エイサーがChromebook Plusカテゴリのニューモデル「Chromebook Plus 514」を発売しました。「CB514-4H-N38Q(ディスプレイがタッチ対応せず、法人向けのみに受注販売)」と「CB514-4HT-N38Q(ディスプレイがタッチ対応し、ECサイトや量販店で販売)」がありますが、この記事では個人向けにも販売されるCB514-4HT-N38Qに絞ってご紹介します。
なお、Chromebook PlusはChromebookの新しいカテゴリで、従来のChromebookよりも高い性能を備えています。Chromebook Plusの仕様は以下です(出所:Google Japan Blog)
CPU:Intel Core i3 第 12 世代以降、または AMD Ryzen 3 7000 シリーズ以降
RAM:8GB 以上
ストレージ:128GB 以上
ウェブカメラ:1080p+、テンポラルノイズリダクション機能内蔵
ディスプレイ:フル HD IPS 以上
1.概要
スペック表
製品名 | Chromebook Plus 514 |
OS | Chrome OS |
SoC | Intel Core i3-N305 |
RAM | 8GB(LPDDR5-6400MHz) |
ストレージ | 128GB SSD(M.2 2280、PCIe、NVMe) |
ディスプレイ | 14インチIPS(1,920 × 1,080)タッチ |
LTEバンド | — |
SIM | — |
ネットワーク | Wi-Fi6E、 Bluetooth 5 |
入出力 | USB3.2 Gen1 Type-C × 2(PD/映像出力対応)、USB3.2 Gen1 Type-A × 2、microSDカードリーダー、オーディオジャック |
カメラ | Webカメラ(1080p) |
バッテリー | 53 Wh(駆動時間 約11時間) |
サイズ | 326.87 x 224.93 x 20.50 mm |
重量 | 1.43 kg |
コメント
CPUはCore i3-N305で、Passmarkが公表しているベンチマークスコアは10,095と高く、第11世代のCore i5-1135G7と同等の性能があるものと思われます。ただし、内蔵GPUはIntel UHD Graphicsなので、Iris Xeを搭載する第11世代以降の型番ほど高くはありません。RAMは8GB、ストレージは128GB SSDです。
ディスプレイは14インチのIPS液晶、FHD解像度で、タッチ対応もします。
記事の冒頭にChromebook Plusの仕様を掲載しましたが「まさにそれ」なスペックですよね。
写真の撮り方、かもしれませんが、筐体色は「スチールグレイ」でちょっと高級な感じです。これらの画像を見る限り金属製と思われ、背面はツートンカラーになっています。
この筐体はリサイクル素材を多用しており、MIL規格(MIL-STD 810H)準拠のテストもクリアしています。
キーボードです。この画像では英語配列になっていますが、日本仕様は78キーの日本語配列です。また、キーボード面の両端にスピーカーが配置されているようです。ウインタブの経験上、この位置にスピーカーがあると音質がよくなりますので、この製品のスピーカー音質にも期待ができそうです。
側面と入出力ポートの配置です。USBポートは合計で4つ、HDMIポートはなく、microSDカードリーダーを装備しています。
2.価格など
acer Chromebook Plus 514(CB514-4HT-N38Q)」はACER公式ストアやAmazon、ヨドバシカメラなどの家電量販店で販売され、6月27日現在の価格は79,800円です。ヨドバシやビックカメラなどではポイントが10%つきますので、実質7万円強で購入できますね。
3.価格など
Chromebook Plus 514:ACER公式ストア
Chromebook Plus 514:ヨドバシカメラ