記事にアフィリエイト広告を含みます

SoundPEATS Bluetooth イヤホン Q35 Pro レビュー - 価格から見て抜群の品質!豊富な付属品!これは買いでいいと思います(実機レビュー)

SoundPEATS Bluetooth イヤホン Q35 Pro
こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。「音」と「映像」の評価が得意ではありません。「音」については、生来楽器を学んだ経験がなく、現在に至るまで音楽鑑賞の趣味を持ちえなかった、というのがありますし、映像については私の視力がかなり悪い、というのがあります。ですが、今回は「Bluetoothイヤホン」のレビューをやってみたいと思います。音質の評価については、下の子(小さい頃からピアノを習っていたので、私よりは音感があり、毎日通学時にiPhoneで音楽を聴いている)の力を借ります。

スポンサーリンク

レビュー機「SoundPEATS Bluetooth イヤホン Q35 Pro」は6月10日現在、Amazonで4,290円(税込み)で販売されている製品で、日頃1,500円くらいのイヤホンを使っている私と私の家族にしてみれば、結構な高級品です。イヤホンの価格は本当にピンからキリ、という感じなので、高級なイヤホンを使っている読者のみなさんにはあまりお役に立てないと思いますが、私のように、日頃あまりイヤホンにこだわっていない人には、「たまにはちょっといいイヤホンでも買ってみるか…」と思えるような価格帯ですよね。

なお、この製品はメーカーであるSoundPEATSにご提供いただきました。SoundPEATSにはこの場にて御礼申し上げます。ありがとうございました。

1.スペック

通信規格: Bluetooth 4.1
最大通信距離: 約10 m(見通し距離)
対応プロファイル: HSP、HFP、A2DP、AVRCP
対応コーデック: SBC、AAC、aptX
チップセット: CSR8645
ドライバー: Φ10.0mm
出力音圧レベル: 92 ± 3dB at 1kHz 1mW
再生周波数帯域: 20Hz-20KHz
インピーダンス: 32Ω±15% at 1KHz(DC)
電池: 3.7V / 55mAH*2
再生時間: 約8時間(音量が60%で)
充電時間: 約1-2時間
待機時間: 約100時間
サイズ: 63.5 x 2.5 x 3.2 cm

製品ページに細かいスペックが載っていましたので、そのまま掲載していますが、特に重要なのは「コーデック」ですね。iPhoneを使っている人ならAAC、Androidを使っている人ならaptX対応というのがある意味必須かと思います。なお、コーデックについては、下記のサイトが一番わかりやすいと思いましたので、よくわからない、という人はこちらをご覧ください。

Bluetoothイヤホンを選ぶポイント「コーデック」を知っておこう!:島村楽器 神戸三宮店 シマブロ

対応周波数ですが、20Hz – 20KHzということなので、「ハイレゾ」ではありませんね。ただ、ハイレゾというのは日本オーディオ協会の定義だと「40KHzの再生が可能であること」となっていますが、これを満たさないから直ちに音が悪い、というものではありません。製品にハイレゾ対応のロゴがついているに越したことはないのでしょうが、そうでないからといって低音質ということもないです。また、私が確認した限りだと、Bluetoothでハイレゾ、という製品は概してかなり高価格(1万円以上が普通)です。

また、見逃せないのが「製品保証」です。この製品は1年間の保証がつきます。もちろん常識的な内容で、「踏んづけて壊した」とかは保証対象外です。あくまで「普通に使っているのに壊れた」場合に保証対象となります。また、今回のレビューではテストしていませんが、この製品はIPX6の防水性能があります。そのため、スポーツをしている際の汗、急な雨など、常識的な範囲での水濡れなら大丈夫です(完全防水ではないので、装着したまま泳ぐとか、水没させるとかの場合は故障してしまうと思います)。

じゃ、数字だけ見てもアレなんで、実機を確認してみましょう。

2.実機の詳細

SoundPEATS Bluetooth イヤホン Q35 Pro
同梱物です。めちゃめちゃいろいろなものが入っていました。本体のほか、充電用のmicroUSB(オス)- USB(オス)のケーブル(ACアダプターはありません)、ケース、あとは別画像でご紹介します。

SoundPEATS Bluetooth イヤホン Q35 Pro
イヤーフック(画像左側のツノがついているもの)とイヤーピース(画像右側)です。この画像にはすべてのサイズが写っていませんが、イヤーフックはS、M、Lの3種類(各2つ)、イヤーパッドはXS、S、M、L、XLの5種類(各2つ)付属していました。イヤーフックというのは、イヤホンの台座側に装着するもの、イヤーパッドはイヤホンの先端に装着し、耳の穴に挿入するものです。これだけ多くのサイズが揃っていれば、ほとんどの人にとって適切なサイズを選べるだろうと思います。

