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Galaxy Z Flip5 -「妥協をしない、ポケットサイズの究極の自己表現ツール」、カバースクリーンが大型化しました

Galaxy Z Flip5
Samsungが7月26日に韓国で「Galaxy Unpacked」を開催し、スマートフォン「Galaxy Z Flip5」をグローバル発表しました。折りたたみスマートフォンとしては比較的購入しやすい価格帯の端末で、ポケットに入るコンパクトなサイズ感が魅力です。

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1.Galaxy Z Flip5 スペック

スペック表

   Galaxy Z Flip5
OS One UI 5.1.1(Android 13ベース)
CPU  Qualcomm Snapdragon 8 Gen 2 for Galaxy
RAM 8GB
ストレージ 256GB/512GB
ディスプレイ メイン:6.7インチAMOLED(2,640 × 1,080)
カバー:3.4インチAMOLED(720 × 748)
LTEバンド 対応バンド未公開(7月28日現在)
SIM nanoSIM + eSIM
ネットワーク Wi-Fi6E(a/b/g/n/ac/ax)、Bluetooth 5.3
入力 USB Type-C
カメラ イン10MP/アウト12MP + 12MP
バッテリー 3,700 mAh
サイズ 折りたたみ時:71.9 × 85.1 × 15.1 mm
開口時:71.9 × 165.1 × 6.9 mm
重量 187 g

※Samsungプレスリリースをもとに作成

バリエーションモデル

・8GB/256GB
・8GB/512GB
※左からRAM/ストレージ
※Samsungプレスリリースをもとに作成

コメント

OSはAndroid 13ベースのOneUI 5.1.1です。OSのアップデートは4回、セキュリティアップデートは5年提供されるので、長い期間愛用できます。

CPUはSnapdragon 8 Gen 2 for Galaxyです。先に投入されたGalaxy S23シリーズにも搭載されていて、その名の通り動作クロック数が通常のSnapdragon 8 Gen 2より引き上げられた特別版です。もはやオーバースペックともいえる性能ということもあってセキュリティアップデートが終了する5年後の2028年まで不満なく使っていけるでしょう。RAMは8GB、内蔵ストレージは256GB/512GBです。

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カバーディスプレイも大画面に
ディスプレイは折りたたんだ状態で使用するカバースクリーンが解像度720 × 748のSuper AMOLED、ディスプレイを開いた状態で使用するメインスクリーンが6.7インチFHD+(2,640 × 1,080)です。パネルはカバースクリーンがSuper AMOLED(リフレッシュレート60Hz)、メインスクリーンがDynamic AMOLED 2X(リフレッシュレート120Hz)です。カバースクリーンはGalaxy Z Flip 4より大型化され、新たにメッセージの送信やウィジェットも利用可能になりました。ただし、残念ながらMotorolaの折りたたみスマートフォン、RAZR 40 Ultraとは異なりAndroidアプリを実行することは出来ません。

カメラはイン10MP、アウト12MP(メイン) + 12MP(超広角)です。スペックはGalaxy Z Flip 4から変わらず、今のハイエンド端末としては画素数が控えめですが、暗所でもノイズの少ない美しい写真・動画が撮影できます。またGalaxy Z Flip 5ならではの使い方として「フレックスカメラ」があり、カバースクリーンを使用してインカメラで複数人の集合写真も簡単に撮影できます。

バッテリー容量は3,700 mAhです。わずか30分で50%までバッテリーをチャージ可能な25W出力の急速充電とGalaxy Watchシリーズ、ワイヤレスイヤホンといったアクセサリーやqi対応スマートフォンを充電できるワイヤレスパワーチャージに対応します。

2.Galaxy Z Flip5 筐体

前面
前面は2020年に登場した初代Galaxy Z Flipからほぼ変更されていません。中央にパンチホールノッチがあり、この画像だけみると普通のスマホのように見えます。Galaxy Z Flip4までは中央の折り目が気になりましたが、Galaxy Z Flip 5では新たに水滴型ヒンジを採用し、折り目が完全になくなった・・・わけではありませんが、目立たなくなりました。

背面
背面です。折りたたんだ状態では超コンパクト、カバーを開口しても薄いのがGalaxy Z Flip5の魅力の一つです。IPX5/8準拠の防水・防塵性能を備えているので水気の多いキッチンでも使用出来ます。投入される筐体色は地域によって異なりますが、「グラファイト」「ラベンダー」「ミント」「クリーム」の4色が用意されます。

3.Galaxy Z Flip5 価格など

気軽に持ち出せるコンパクトさも売りの一つ
Galaxy Z Flip5はグローバル市場では一部の国で2023年7月26日(水)から予約受付が開始され、2023年8月11日(金)から一般発売されます。価格は999ドル(約140,000円)からです。日本での展開はまだ発表されていませんが、Samsung Japan公式サイトにて既に公式ページが用意されていることから、そう遠くないうちに何らかの発表が行われるものと思われます。個人的にはSIMフリーモデルの販売にも期待したいところです。

Foldシリーズと比べると比較的手の届きやすい価格で購入できるGalaxy Z Flipシリーズですが、最新モデルであるGalaxy Z Flip5ではカバーディスプレイが大型化され、折りたたんだ状態でも「出来ること」が増えています。しかし、残念ながらカバーディスプレイでAndroidアプリを起動することは出来ないようなので、この点は先に発表されたMotorola razr 40 Ultraのほうが魅力的に感じられます。

防水・防塵もあり、初代Galaxy Z Flipと比較すると普通のスマホと同じ感覚で使える端末になってきた印象を受けます。Flipシリーズの従来モデル(キャリアモデル)はストレージ容量が128GBと小さく、メイン機として考えるとちょっと手が出しにくいところがありましたが、Galaxy Z Flip5では下位構成でも256GBと十分なので、予算があれば欲しいですね。

4.関連リンク

Galaxy Z Flip5:Samsung Japan

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