが、性能面ではそれと大差ない様です。なお、自社開発のフルシナリオ加速エンジンによってアプリ起動速度などが向上し、常に新品の様に動かせると謳っています。長く使っても性能が落ちない様な機能が搭載されているというのは安心感がありますね。

RAMは4GB、ストレージは64GB。共にエントリーモデルとしては十分以上な容量が確保されています。ストレージが少ないと感じる場合はMicroSDも利用できます。ディスプレイは1560×720、TFT液晶です。廉価ということもあり、解像度は若干上位機に劣りますね。

カメラは前面が8MP。背面はメイン48MP、超広角8MP、被写界深度2MPの三眼です。AI機能も搭載しているので、アウトカメラ利用時には手軽に綺麗な写真が撮影できます。500以上のシーンと21のカテゴリーを識別して、最適な状態に調整してくれるそうです。Wi-Fiは2.4GHz帯のみの対応になります。

2.外観

Huawei P40 lite E
内容物はACアダプター、USBケーブル、TPUケース、SIM取り出しピンとなります。貸出機に付属していたのは海外仕様のアダプターですが、国内版では国内仕様のアダプターが搭載されるものと思います。

Huawei P40 lite E
前面です。ベゼルは非常に狭く、画面占有率がとても高いです。画像はロック画面なのですが、デフォルトでは開くたびに壁紙が変わります。マガジンロック画面という機能で、画像はWi-Fi経由で常に更新される様で。Reicaのカメラで撮影された高画質写真などが代わる代わる表示されます。設定からオフにすることもできますし、自分の好みの画像を表示することもできます。Windows10っぽい機能ですが、壁紙にこだわりのない私からすると、毎回ロック画面を見るのがちょっと楽しくなりますね。

私はパンチホールデザインのスマートフォンにしっかり触れるのが初めてだったのですが、思っていたより全然気になりません。カメラがある分ステータスバーが大きくなったり、ゲームをする時に黒帯が出たりということはあるのですが、特にそれを意識させられないです。

Huawei P40 lite E
背面です。グラデーションがとても綺麗です。側面部分にも同じ様にグラデーションがついています。ガラス部分には枠組みの様な加工がされており、そこに光が入ると綺麗に発色します。背面指紋認証は安定ですね。位置も指を伸ばしやすいです。

Huawei P40 lite E
上が左側面、下が右側面です。質感がいい感じにマットで綺麗。ボタン類は右に集められ、SIMとSDのスロットが左にあります。全世代のP30 liteはスロットが上部にあったので、小さな変更点ですね。

Huawei P40 lite E
Huawei P40 lite E
上面にはノイズキャンセリング用マイク、底部にはスピーカーやマイクと端子類です。コストカットのためか、Micro-USBが搭載されています。スピーカーもモノラルです。

3.使用感

HMS

このスマートフォンを検討する上で最大の懸念点ですが、新たな体験という意味では最大の購入理由にもなるでしょう。結論から言うと、やはり若干使いにくいです。Android端末を過去に使用していれば当然Google関連のサービスは触れると思うので、同じ様に扱おうと思うと余計にそう感じるかもしれません。Youtubeなどのサービスを利用したい時はブラウザを経由する必要があります。逆に言えば、その様な点に目を瞑れば普通に扱えます。

Huawei P40 lite E
この端末ではPlayStoreの代替としてAppGalleryというHUAWEI独自のアプリストアが用意されています。国内で特に利用されるアプリであるLINEはそこでダウンロードできますし、TikTok、U-NEXT、乗換NAVITIMEなどのアプリも確認できました。TwitterやInstagramは確認できませんでしたが、使いたい場合はAmazonアプリストアなどといった外部のマーケットを利用すればダウンロードが可能です。少々危険ですが、外部で取得したアプリのパッケージを直接インストールする方法もあります。

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LINEが利用できて、他はブラウザで賄えば問題ない、という人なら現時点でもストレスなく使えるでしょうし、うまく工夫して使えるならば他の問題もクリアできるでしょう。この端末を面白そうだと思えるかどうかが購入の鍵になってくると思います。ちなみに、AppGalleryではHUAWEIアカウントのログインなしでもアプリをインストールできます。

