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DOOGEE V Max - Dimensity 1080と超大容量バッテリーを搭載するタフネススマホ、かなり重そうです

DOOGEE V Max
DOOGEEがタフネススマホ「V Max」を発売します。この製品は先日ご紹介した「DOOGEE V30」に似ていますが、V30よりも数段個性的です。また、システムスペックもタフネススマホとしてかなり高い部類になります。あと、「バッテリーがすごい」です…。

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1.DOOGEE V Max スペック

スペック表

   DOOGEE V Max
OS Android 12
CPU MediaTek Dimensity 1080
RAM 12GB
ストレージ 256GB
ディスプレイ 6.58インチ(2,408 × 1,080)120Hz
LTEバンド 5G:n1/3/7/28/38/41/77/78/79
FDD:B1/2/3/4/5/7/8/12/17/18/19
B20/25/26/28A/28B/66
TDD:34/38/39/40/41
SIM nano SIM × 2(SIM2はmicroSDと排他)
ネットワーク 802.11 ac/a/b/g/n/ax、Bluetooth
入出力 USB Type-C、microSDカードリーダー
カメラ イン32MP/アウト108MP+20MP+16MP
バッテリー 22,000 mAh
サイズ 178.5 × 83.1 × 27.3 mm
重量 遺憾ながら不明

コメント

搭載CPUはDimensity 1080です。Webで調べると各所にAntutuスコアが掲載されており、50万点強のようです。5G対応のCPUは概して性能が高いのですが、Dimensity 1080もミッドハイクラスの実力がありますね。

RAMは12GBで、RAM拡張機能によりストレージ領域から最大8GBをRAMとして使えますので、合計で最大20GBです。ストレージも256GBと余裕のある容量になっています。

DOOGEE V Max
ディスプレイは6.58インチのFHD+解像度、リフレッシュレートは120Hzです。この製品で動きの早いゲームはしにくいと思います(後述します)が、CPUやディスプレイの仕様はゲーム向きですね。

DOOGEE V Max

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カメラはイン側32MP、アウト側は108MPと高画素数です。また、アウト側には20MPのナイトビジョンカメラ(よくあるナイトモードとは異なります。モノクロになるが、真っ暗闇でも鮮明な撮影ができる暗視カメラのことです)と16MPの超広角/マクロカメラも搭載しています。

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ここまでの構成のうち、ディスプレイサイズと解像度、およびカメラの仕様はV30と同じです。また、CPU型番とRAM容量は異なりますが、ストレージ容量も同じですね。ただ、ここからがV Maxのすごいところです。

DOOGEE V Max

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バッテリー容量なんと22,000 mAh。これ、中華スマホの中でも過去最大じゃないですかね(すみません、これ以上の容量のスマホは記憶にありません)。また、リバースチャージ機能(この製品をモバイルバッテリー代わりにして、他のデバイスを充電できる機能)も搭載していますので、お友達のスマホ3~4人分を助けてあげられるんじゃないでしょうか。

また、33Wの急速充電にも対応します(それでも満充電までは結構な時間がかかりそう…)。

これだけの大容量バッテリーを搭載している関係で、サイズも強烈です。タテ・ヨコサイズはV30とほぼ同じですが、厚さは27.3 mmもあります。薄型のハイスペックスマホの3倍くらいですね…。あと、個人的に興味津々なのが重量ですが、残念なことに1月16日現在開示がありません。500 gくらいはありそうですね…。なので、この製品を手で持ってゲームをするのは(性能は問題ないと思いますけど)しんどいんじゃないかと思います。

2.DOOGEE V Max 筐体

DOOGEE V Max
前面には水滴型ノッチがあり、タフネススマホだけにベゼルはやや太めです。また、ディスプレイガラスはゴリラガラスが使われています。

DOOGEE V Max
背面です。V30と同じデザインではありませんが似ています。V30と同様、背面はレザー(合皮だと思います)が張られているようですが、メーカーサイトには詳しい説明がありませんでした。

DOOGEE V Max
スピーカー配置はいいですね。また、ハイレゾのマークがついていますが、おそらくこれはLDACなどのハイレゾコーデックに対応している、という意味だろうと思います。

DOOGEE V Max
筐体色はV30とは異なり、(左から)Sunshine Gold、Classic Black、Moonshine Silverの3色です。もちろんこの筐体はIP68/IP69Kの防水・防塵性能とMIL-STD-810Hの堅牢性を備えています。

DOOGEE V Max

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各部名称です。実は個人的にこの製品の「厚み」にすごく興味があるのですが、メーカーサイトには厚みがよく分かる製品画像がありませんでした。でも、この図を見ると厚みが伝わってきますね。

ポート構成ではUSB Type-Cポートがあるのみでイヤホンジャックは装備されません。電源ボタンは指紋センサーを兼ね、左側面にはユーザーが任意の操作を割り当てることができるカスタムキーがついています。

3.DOOGEE V Max 価格など

DOOGEE V MaxはAliExpress内のDOOGEE Official Storeにて2月13日からワールドプレミア(セール)が開催される予定です。残念ながら1月16日現在、セール価格がいくらになるのかはわかっていません。なんとなくですが「499ドルくらいかなあ」などと予想しています。

ウインタブでは中華のタフネススマホをよくご紹介していますが、「この製品やりすぎじゃね?」と思うこともしばしばです(だから面白いんですけどね)。その意味ではこの製品も「相当にやりすぎ」のように思われます。まあ、CPU性能といい、カメラ性能といい、メインスマホとしても使えるスペックではありますけど、かなりの重量級であることは間違いないでしょう。

4.関連リンク

DOOGEE V Max:DOOGEE Official Store(AliExpress)

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