SoundPEATS Bluetooth イヤホン Q35 Pro
ケーブル留めバックル(画像左、ケーブルのたるみを取るのに使う、2つ)、コードクリップ(2つ)、そしてカラビナ(おそらくケースに装着して使うものです、1つ)です。ちなみに、ケースは樹脂製で柔らかいものですが、製品を保護するには十分な品質だと思います。ケースの中にはイヤホン本体と充電用のケーブルを収納できます。

SoundPEATS Bluetooth イヤホン Q35 Pro
取扱説明書は5カ国語で記載があり、日本語もありました。少なくとも私が読んで文法的におかしいと感じる日本語ではありません。

SoundPEATS Bluetooth イヤホン Q35 Pro
クイックスタートガイドです。こちらは微妙に日本語と英語が混ざってますね。

SoundPEATS Bluetooth イヤホン Q35 Pro
Bluetooth接続専用の製品なので、「一直線」ですね。コード長は手採寸で約56センチでした。少なくとも短すぎることはないと思います。アンドレ・ザ・ジャイアントだと微妙かもしれませんけど。

SoundPEATS Bluetooth イヤホン Q35 Pro
SoundPEATS Bluetooth イヤホン Q35 Pro
SoundPEATS Bluetooth イヤホン Q35 Pro
イヤホンの本体部分です。一番上の画像がイヤーフック、イヤーパッドを装着した状態で、この状態で使用します。二番目がイヤーパッドを取り外した状態、そして一番下がイヤーパッド、イヤーフックの両方を外した、丸裸の状態です。購入後ご自身で耳のサイズに合わせてイヤーフックとイヤーパッドを交換することになると思いますが、着脱は特に難しいものではありませんでした。ただ、柔らかいラバー製なので、乱暴に扱っちゃダメですね。

スポンサーリンク

SoundPEATS Bluetooth イヤホン Q35 Pro
背面にはメーカーロゴと、根元のところにL、Rの文字が入っていました。

SoundPEATS Bluetooth イヤホン Q35 Pro
メーカーロゴのある部分はマグネットになっていて、このように左右をくっつけることができます。このマグネットにより、使用していないときに首にネックレスのようにぶら下げることが可能です。

SoundPEATS Bluetooth イヤホン Q35 Pro
コントロール部分です。「+」ボタンは「音量大/次の曲」、「-」ボタンは「音量小/前の曲」、真ん中の「再生マーク」のボタンは「マルチファンクションボタン」で「Bluetoothのペアリング」とか「電話を受ける(この製品はハンズフリー電話にも対応します)」などの機能が割り当てられています。また、マルチファンクションボタンと「-」ボタンの間にある穴は「LEDインジケーター/マイク」です。LEDインジケーターはBluetoothのペアリングの際に必要ですし、充電ステイタスなどの表示もしてくれます。

SoundPEATS Bluetooth イヤホン Q35 Pro
ひっくり返すと技適マークがありました。

SoundPEATS Bluetooth イヤホン Q35 Pro
側面にはmicroUSBポートがあり、ここから充電します。

3.装着してみた

SoundPEATS Bluetooth イヤホン Q35 Pro
モデルはうちの子です(高校生ですが、身長は150センチと小柄です。昨年ドスパラのPC自作セットをレビューした際にもウインタブに登場しました)。イヤーフックはこのようにして固定します。ちなみに、彼女はイヤーフック、イヤーパッドのスペアは使用しておらず、製品到着時に装着されていたもの(おそらくMサイズ)をそのまま使っています。本人いわく「これで全然問題ない」とのこと。

SoundPEATS Bluetooth イヤホン Q35 Pro
微妙に事故画像ですね。彼女がアイスキャンディーを手にしているのに気づきませんでした…。このように、コードの長さには余裕があります。ちなみに身長172センチの私が装着しても十分すぎるくらいの余裕がありました。かといって、明らかに持て余すほどのコード長でもないので、付属のバックルやクリップは使いません。このへんはお好みで判断されればいいと思います。

ちなみに、今回は若い女性がモデルなわけですが、この製品「Q35 Pro」にはカラーバリエーションがありません。ピンクとかレッドとか、女性向けの色がラインナップされていればもっとよかったかもしれないですね。

このあと、音質についてふれますが、「iPhone 7に接続(私の家族はすべてiPhoneユーザーで、私だけAndroidとWindowsスマホユーザーです)」しての試用となりました。

4.音質は?

「すごい」
「やばい」

…いや、それだけじゃウインタブのレビューには書けないから!もう少し具体的に説明してもらわないと…。

タイムリーなことに、彼女は最近1,500円でイヤホン(有線タイプ)を購入したばかりです。いろいろアレなんで、製品名は伏せます。その1,500円のイヤホンと比較すると、

●低音・高音とも音が割れたりしない。1,500円のイヤホンは特に高音がガサガサした感じで音が割れてしまう。
●ヴォーカルがまったくこもった感じにならず、非常にクリアに聞こえる。すごくキレイ。
●密閉感がある。このイヤホンを装着して音楽を聴いていると、外部の音が聞こえにくくなる。