ロック解除

指紋認証は高速です。指を置いてすぐ解除されます。顔認証も、詳しい精度は分かりませんが顔を認識するスピードは早いです。初期状態だとロック解除だけでロック画面から抜けるにはスワイプが必要ですが、設定で不要にすることもできました。

動作

Huawei P40 lite E
Antutuベンチマーク(Ver.8)では16万点を記録しました。XperiaXZあたりと同じくらいの数値でしょうか。あちらの方がGPU性能は高いですが、メモリーなどの性能はこちらが上です。

実際触ってみた感じの動作は滑らかでストレスフリーです。アプリのインストールなどには少々時間がかかる印象ですが、アプリの起動などは素早いです。

Huawei P40 lite E
初期状態のホーム画面はこんな感じ。iOS7あたりを思い出す、すっきりして可愛らしいデザインです。余計なアプリはほとんど入ってないですね。左下に少しOfficeなんかがあるくらいでしょうか。右のフォルダはおすすめアプリを表示するもので、必要がなければ機能をオフにできます。

プリインストールアプリはどれも標準的な使用感でいい感じです。IMEはKika、iWnn、SwiftKeyと初期状態で3種類が搭載されていました。AppGalleryからはSimejiなども追加できます。

ゲームはアスファルト9とWorld of Tanks BlitzをAppGalleryからインストールしましたが、どちらもストレスなくプレイできました。どちらのゲームも画質設定を上げるとフレーム落ちは感じられますが、初期設定であれば問題はなかったです。

バッテリー容量がとても大きいおかげで、一日ゲームやブラウジングをしていても電池の不安は少なかったです。緊急時には一部のアプリのみ使用可能にして消費電力を抑えるウルトラ省電力モードも利用可能なので、バッテリー持ちに関しては安心でしょう。

カメラ

Huawei P40 lite E
個人的な事情で撮影の機会に恵まれなかったので、身近な物の撮影で失礼します。撮影した写真を確認してみると、被写体の質感は表現できているかなという感じです。上の場合結構小さめのフィギュアですが、アイプリントなども綺麗に撮影できています。写真には透かしを入れることもできます。透かしが入ると雰囲気が出ますね。

Huawei P40 lite E
こちらは桃です。見たままの色が出ているなと感じます。表面の産毛が生えているのもわかります。ズームは6倍まで可能。広角カメラも搭載しています。どちらもメインカメラに比べると多少精細感に欠けますが、友人間やSNSでの写真共有程度なら全く問題ないと感じました。

音質

スピーカーはモノラルなので特に音質が良いというわけではありませんが、BGM代わりに音楽を流すくらいになら使えるでしょう。最大音量は結構大きいです。イヤホンを挿して音楽を聴いてみましたが、結構音質はいいです。少し乾いた感じの音で、スッキリしています。設定にてHistenサウンド効果というものを調整でき、3Dオーディオなどを利用して音質を調整できます。

4.価格など

HUAWEI P40 lite Eは現在、AmazonなどのECサイトやMVNO各社、家電量販店で販売中です。価格は税込み27,280円ですが、7月7日現在、Amazonでは本体価格が税込み24,800円となっています。

スマートフォンとしての機能は申し分なく、今後も日本向けアプリケーションの拡充が行われていくと思うので、それが進んだ時には再評価してあげたいと思う機種でした。従来のAndroidスマートフォンとは違った運用が求められてきますが、HMSに移行してなお基本的な機能は押さえられています。どちらかと言えば、スマートフォンに不慣れな方よりもある程度詳しい方、またGMSのないスマートフォンに興味のある方にお勧めしたいです。

5.関連サイト

HUAWEI P40 lite E:HUAWEI公式サイト
HUAWEI P40 lite E:Amazon

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コメント

  1. 匿名 より:

    実機借りてるから言いづらいだろうけどHMSについてはどのHPのレビュー見ても定型文過ぎると思う。Amazonのアプリストア使うのはいいとしてapkファイル使うことも出来るとかブラウザーで良ければとか。昔の怪しげな中華端末じゃないんだから。