DOOGEE Y8 － Android 9.0を搭載し、水滴型のノッチディスプレイを採用したエントリースマホ、普通に使えるスペックでお値段爆安！

中国メーカーのDOOGEEから、エントリースペックながらトレンドをしっかり押さえたスマホが発売されました。「DOOGEE Y8」という製品で、ゲーム用としては向かないものの、SNSやニュースアプリ、Webでの調べ物といった普段使いには十分な性能を備えて「100ドル切り（ウインタブが大好きな価格帯）」という低価格を実現しています。というか、Banggoodから限定クーポンをもらってまして、なんと69.99ドルという爆安価格になります！

1.スペック

OSは最新のAndroid 9です。100ドルを下回る低価格品としては「異例かも」と思えるくらいに早い対応ですよね！CPUはMT6739なので、典型的なエントリークラスとなります。冒頭にも書きましたが、ゲーム用としては力不足なものの、SNSとかWebブラウジング、動画視聴などの用途であれば問題なく使えます。もちろんパズルゲームなどライトな暇つぶし系であればゲームもちゃんと動きます。ずーっと昔のエントリー機のようにスクロールがカクつくとか、しょっちゅうフリーズするとか、そういった挙動ではなく、全然普通ですよ。

RAMは3GBあり、少し非力なCPU性能を考慮すれば十分すぎる容量です。ストレージの16GBというのは少し厳しいですね。しかし、「Windows PCのストレージ32GB」のように大型アップデートのたびに四苦八苦するというものではなく、インストールするアプリ数を少なくするとか、あまりたくさんの動画撮影をしないようにするとかの配慮が必要、というレベルです。また、この製品はmicroSDカードリーダーがありますので、写真や動画などの個人テータなんかはmicroSDに保存するようにすれば特に困らないとは思います。

ディスプレイは6.1インチサイズで最近流行しつつある「水滴型ノッチ」を採用しています。なので、低価格品とはいえ、見た感じは最新スマホと同じです。ただ、ちょっと残念なのが解像度で、1,280 × 600と、HD解像度を下回っています。私は視力が悪いこともあり、そんなに気にはしませんが、画質にこだわりのある人には粗く見えると思います。

カメラはちょっとプアかな…。一応アウト側はデュアルレンズになっていますが、8MP+5MPというのは現在の品質水準からすれば低性能と言わざるを得ません。なので、写真撮影の機会が多いという人のメインスマホとしてはあまりおすすめできませんね。ただし、顔認証にはしっかり対応します。精度については…、よくわかりません。

2.筐体

ご覧のように前面は水滴型ノッチが採用され、低価格スマホとは到底思えないようなデザインになっています。また、背面には指紋センサーも見えますね。

背面は美しくラウンドしています。背面素材は不明ですが、おそらくプラスティックでしょう。

筐体色はエメラルドグリーン、ファントムパープル（グラデーション）、そしてミッドナイトブラックの3色です。「DOOGEE Y8らしい」のはエメラルドグリーンでしょうね。筐体素材はともかく、どの色も美しく仕上げられているようです。

この製品はまだ情報が少ないのですが、YouTubeに開封動画が公開されていましたのでリンクしておきます。製品画像と実機動画のギャップは思ったより大きくはないですw

3.価格など

DOOGEE Y8は中国の通販サイト「Banggood」でプレオーダー中で、1月24日現在の価格は99.99ドル（11,124円）です。この価格でも十分安いと思うのですが、一応Banggoodにクーポンをお願いしたところ、「ウインタブ限定で69.99ドル（7,786円）」にしてくれました。クーポンコードは「2BGY8」です。

さすがにLTE対応のスマホがここまで安くなるのなら、解像度が低いのがイマイチとか、ブツブツ不満をいう気も失せます。この製品はウインタブ読者のメインスマホとしては力不足だと思いますが、MVNOの格安SIMを使ってのサブスマホとしては十分に使えると思います。これは私も（特に使いみちは思い浮かばないけど）とりあえず欲しい、と思っちゃいますね。

4.関連リンク

DOOGEE Y8：Banggood