DOOGEE T10 － タフネススマホのDOOGEEからAndroidタブレットが！スペックの割に安く、しかもWidevine L1です！

タフネススマホでおなじみのDOOGEEがAndroidタブレット「T10」を発売しました。低価格なタブレット製品としてはスペックが高く、さらに「WidevineがL1」です。つい先ほど実機レビューをしたBlackview Tab 15に続いてのWidevine L1ということで、この先中国メーカーのタブレット製品でも対応機が増えてくるかもしれないですね。

1.DOOGEE T10 スペック

スペック表

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OSはAndroid 12です。OSのカスタマイズについては特に言及がなかったので、素のAndroidになっていると思われます。CPUはUNISOC T606で、メーカー発表によるとAntutuスコアは238,635ということなので、普段使いには悪くない性能と言えます。ただし、ゲームについては「どんなゲームでもサクサク」というわけではなく、原神など重量級3Dゲームのプレイは難しいでしょう。

RAMは8GB、ストレージ領域から7GBの拡張が可能なので、最大15GBとして使えます。ストレージは128GBと、こちらも低価格帯タブレットとしては大きめの容量になっています。

ディスプレイは10.1インチでWUXGA（1,920 × 1,200）解像度で、冒頭に書いた通りWidevineがL1なので、動画サブスクリプションサービスでHD画質の視聴が可能です。ただし、先にレビューしたBlackview Tab 15もWidevine L1でしたが、NetflixでのHD画質視聴ができないということなので、「L1なら必ず全ての動画サブスクでHD画質視聴が可能」というわけではありません。この点にはご注意下さい。

カメラはイン8MP、アウト13MPと、低価格帯Androidタブレットとしては高い画素数になっています。ただ、この画像だとアウトカメラは「デュアル」に見えますが、実際にはシングルレンズです。中華あるある…。

2.DOOGEE T10 筐体

この製品の筐体サイズはBlackview Tab 15と大差ありません。Tab 15は10.5インチと若干ディスプレイサイズが大きいのですが、中国タブレットとしてはベゼル幅が細めでしたから、DOOGEE T10のこの正面画像もおそらく「盛られていない（ベゼル幅が細く見えるように画像加工されていない）」と思います。ご覧の通り、ベゼル幅は細めで、割とスッキリしたデザインですよね。

厚さは7.5 mm。これも低価格帯の10.1インチタブレットとしては立派です。また、この画像を見ると、エッジ部分がラウンドしており、最近よく見かける角張ったデザインではありません。

それと、重量が判然としません。上のスペック表には570 gと記載していますが、この数値は公式サイトにあったもので、AliExpressの製品ページだと430 gになっているんですよね。一応保守的に570 gを正としましたが、この差はちょっと気になるところです。430 gだったら最高なんですけどね…。

各部名称です。画像が一部切れていますが、スピーカーは2つで、最近の中国タブレットによくある4スピーカー搭載ではありません。また、イヤホンジャックも装備されています（画像一番上の側面画像左端にあります）。

3.DOOGEE T10 価格など

DOOGEE T10はAliExpress内のDOOGEE Official Storeで販売中です。11月13日までワールドプレミアセール中とのことで、ちょうど11.11セールと重なっていることもあり、セール価格は113.99ドル（17,723円）と非常にお買い得です（カートに入れるとこの価格になります）。これだけのスペックの製品が113.99ドルというのは個人的には「すごい！」とさえ感じます。180ドルとかでもおかしくないかと…。

しかも、この113.99ドルには「ケースとペン」も含んでいます（実際にはFree Giftという扱いです）。

先にレビュー記事を掲載したBlackview Tab 15と同様、もっぱらゲーム、という用途には厳しいと思われますが、Widevine L1を活かして動画サブスクでHD画質視聴も楽しめそうですし、キーボードを接続して文書作成をしたり、といった用途でも快適に使えそうです。

4.関連リンク

DOOGEE T10：DOOGEE Official Store（AliExpress）