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GOOJODOQ タブレット・スマホ・SWITCH用ハブの実機レビュー - 非常に安価な、タブレットに密着する形状の多機能ハブ

goojodoq_tablet hub
こんにちは、natsukiです。タブレットユーザーへお勧めのハブを購入したので、レビューします。タブレット端末のネックは、その筐体の制約から、どうしてもポート類が限られて拡張性に劣ることにあります。ハブを使うにしても、ケーブルで接続してぶらーんと垂れ下がっては、そもそものタブレットの利便性が台無しだし、ケーブルのないタイプは、何かに引っかけてバキッといきそうな怖さがあります。そんな中、タブレットに密着する工夫された構造をもつハブも、ごく少数ですが存在します。今回レビューするのも、そんな製品の1つ。しかも、USB PD給電、USB3.0×2、SDカード/microSDカードスロット、HDMIポートを備えて、おおむね2,000円以内と、非常に安い!

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1.筐体とポート構成

tablet hub
本体です。率直に言って、造りはややチャチな感じがします。一部、盛大にバリが残っていてカッターで削りましたから(笑)

port
ポート構成はこのようになっています。USB Type-Cポートは、USB PD対応で、最大87Wでの充電が可能とのこと。

side
実物のポート面です。すべて、同じ面に集中しています。

back
タブレットに引っかける「爪」部分。固定で、たためたりするわけではありません。厚さは実測9.5mm。これ以上の厚さのタブレットには装着できません。

pad
しっかり装着したい場合用に、シリコンパッドが付属します。片面がテープになっているので、ハブに貼るとよいでしょう。これを貼ると、タブレットにもよりますが、iPadですら非常にギチギチになるため、完全にタブレットに固定してしまう場合のみ、使うとよいと思います。

type-c
タブレット側への接続はUSB Type-Cです。もちろん、変換アダプタをかませれば他の形状のUSBでもつなげますが、基本的にはUSB Type-Cポートを備えるタブレット専用のハブと思っておいた方がいいでしょう。

2.使用感

USB Type-Cさえあれば、いろんなタブレットにフィット。

製品コンセプトとしては、iPad Proや任天堂SWITCHでの使用を想定して作られているようですが、もちろん、USB Type-Cポートのあるタブレットだったら何でもよいので、色々装着して試してみます。

surface go 2

Microsoft Surface GO 2

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pipo w1 pro

PIPO W1 Pro

teclast x6 pro

Teclast X6 Pro

うん、よいですね。本命の、拡張性で悩まされるSuaface GO 2にもピッタリ。形状の汎用性は非常に高く、おそらくほとんどのタブレットで、他のポートやボタン類と干渉しないように装着することが可能です。ただし、先述のように爪の幅が固定のため、厚さ9.5mmを越えるタブレットには装着できません。例えば、手持ちのものだと、Cube Mix Plus(厚さは公称9.6mmだが、実測はもうちょいある)は、残念ながら厚すぎてはまりませんでした。ここは、要注意です。

データ転送速度をチェック

本当にUSB3.0なのか、データ転送速度を、定番のCrystalDiskMarkでチェックしてみましょう。

usb
高性能USBメモリ、SanDisk Extreme Proを挿しての計測結果です。ちゃんとUSB3.0相当のスピードが出ています。

microsd
一方、こちらは、microSDカードスロット。本来、シーケンシャルリードは約80MB/s、シーケンシャルライトは約60MB/s出るカードです。どうも、カードスロットは、USB2.0相当のようです。USB2.0としては十分なスピードです。

3.類似製品との比較

baseus_hub
同様のコンセプトのタブレットに密着するハブは、Baseusブランドが積極的に開発に取り組んでおり、ウインタブでも、何度か紹介記事を書いてきました。

Baseus Type-C USB-C Hub Adapter Converter - この形状は面白い!タブレットの角にピッタリはまる多機能ハブ
Beseus USB Type-Cハブ ドッキングステーション - あのディスプレイの角に貼り付く変わり種高機能ハブがアップグレードしてセール価格に!
Baseus 格納式クリップ付き USB Type-Cハブ - タブレットに装着できる多機能USBハブに、汎用性の高い新型登場!

個人的に、Baseusブランドの周辺機器はいくつか持っていますが、品質は非常によいです。その代わり、安くはないです。一方の今回の製品は、正直なところ、チープ感はあります。ただし、ご覧の通り、機能は充実で、形状の汎用性もかなり高い。使えればいいんだよ!というなら、十分な実用性を持っている製品だと思います。

4.販路と価格

販路は、記事執筆現在で管見の限り、日本から手軽に購入できるところだと、Aliexpressくらいしか扱っていません。複数の出品者がいるので、いちおう、下のリンクは、GOOJODOQブランドを扱う「トップブランドマーク付き(直営or正規販売代理店)」の出品者のものを貼っておきます。価格は、だいたい2,000円前後。私は、例によって複雑怪奇な割引を駆使して、1,700円くらいで買いました。

……はい、USB3.0ハブで、USB PD給電、映像出力付きで、この価格です。いや、この製品、スペックからすると異様に安いんですよ。ちょっと心配なのは、いろんな出品者のレビューを見ていると、一定数、不具合の報告があること。歩留まりが悪い? とりあえず、私が使っている限りでは問題は出ていません。なんにせよ、非常にニッチな製品でかつ安いので、タブレットの拡張性に悩んでいるなら、試してみる価値は十分にあると思います。

5.関連リンク

UsbタイプCハブ iPad Pro,macbook:GOOJODOQ Official Store(Aliexpress)
USB-C ハブアダプタ Macbook Pro,iPad Pro:GOOJODOQ Accessories Store(Aliexpress)
※複数の出品者がおり、リンク先は1例です。

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