というものでした。彼女に聞き取り調査をしていると、お姉ちゃんが登場。ちなみに彼女は妹よりもさらに音にはうるさ型です。本当かどうかわかりませんが、幼少の頃からピアノを習い、「絶対音感」があるそうです(あまり突っ込まないでやってください…)。

「あ、これやばい」

お前もか!もう少しわかるように説明してくれよお…。「楽器の音が普通に聞こえる」とのこと。ダメだこりゃ、宇宙人には付き合ってらんない(ただし意味深ではあります)。続いて「これ、もうひとつもらえないの?ほしいんだけど」だそうです。「いやこれレビューを書くためにサンプル提供してもらったものだから。ほしいのなら自分でお金出して買わなくちゃいけないに決まってるだろ!」

「いくらするの?」「4,290円」「じゃ絶対買うでしょ。すごく安い。」

…なにげに本質を語ってるのかもしれん…。

もちろん私自身もしばらく試聴してみました。下の子の評価には納得ですが、やはりちょっと自分の能力には自信がないです。「耳年齢」ってありますよね?年齢が上がると高周波数の音が聞こえにくくなるっていうアレです。スマホのアプリでもそのたぐいのものがたくさん出てます。うちの子達はボキャブラリーはないですが、高校生と大学生と若く、日頃から音楽に親しんでいるので、私よりは的確にこの製品の音質を評価できていると思います。その2人がそろって絶賛しているわけで、音質のほうは疑いの余地はないでしょう。もしこの製品の価格が3万円とか5万円だったらこの限りではありませんが、4,290円ということであれば、どう考えても素晴らしく高品質であると判定できます。

5.まとめ

SoundPEATS Bluetooth イヤホン Q35 ProはAmazonで販売中で、6月10日現在の価格は税込み4,290円です。ちなみに後日談がありまして、ついこの記事を書く直前、下の子が通学時にこのイヤホンを使っていたところ、お友達が興味を示したので、少し使わせてあげたんだそうです。そしたら「お父さんに頼んで、私のぶんももらってくれない?」だそうです。だ・か・ら、それ無理だから。というか、若い女性の評価が非常に高いですよね。これもこの製品の誇れる品質だと思います。

また、この製品には「てんこ盛り」で付属品がついてきます。中でもケースはとても出来がよく、製品の保護に役立ちます。通学バッグなんかにイヤホンを放り込むと、教科書などの下敷きになって破損してしまう、ということもありますが、この製品のようにしっかりしたケースがついていると、そういう危険も防止できます。

価格から見た音質には間違いないでしょう。あとは4,290円という、普通に売られているイヤホンとしてはちょっと高級な価格をどう考えるか、ということでしょうね。記事の冒頭に書いたとおり、日常的に数万円のイヤホンを使っている人もいると思うので、そういう人には物足りないかもしれませんが、スマホの付属品のイヤホンとか、家電量販店で買える1,000~2,000円くらいのイヤホンを使っている人は、思い切って試してみる価値は大きいと思います。

6.関連リンク

SoundPEATS Bluetooth イヤホン Q35 Pro

スポンサーリンク

コメント

  1. m.os.ota より:

    イヤホンやスピーカー系って個々で音の好みがバラバラなのでレビュー難しいですよね。
    最近低価格帯のBluetoothイヤホンが結構たくさん出ていて、自分はBluetoothスピーカーをプレゼントでもらった時にセットでついていたものを1個持ってはいるものの、いわゆるオマケレベルのものだったので、どうしても有線のイヤホンに比べるとちょっと手を出しにくいなあなんて思っていましたが、これなら試しに手を出してみてもいいのかもしれないなあと思いました。

  2. alpha より:

    5000円弱…かぁ
    ちょっと高いというか、自分の中でイヤホンは消耗品で3000円台がコスパが最高にいいと思ってたり…
    あとやっぱ多少なりとも音ゲーをやってると音ズレがあるBluetoothは厳しいとこですね
    個人的には音がどれだけズレているかっていうところも知りたいです

  3. リアフォユーザ より:

    こういう雨の中とかシャワー中とかでも付けていられそうなイヤホン1つ欲しくはある。

  4. 学趣会 より:

    参考になりました。早速購入してみました。
    あまりやかましい音楽は聴かない、いやiPhoneのライブラリもレコード音源が多かったりするんですがw、イージーリスニング的にはじゅうぶんでした。店頭で試して、曲中でかい音になる時に耳に負担がかかるモノもありましたがこれは疲れもせずよかったです。
    本体が大きく感じましたが、髪の毛で隠れる人なら見えないレベルです。黒髪なら男女問わず黒色を選ぶのも有りかと思います。
    お嬢さんこっち向いて欲しかったですねww!?

    • wintab より:

      学趣会さん、こんにちは。SoundPEATSのイヤホン、私はいまだに全く使わせてもらえません。下の子にとってはもはやこれなしの生活は考えらないくらいのようです。ちなみに年ごろなのでさすがに顔出しは嫌がりますね。ずーっと前にはウインタブで顔出ししてたんですけど…。