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acer Swift 5 - ニューモデルは14インチで重量わずか930 g!Ice Lake搭載の高性能モバイルノート(読者投稿:オジルさん)

acer Swift 5
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回は読者の「オジル」さんにacerのニューモデルをご紹介いただきます。ウインタブでオジルさんをライターとしてお迎えすべく、お話を進めておりますが、現在のところ正式にライターにご就任いただけるかは決まっておりませんので、「読者投稿」という格好でこの製品の記事執筆をお願いした次第です。あらかじめご了承ください。

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0.はじめに

はじめまして、オジルです。実は以前一度だけこちらで読者レビューさせていただきました。スペック的には過去にデータベース管理・プログラミングの実務と、家電量販店でPC販売の経験はあります。でも、現職は全く関係なく、3,000円くらいから妻の厳しい稟議が必要な極貧サラリーマンです。有識者ではないので、素人目線で分かりやすい内容を心掛けます。よろしくお願いします。

1.スペック

acerより新しい「Swift 5」「Swift 3」が発売されます。基本的には既存モデルを踏襲していて、Swift 3との違いも同じようになっています。Swift 5を中心に、既存モデル・Swift 3との比較も交えながらご紹介していきます。なお、既存モデルについてはこちらの紹介記事をご覧ください。
acer Swift 5(SF514-53T-H58Y/BF、SF514-53T-H58Y/B)- 14インチで重さ970 gのモバイルノートにWhiskey Lakeが搭載されました

では、スペックを確認してみます。

acer Swift 5
上から順番に見ていきましょう。

CPUはIntel第10世代Ice LakeのCore i5-1035G1搭載で、これは既存モデルのCore i5-8265Uの後継にあたる位置付けです。ビジネスノートとして困ることはほぼないでしょう。余談としてIce Lakeの見どころのひとつで内蔵GPUの強化「Iris Plus Graphics」が挙げられますが、こちらに搭載されている「G1」のクラスについてはIrisではなく、Intel UHD Graphicsのままです。グラフィックス性能が劇的に向上しているわけではないと思われますので、ゲームなどをプレイしたい方にとっては過度の期待は禁物です。

RAMは既存モデルと同じ8GBではあるものの、CPUの変更に伴ってメモリ規格も変更となりクロックアップしています。ストレージは512GBのSSDで光学ドライブはありません。

ディスプレイは14インチと既存モデルからの変更はありません。FHD解像度のIPS液晶でタッチ対応、ブルーライトカット機能も引き続き搭載されています。また、ネットワークはWi-fi6(802.11ax)対応になりました。

ポートに関しては、あれ?USBがひとつ、3.0から2.0に変更されている…。こちらは後述します。Type-CはThunderbolt 3対応となりました。なお、SDカードスロットは既存モデル同様ありません。私の仕事だとちょくちょくSDカード使うんですけどね…。一貫して付いていない辺りを見ると「必要ならアダプタをどうぞ」と割り切っている感は否めません。カメラの仕様は変更ありません。

バッテリーは約12時間稼働、既存モデルの約9時間から3時間増です。Ice Lakeでは消費電力は特に下がっていないので、低容量にして2セル→4セルと変更した恩恵でしょう。実測値でどうなのかは分かりませんけど、これくらい増えるとかなり大きいですね。

サイズは約318.7 x 14.95 x 210.5 mmとなっています。既存モデルと比べるとざっくりですがヨコ1センチ、タテ2センチほど小さくなりました。厚さはほぼ変更なしです。後述しますが、サイズダウンに伴いナローベゼル化を実現しています。

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最後に重量です。本製品の一番のウリですね。ただでさえ970gと軽かった既存モデルから更に軽くなり930gです。ASUSが880gの世界最軽量を謳う「ASUSPRO B9」を2020年1Qに投入予定ですが、Swift 5の発売段階では世界最軽量になるかと思います。ちなみに、バッテリー容量の詳細が出ていないので何とも言えませんが、ASUSPRO B9は33Whバッテリー搭載で880g、66Whの大容量バッテリー搭載で990gみたいですから、バッテリー稼働時間を考慮すればSwift 5に軍配が上がるかもしれません。いずれにせよモバイル用途では少しでも軽いに越したことはありませんから、14インチで930gは「非常に軽量」とはっきり言えるでしょう。

2.筐体

acer Swift 5
既存モデルから更に軽く、更に小さくなっています。見比べていただければひと目で違いが分かると思いますけど、明らかにベゼルが狭小化していますね。特に上部。

acer Swift 5
天板です。筐体素材はマグネシウム合金、筐体色は「チャコールブルー」のみです。既存モデルから変更はありません。

acer Swift 5
キーボードです。画像は英語配列ですが、日本仕様は87キー・バックライト・指紋認証リーダー付きの日本語配列です。既存モデルから変更はありませんが、文字色がロゴと同じゴールド系に変わっていますね。

acer Swift 5
すみません、側面のいい感じの写真がありませんでした。入出力ポートです。既存モデルはUSBポートが右側面のみと個人的にはかなり微妙な印象でしたけど、解消されましたね。USBポートは左右に振り分けられています。ただし、3.0のものがひとつ2.0に変更されています。位置が右側面ということもあり「マウス用だからこれで十分でしょ」という方であれば気にすることはないと思いますが、念のため注意してください。

3.Swift 3について

acer Swift 5
Swift 5とSwift 3で【違うところだけ】表にしてみました。概ね既存モデルと変わらず、ざっくり言うと「容量が半分でタッチ非対応、ちょっと大きくて重い。でも安いよ」という感じです。

これ、実はひっそりと既存モデルから300g軽くなっています。また、厚さもSwift 5と1mm差になりました。その代償かは分かりませんが、残念ながらポートがひとつ無くなり、バッテリー稼働時間は2時間減少してしまいました。このあたりは使う人によって意見が分かれてくるところでしょうね。個人的には軽い方がうれしいので差し引きでプラスかなとは思います。

4.価格など

acer Swift 5は12月12日の発売予定で、Office Home & Business付きの「SF514-54T-F58Y/BF」が税込み164,780円、Officeなしの「SF514-54T-F58Y/B」が税込み142,780円でビックカメラ、ヨドバシカメラなどで予約注文を受け付けています。ちなみにSwift 3は税込98,780円です。

Swift 5(14インチ)は最新世代のCore i5搭載でRAM・ストレージ容量も十分ですしタッチパネル対応です。また、既存モデルからベゼルとポートの難点を解消しつつ更に軽量化しています。そして目立ちにくいですけどSwift 3の300g軽量化で10万円切り、これが個人的にはかなり好印象です。実勢価格によってはどちらも相当魅力的になってくるんじゃないでしょうか?acerってもっと人気出てもいいと思うんですけどね…。

5.関連リンク(ビックカメラ)

SF514-54T-F58Y/B(Officeなし)icon
SF514-54T-F58Y/BF(Office付属)icon

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