こんにちは、かのあゆです。先日レビューしたMi Band 4をメインのスマートウォッチと一緒に毎日装着しています。ウェアラブルデバイスとして非常に完成度が高く、装着していると毎日外に出かけるのが楽しみになってきます。生活習慣の改善にも役に立つので毎日楽しみながら運動したい方にもおすすめです(初回のレビュー記事もぜひご覧ください)。
Xiaomi Mi Band 4 レビュー - Xiaomiの大ヒットフィットネストラッカーの最新モデルを試す!もう高価なスマートウォッチはいらない!?(実機レビュー:かのあゆ)
1.異様によく持つバッテリー
自宅に実機が到着した際に一度フル充電を行いましたが、それからこの記事を執筆している一週間後の時点でまだ34%バッテリー残量がある状態でした。
通常のAndroidを搭載したZ Watch、Zeblaze Thor 4 Pro、Wear OSを搭載したSony SmartWatch 3 SWR50、ZenWatch 2、Huawei Watch 2、Tizen OSを搭載したGear S2と高機能スマートウォッチを何台も所有してきましたが、どれも普通に使っていてもバッテリーは「持って1日半程度」で、出かけるときには必ず純正充電器も携帯しなくてはならない煩わしさがあったのですが、Mi Band 4のバッテリーは異様に持つ印象で毎日装着するウェアラブルデバイスとしては非常に優秀だと思います。
カタログスペック上では一回の充電(2時間程度)で20日間持つとされているので7日で34%というのは少し短めに感じられるかもしれませんが、これは心拍数を10分おきに自動取得する設定にしており、なおかつ睡眠時の心拍数計測も有効にしている設定にしているためで、心拍数の自動計測をオフにするなど種設定を調整すればより長くバッテリーを持たせることもできそうです。
ただどちらにしてもウェアラブルデバイスとしては十分にバッテリーが持つので、お好みの設定で使うのがベストなのではないでしょうか。一回満充電にすれば基本的に専用チャージャーを持ち歩く必要はないでしょう。
2.運動した記録を詳細に記録してくれるので非常に楽しい
安価なスマートバンドやスマートウォッチでは運動したデータを簡易的にしか記録できないデバイスも多いのですが、Mi Band 4では母艦スマートフォンに搭載されているGPSと連携してきちんとランニングやサイクリング時に走ったルートをマップで表示することが可能です。
またランニング・サイクリング時の平均速度や心拍数、消費カロリーも確認可能で、毎日の運動が楽しくなること間違いなしです。
初回レビューで紹介した通り同期アプリのMi FitではiOS端末に標準搭載されている「ヘルスケア」アプリやGoogleが提供している「Google Fit」とデータの連携が可能なので、Mi Band 4で取得したデータはこれらのヘルスケアアプリでも活用可能です。
毎日の運動データが目に見える形で記録できるので、通勤や買い物時などの軽いサイクリング・ウォーキング時も記録を保存するようにするといろいろと便利かもしれません。
3.カラーディスプレイ搭載でより魅力が向上
Mi Bandシリーズで初めてモノクロディスプレイが搭載されたのは2世代目モデルのMi Band 2からで、先代モデルのMi Band 3でもそれを継承していましたが今回のMi Band 4から初めてAMOLEDパネルを採用したカラーディスプレイとなりました。
旧モデルよりもディスプレイの表現力が増え、ファームウェアに標準搭載されているバンドディスプレイのみならず、ユーザーが作成した様々なカスタムバンドディスプレイを適用することができるようになっています。
また初回レビュー時には紹介しませんでしたが、同じXiaomi製のAmazfit Bip用のツールを利用することでバンドディスプレイを自作することも可能です。
Amazfit Tools Mi Band 4 : AMAZFITWATCHFACE
作成するのにWindows搭載PCが必要になり、それなりに手間もかかりますが、腕に自信がある方はバンドディスプレイを自作して世界に一台のMi Band 4を作ってみるのも面白いかもしれません。
4.睡眠トラッキングも非常に便利
疲れをとるためには十分な睡眠をとる必要がありますが、Mi Band 4では睡眠トラッキング機能も搭載しているため、就寝時に装着しているだけで自動的に入眠から起床までのデータを詳細に記録してくれます。
より精度を高めたいのであればMi FitでMi Band 4の心拍数検出の設定を「睡眠アシスタント」あるいは「自動心拍検出と睡眠アシスタント」にしておくと睡眠時の心拍数を計測してより精度を高めることができます(ただし睡眠時に心拍センサーが稼働する分バッテリー稼働時間は減ります)。
Mi Fit 4では計測されたデータに基づいたアドバイスも表示されるのでいろいろと役に立つでしょう。
5.まとめ
レビュー開始から一週間、入浴時以外は毎日Mi Band 4を左手に装着して運用していますが、フィットネストラッカーとしての完成度の高さ、普段使いの腕時計としても利用できる驚異的なバッテリー持ちを含め、ウェアラブルデバイスとしての完成度は非常に高いものに仕上がっていると感じました。
現時点ではグローバルモデルは英語、中国モデルは中国語での利用限定となりますが、基本的に説明書を見なくても使える上に通知に関してはしっかり日本語で受け取ることができるので常用して困ることはないでしょう。
単体でのミュージックプレイヤーやアプリ追加機能などは搭載されていませんが、すべての人がこれらの機能を使うかといえば微妙ですし、普段使いならMi Band 4でも十分満足できるはずです。
Mi Band 4に関しては互換バンドがいろいろ出ているのでバンドが劣化してきたらメタルバンドに付け替えてみようかなと思っています。
6.関連リンク
Xiaomi Mi band 4 : Banggood
※7月19日現在、クーポンコード「BGJPMI4」で30.99ドルになります
コメント
屋外の太陽の下で、ディスプレイは読み取れますか?
反射式でないスマートウォッチは、見難いものが多いので。。。
>>加藤さん
デフォルトの設定だと若干見づらい感はありますが、明るさ調整してあげれば野外でも問題なく見れますよー
質問なのですが、どういう設定でMi Band 4を動かしていますか?
私もグローバル版を所有していまして一部アプリの通知と着信、明るさ最大の脈拍10分おきの自動取得で満充電から12日目で58%バッテリー残量が残っています。
個体によってバッテリーの当たりはずれが大きいのでしょうか?(24時間常時装着で使用しています。)
>>匿名さん
心拍数の自動取得10分、睡眠時のトラッキングオン、明るさの設定デフォルトでちょっとした買い物とかでもそれなりに距離がながければトラッキングして使ってるのですが、このへんは個体差なのか使ってる環境の差なのかはちょっとわからないですね…(汗