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realme Band 2の実機レビュー - 腕時計として違和感のないデザインのスマートバンド、機能も充実、4,000円台で購入できます


こんにちは、かのあゆです。最新スマートバンド「realme Band 2」の実機レビューです。OPPOから分離したrealmeはスマートフォンだけでなく、スマートウォッチ/スマートバンドやワイヤレスイヤホンなどの製品も手かけており、アクセサリー類に関しては2021年の4月より日本国内での正規販売も開始されています。

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realme Band 2はXiaomi スマートバンド 6と同じ「スマートブレスレット」タイプの製品ですが、スマートウォッチに近いスタイリッシュなデザインになっており、機能も充実しているのが特徴です。価格も手頃(11月14日現在、36.99ドル、4,379円)で、スマートブレスレットやスマートウォッチを初めて購入する方にもおすすめできます。

1.realme Band 2 スペック

対応OS:Android 5.1/iOS 11以降
同期アプリ:realme Link
ディスプレイ:1.4インチTFT(320 × 167)
センサー:加速度、Goodix GH3011 ヘルスセンサー
Bluetoothバージョン:5.1 サイズ:
259.8 × 24.6 × 12.1 mm/27.3 g

realme Band 2はrealme Bandの後継モデルで、2021年1月に発売されました。初代realme BandはXiaomi スマートバンドシリーズに近い、スマートブレスレットらしいデザインでしたが、realme Band 2ではディスプレイが1.4インチサイズに大型化し、見た目的にはスマートウォッチに近くなりました。

realme Bandでも搭載されていたリアルタイム心拍数計測機能、睡眠モニタリング機能に加え、新たにストレス測定機能、血中酸素濃度(Sp02)測定機能が追加されています。またrealme Bandでは記録できる運動の種類が9種類でしたが、Band 2では96種類に増加しています。

日本国内では発売未定となっている製品ですが、技適の電磁表示にも対応している(後述します)ため、グローバル版を購入しても安心してスマートウォッチとしての機能をフル活用することが出来ます。また競合機となるXiaomi スマートバンド 6のグローバル版では日本語表示に対応していませんが(技適の電磁表示は可能)、realme Band 6は日本語ロケールも搭載しています。

高機能なスマートバンドでありながらバッテリー稼働時間も優れており、一度の充電で最大10日間の連続稼働が可能です。

2.realme Band 2 筐体と使用感

筐体

付属品
付属品はUSB充電ケーブル、マニュアルのみとシンプルな構成です。初代realme Bandはバンド本体を直接ACアダプターやPCのUSBポートに接続する充電形式を採用していましたが、realme Band 2ではXiaomi スマートバンドシリーズと同じくPOGOピンタイプの充電ケーブルに変更されています。レビュー機はグローバル版ですが、マニュアルは英語表記のみでした。

バンド本体
バンド本体です。レビュー機にはにはブラックのベルトが付属していました。

ディスプレイは1.4インチ(320 × 167)です。Huaweiが販売しているHUAWEI Band 6も似たようなデザインとなっていますが、競合機となるXiaomi スマートバンド6と比較した場合「腕時計」としても毎日身につける製品であることを考えると、こちらの方が違和感は少ないと思います。5,000円未満で販売されているスマートブレスレットとは思えないスタイリッシュさで気に入りました。

背面
背面にはヘルスセンサーと充電用のPOGOピンが配置されています。ヘルスセンサは省電力に優れたGOODIX社の「GH301」が採用されており、心拍数の計測だけでなく、血中酸素濃度の計測にも対応します。

同期ソフト

Realme Link
realme Band 2では同期ソフトとして「realme Link」を使用します。対応プラットフォームはAndroid (バージョン5.1以降)とiOS(バージョン11以降)で、マニュアルにあるQRコードのほか、以下のリンクよりダウンロード可能です。いずれも日本語表示に対応しています。

realme Link (Android版):Google Play
realme Link(iOS版):App Store

今回の実機レビューではiPhone SE(第2世代)でペアリングを行っていますが、realme Linkの基本的な機能はAndroidでも共通です。realme Band 2で取得した運動データや睡眠ログ、心拍数の確認のほか、iPhoneではiOS標準アプリ「ヘルスケア」とのデータ同期も可能です。ただし、残念ながら睡眠データなど、一部のデータの相互同期には対応していません。

文字盤の選択
ユーザーが作成したカスタム文字盤が多数用意されているXiaomi スマートバンドとは異なり、あらかじめメーカーが用意しているもののみとなりますが、realme Band 2でも文字盤をダウンロードして自由に変更することが可能です。デジタル時計風のデザインからrealmeのイメージキャラクター「Realmeow」がデザインされたものまで豊富な種類の文字盤が用意されています。またお気に入りの写真を使用することも可能です。

