スタンダードノート 
モバイルノート 
スマートフォン 
ゲーミングノート 
タブレット 
ミニPC 
デスクトップPC 
周辺機器 
クラウドファンディング「Makuake」に、「これは！」と思えるモバイルバッテリーが出品されています。「Super Charger」という、そのまんまの名称なのですが、多くの特徴を備えていて、大容量だとか、軽量だとか、そういった部分ではなしに、純粋に使い勝手がいいと思われる製品です。
・Apple Device 3倍速充電規格 PD2.0 (PowerDelivery)
・Android Device 3倍充電規格 QualComm QuickCharge3.0
・Huawei Device 3倍速充電 FCP(Huawei Fast Charger Protocol)
・Qiワイヤレス2倍速充電規格 7.5W/10W
・中国系端末3倍急速充電規格 Pump Express
まずはこの点です。ウインタブで実機レビューする中華スマホはほとんどがMediaTek製のCPUを搭載していて、急速充電の規格は「Pump Express（PE）」なのですが、日本で購入できるモバイルバッテリーの多くは「急速充電規格と言えばQuickCharge（QC、Snapdragon系はこれです）」でして、PE規格に対応する製品はほとんどありません。なので、PEに対応するという時点でビッグニュースだと思います。
それと、ウインタブのライター、natsukiさんが好んで使われている「コンセントから直接バッテリー本体を充電できる」タイプです。そして、さらにQi充電（ワイヤレス充電）対応なんです。
なので、Qiに対応するスマホを使っている場合、「ケーブルレス」で本体の充電とスマホへの充電ができてしまいます。
USB Type-Cからの充電が可能で、かつ要求電力が18WまでのノートPCを充電することも可能です（ただし、MacBook Proなど、必要電力が18W以上のものは充電できません）。
もちろんスマホ2台の同時充電も可能です。
これが筐体サイズとポート類の配置です。
この製品は容量が8,000 mAhと、それほど大きくはありません。いまやモバイルバッテリーも10,000mAhくらいで「並」くらいですし、20,000mAhを越えるものも少なくないですよね。ただ、この製品の場合、「痒いところに手が届く」って言うんでしょうか、ついててほしい装備がしっかりついているのがうれしいところです。「とにかく容量を！」という人もいるでしょうし、「日中に1回充電できればそれでOK」という人もいると思いますので、大容量が不要ということではないです。しかし、ビジネスの出張などで、ケーブルレスでの充電ができたり、コンセントにブスッと挿して本体を充電できるというのはなにげにすごく重宝しそうです。
Super Chargerはクラウドファンディング「Makuake」に出品中で、9月25日18時現在だと最もお買い得な価格（支援金額）は4,280円（税込み）です。モバイルバッテリーの値段としては特に安いほうとは言えませんが、この製品の機能を考えれば妥当な価格だと思いますし、競合製品も見当たりません。出張の多いビジネスマンをはじめ、バッグにごちゃごちゃケーブルを入れたくない人、また中華スマホを使っている人にはありがたいですモバイルバッテリーだと思います。