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SOUNDPEATS H1の実機レビュー - 遅延低減で動画鑑賞やゲームプレイも快適!音質にもこだわったSOUNDPEATSのフラッグシップ・ワイヤレスイヤホン

SOUNDPEATS H1 実機レビュー
こんにちは、かのあゆです。低価格ながら高音質のワイヤレスイヤホンを数多く手がけているSOUNDPEATSが最新モデル「SOUNDPEATS H1」のクラウドファンディングを開始しました。最新のQualcommチップセットを搭載することにより、最新コーデックであるaptX Adaptiveをサポートし、遅延が少ないため動画やゲームもストレスなく楽しむことができます。もちろんイヤホンとしての音質も素晴らしいものになっています。 なお、レビュー品はSOUNDPEATSよりご提供いただきました。SOUNDPEATSにはこの場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。

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1.スペック

  SOUNDPEATS H1
Bluetoothバージョン Bluetooth 5.2
搭載チップ Qualcomm 3040
オーディオコーデック SBC、AAC、aptX、aptX Adaptive
ドライバー Knowles バランスド・アーマチュア・ドライバー+ ダイナミック・ドライバー
再生周波数帯域 20Hz~20KHz
最大持続時間(イヤホン) 10時間
最大持続時間(ケース) 30時間
充電時間 1.5時間
バッテリー容量(イヤホン) 60 mAh
バッテリー容量(ケース) 500 mAh
サイズ(イヤホン) 26.9×20.8×21.3 mm
サイズ(ケース) 41.9 x 71.9 x 32.8 mm
重量(イヤホン) 6.5 g
重量(ケース) 44 g

SOUNDPEATS H1はQualcommの最新Bluetoothチップセットである「Qualcomm 3040」を採用しています。これにより、転送時のビットレートを可変させ、混雑する場所でも安定した通信を実現する最新Bluetoothコーデック「aptX Adaptive」に対応しています。

aptX Adaptiveに対応するスマートフォンは国内向けではまだ少なく、XiaomiのRedmi Note 9SやMi Note 10 Lite、ソニー・モバイルのXperia 1 II/Xperia 5 IIなど一部の機種に限られていますが、下位互換があるため従来のaptXも利用できるほか、iOS端末で利用されているAACやBluetooth標準コーデックであるSBCにも対応しています。

オーディオ転送遅延速度はわずか40 msと、人間にはほとんど感知できないレベルになっているため、動画やゲームなどでも遅延を感じず快適に楽しめます。

イヤーチップはシリコン製の標準タイプ(S・M・L)が付属しているほか、フィット感に定評のある「コンプライ」社製イヤーチップも標準で付属しています。コンプライ社のイヤーチップは粘着性のあるポリウレタン素材が採用されており、どんな耳の形でもぴったりフィットするほか、音漏れや騒音なども低減してくれる効果があります。

ドライバーは8.6 mmダイナミック型とKnowles製バランスド・アーマチュア型のハイブリッド/デュアル構成を採用しており、低音から高音までクリアな音質を実現しています。

2.筐体

付属品
付属品は各種マニュアル類、USB-A to Cケーブル、シリコン製イヤーチップ、コンプライ製イヤーチップです。シリコン製イヤーチップは本体にMサイズのものが装着済みになっているほか、Sサイズ、Lサイズが付属します。

コンプライの「トゥルーグリップ」が標準付属
SOUNDPEATS H1に付属しているコンプライ製イヤーチップは「トゥルーグリップ」です。単体でも販売されている製品ですが、これ自体が1,200円程度するので、標準で付属しているのはありがたいです。ただしシリコン製イヤーチップと比較するとポリウレタン素材を採用していることもあり寿命は半年程度と短くなっているようなので、不安であれば予備でもう一つ購入しておくといいかもしれません。

COMPLY(コンプライ)ストア:Amazon

ケース
ケースはコンパクトで、ポケットにもすっぽり入ります。上部には新しくなったSOUNDPEATS社の社名ロゴがプリントされています。素晴らしいデザインのケースですが、素材はプラスチック製なので傷が不安であればケース(ポーチ)などに収納すると良いかもしれません。

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ケース後面
以前レビューを行ったSOUNDPEATS TrueFree+ではMicroUSBポートを採用していましたが、SOUNDPEATS H1ではUSB-Cポートに変更されています。USB-C対応スマートフォンが普及したこともあり、イヤホンのためにわざわざMicroUSBケーブルを手元に置く必要もないので助かります。

ワイヤレス充電も可能
またUSB-C経由の充電だけでなく、ワイヤレス充電にも対応しています。Qi規格に準拠するワイヤレス充電器はもちろんのこと、Galaxyスマートフォンの「ワイヤレス・パワーシェア」やHuaweiスマートフォンの「ワイヤレス・リバースチャージ」でも充電可能です。実際にかのあゆが所有しているGalaxy Note10のワイヤレス・パワーシェアでSOUNDPEATS H1のケース本体を充電できました。