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realme Linkにはrealme Band 2の同期機能だけでなく、IoT機器のコントロール機能も備わっており、登録することでrealme Band 2を使って家電のコントロールが可能です。対応IoT機器を所有していないため実際に試すことは出来ませんでしたが、スマートブレスレットタイプの製品としてはなかなか珍しい機能です。

使用感

かのあゆはXiaomi スマートバンド6も所有していますので、適宜比較しながら使用感をご説明していきます。

デフォルト設定でも比較的見やすい
realme Band 2は最大500ニトと明るめのディスプレイを採用しています。Xiaomi スマートバンド6は450ニトですが、野外での見やすさに関してはrealme Band 2のほうが優れており、Xiaomi スマートバンド6が最大まで上輝度を上げないと屋外ではやや暗く感じられるのに対し、標準の「輝度40%」設定でも十分明るく感じられます。ディスプレイサイズもXiaomi スマートバンド6より大きいので視認性も高いですね。見た目も安価な製品とは思えないデザインで、腕時計としてみても違和感はありません。

また工場出荷時は日本語ロケールが搭載されていませんが、OTAアップデートで日本語表示に対応し、メニューや通知のフォントも美しい日本語フォントで表示されます。低価格スマートブレスレットだと中国語フォントを採用している製品も多く、一部の漢字が不自然に見える製品も存在するだけに、この点はしっかり日本語ローカライズが行われている印象です。

技適の電磁表示も対応
realme Band 2は技適の電磁表示にも対応しています。製品の仕様上、母艦となるスマートフォンとのBluetooth通信が必須となるスマートブレスレット/スマートウォッチですが、realme Band 2はこの点に関しても安心して使用できます。

医療機器ではないのであくまで参考程度に
安価なスマートブレスレットでも標準搭載されることが多くなった血中酸素濃度(SP2O)測定機能ももちろん備わっています。計測にかかる時間はXiaomi スマートバンド6と同じく約1分程度です。医療機器ではないため、realme Band 2で取得できる血中酸素濃度はあくまで参考程度となりますが、体調管理には十分役に立ってくれるはずです。

ルート記録にも対応、ただしiOSとの組み合わせでは制限あり。
realme Band 2はGPSを内蔵していないため、スマートフォンの持ち出しが必要になりますが、ウォーキングやサイクリングのルート記録も可能です。ただし、iOS環境ではrealme Linkを起動した状態でないと位置情報の記録が行えず、この点に関しては少し不便に感じました。

睡眠記録
もちろん睡眠の記録も可能です。手持ちのGalaxy Watch 4とデータを比較したのですが、「深い睡眠」「浅い睡眠」「レム睡眠」の記録に関しては誤差があり、正直どちらが正しいのかはわかりません。ただ就寝した時間と起床した時間に関しては正確に記録できており、睡眠時間の改善に十分役に立ってくれている印象です(快適に過ごすには8時間睡眠が必要とされていますが、上記写真だと5時間50分しか睡眠時間がとれていないので改善したいと思います・・・)。

3.realme Band 2 レビューまとめ

realme Band 2は11月14日現在、AliExpress内のSIMSON Storeにて36.99ドル(約4,379円)で販売中です。競合機はXiaomi スマートバンド6やHUAWEI Band 6になりますが、それらの製品よりお買い得です。レビュー期間中iPhoneとペアリングさせているApple Watch Series 4と入れ替えて使っていましたが、標準アプリの「ヘルスケア」とデータをすべて同期できない点、「realme Link」を起動していないと位置情報の記録を行ってくれない点など、若干不満点はあったものの、それ以外に関しては満足度が高く、Apple Payに依存していなければrealme Band 2をメインで使ってもいいかな・・・と思いました。

低価格なスマートブレスレットだとどうしても「時計」には見えないデザインの製品が多くなってしまうのですが、Realme Band 2はスマートウォッチ寄りのデザインを採用しているので普段使いでも違和感がありません。スマートウォッチとしての機能はすべてそろっていますし、現時点ではまだ日本未発売ですが、技適も取得しているので国内で安心して利用できるのもおすすめしたい大きな理由ですね。

4.関連リンク

Realme Band 2:SIMSON Store(AliExpress)

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コメント

  1. より:

    注文しました!

    スペック記載誤りがあります。
    ・ディスプレイ:3.5インチAMOLED

    3.5cm(1.4インチ)です。
    販売ページ記載ではAMOLEDではなくTFT液晶となっています。

  2. かのあゆ より:

    >>Jさん
    ご指摘ありがとうございます!確かにRealme Band 2のディスプレイはAMOLEDじゃなくてTFTでした・・・記事修正いたしました!

    • より:

      ディスプレイのサイズも間違ってますよ?
      正しくは3.5インチではなく、3.5cm(1.4インチ)です。

  3. かのあゆ より:

    >>Jさん
    度々申し訳ございません!ただいま修正いたしました!