イヤホン本体
イヤホン本体にも新しくなったSOUNDPEATSのロゴマークがデザインされています。タッチボタンを採用しており、再生や一時停止、曲送りなどの基本操作だけでなくボリュームの調整もイヤホン側で行えます。

本体下部
本体下部には充電用の端子があります。クリア加工が施されていて、見た目も個性的でカッコいいです。

ぴったりフィット
標準のイヤーチップ(Mサイズ)を装着した状態で使っていますが、耳にぴったりフィットしました。装着感もちょうど良く落ちてしまうことやずれてしまうこともありませんでした。

3.使用感

端末との接続について

iOS端末はAACで接続
初期状態では自動的にペアリングモードになるため、端末側で「SOUNDPEATS H1」を指定してあげるだけで簡単に接続できます。またマルチペアリングにも対応しているため、パソコンやタブレットも含め複数の端末を登録可能ですが、切り替えるには一度端末側でペアリングを解除する必要があります。

XPERIA 1ではaptX接続
今回のレビューではiPhone SE(2世代目)、およびXperia 1 802SOでペアリングしています。コーデックに関してはiPhone SEはAACで、Xperia 1はaptXで接続されます。aptX Adaptiveに関しては現状対応している端末が少ない状況ですが、AAC、aptXでも音質面で劣ることはありません。

遅延・ゲームモードについて

SOUNDPEATS H1ではオーディオ転送遅延速度が40 nmに押さえられています。まずは標準の設定でYoutubeやAmazonプライムビデオなどを鑑賞してみましたが、この状態でも遅延は感じられませんでした。さらにL側のタッチパッドを3回タッチすると「ゲームモード」に切り替わり、ゲームプレイ用にさらに遅延を押さえたモードに切り替えてくれます。

ゲームモードにして「Asphalt 9」や「餓狼伝説スペシャル」など普段かのあゆがスマートフォンで楽しんでいるゲームをプレイしてみましたが、有線イヤホン接続時と同じ感覚でプレイすることができました。 かのあゆ自身あまり音ゲーはプレイしないので検証はできませんが、SOUNDPEATS H1であればほとんどのゲームで音のずれがない快適な環境で楽しめると思います。

音質

以前実機レビューを行ったSOUNDPEATS True Free+も音質はかなり満足できるもので気に入っていたのですが、このSOUNDPEATS H1も非常にクリアな音質で大好きな音楽を楽しむことができます。かのあゆはエリック・クラプトンやジョージ・ハリスンといった洋楽アーティストの楽曲を好んで聴くのですが、低音から高音までバランス良く出ており今まで聞こえてこなかったような音まで聞こえてきます。アーティストが近くで演奏しているような臨場感でワイヤレスイヤホンもここまで進化したか・・・と感心させられます。

アクティブノイズキャンセリング機能は搭載されていません(通話時のノイズキャンセル機能はあります)が、遮音性も高いので好きな音楽に集中できます。

音質に関しては手持ちの2万円台で販売されている他社ワイヤレスイヤホンと比較してみたのですがそちらと比較しても決して劣ることはなく、音楽好きな人も満足できると思います(個人の見解です)。ワイヤレスイヤホンはいくつか所有してきましたが、SOUNDPEATS H1の音質に関しては個人的には一番気に入っています。

4.まとめ

SOUNDPEATS H1はMakuakeにてクラウドファンディング中で、定価は11,980円(税込)となっていますが、Makuakeでは早期購入特典としてお買い得な価格で購入できるコースが用意されています。35%OFFとなる7,780円(税込)で購入できるコースは早くも受付終了となってしまっていますが、25%OFFとなる8,980円(税込)で購入できるコースはまだ受付中、またイヤホンケースカバーやコンプライのイヤーパッドがセットになったコースも31%OFFの10,520円(税込み)もあります。興味のある方は早めにチェックした方が良さそうです。

ワイヤレスイヤホンは「音質は良くなってきたものの、遅延が発生するので動画鑑賞やゲームプレイ時に使うのは厳しい」というイメージが強かったのですが、SOUNDPEATS H1は遅延が人間ではほぼ感知できないレベルまで抑え込まれており、有線イヤホンと同じ感覚で快適にゲームプレイや動画鑑賞を楽しめます。音質も2万円クラスで販売されている他社製品と比較しても遜色ないクオリティでさすがSOUNDPEATSという感想です。対応コーデックも多く、ワイヤレスイヤホン初心者にも音楽好きのヘビーユーザーにもお勧めできる製品です。

5.関連リンク

SOUNDPEATS H1:Makuake

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