こんにちは、ウインタブ(@WTab8)です。今回はちょっと変わった製品をレビューします。ウインタブで日頃取り扱う製品ジャンルではないのですが、おそらく読者のニーズが極めて高いであろう「マッサージ機」がレビュー対象です。ただのマッサージ機ではありません。ヘッドホンとイヤホンの中間くらいの大きさで、スマホで操作する充電式・携帯型のマッサージ機なんです。しかもお値段もたったの2,800円(10月8日現在のクーポン価格です)と、とってもお手頃!「騙されてやってもいいか…」くらいのお値段ですよね?
大丈夫、騙されるようなものではありません。少なくとも価格以上の価値はあると思います。なお、この製品はメーカーさんよりサンプル提供いただきました。この場にて御礼申し上げます。ありがとうございました。
1.スペック
サイズ:37.5 × 45.2 × 12.6 mm(片方のユニット)
重量:31 g(両ユニットとケーブル込み)
ケーブル長:約60 cm
接続方式: Bluetooth 4.0
バッテリー:180 mAh(5時間)
素材/色:ABS/ホワイト
記事の冒頭に書いたとおり、「イヤホンとヘッドホンの中間くらい」のサイズ感で、見た目もまさにそんな感じです。トップ画像を見ていただければイメージが伝わるかと思います。卵型のユニットを患部(マッサージしたいところ)に押し当て、スイッチを入れるだけです。
「EMS技術(electrical muscle stimulatorの略ですが、技術の詳細は私にもわかりません)を採用し、肩・腰・背中・太もも.肩こりなどの身体部位に貼り付けて一定の電気パルスで運動神経を刺激し、筋力を伸縮させ、振動により自動的にストレスを解消出来ます」というのがメーカーの説明なのですが、まあ、そこは実機レビュー、実際に使ってみて素直に感想を書いてきたいと思います。
2.筐体
コンパクトサイズの外箱です。イヤホンの化粧箱くらいのサイズでしょうか、特に凝ったものでもなく、かといって安っぽくもなく、という印象です。なお、製品はしっかり保護されていました。
すいません、邪魔が入りました…
同梱物です。本体のほか、ビニールに入った物体、取扱説明書、充電用のUSB2.0(オス)- microUSB(オス)のケーブルが入っていました。
サイズ感の説明のため、5.5インチサイズのスマホと並べてみました。コンパクトでじゃまになるようなものではありませんね。
マッサージの本体ユニットです。片方にKoogeekのロゴマーク、もう片方には「+」「-」のマークがありますが、これはボタンになっていて、電源オン/オフ、振動強度の強弱調整に使います。
筐体素材はABSという説明のとおりですが、作りは比較的しっかりしているように感じられました。ただし、デザインに強いこだわりがあるようなものでもないので、高級だとか安っぽいだとかといった感想は特にありません。
本体ユニットを裏返すと「スナップボタン」がついてます。これについては後ほど…。
本体ユニットの一方(ロゴマークのあるほう)には充電用のmicroUSBポートがあります。
「ビニールに入った物体」ですが、これ、「ジェルシート」です。粘度の高いジェルが塗られていて、患部に密着させることができます。
ジェルシートは本体ユニットのスナップボタンにはめ込んで固定します。この画像はジェルシートを装着し、ジェルを保護するシートが付いた状態です。ジェルの粘度が非常に高いので、使用していないときは保護シートをつけておく必要があります(でないとあちこちにくっついてしまいます)。
また、この画像、「充電中」です。バッテリー容量が180 mAhと小さいので、充電はごく短時間(バッテリーが空の状態でも1時間かからないと思います)ですみます。充電が完了すると、上の画像の赤いインジケーターが薄い緑に変化します。
取扱説明書には日本語もありました。私にとっても「未知のデバイス」なので、これがないと使い方が全くわかりませんでした。説明は決して親切なものとは言い難いのですが、「最低限使い方は理解できる」ものですし、もともと低価格な製品でもあるので、これで十分かと思います。
2.アプリ
この製品はGoogle Playにある「Koogeek Smart Health」もしくはApp Storeにある「Koogeek Health」というアプリ(無料)が必要です。このアプリはKoogeekの他の製品の操作にも使う、いわば汎用アプリですが、この製品でも「体脂肪燃焼」という、ちょっとおかしな項目になるものの、基本操作(オン/オフ、強度設定、タイマー設定)は問題なく可能です。
本体がスマホとペアリングされている状態でアプリを立ち上げるとただちに操作可能になります。特に多機能なアプリではなく、基本操作だけなので、使っていて不満を感じるようなものではありませんでした。
とりあえず使ってみましょう!気になって仕方ない!
3.使用感
もちろん私もしかるべく時間と回数で試してみましたが、撮影用のモデルはうちの子(次女のほう)です。小柄な子ですが、装着、というかジェルシートを使って患部(マッサージしたい部位)に押し当ててみた感じはこんなイメージになります。
ではこちらの動画をご覧ください。
予想を遥かに上回る、強烈な刺激です。「ドン!ドン!ドン!」と叩かれているような感じになります。この動画ではモデルがオーバーなアクションをしているように見えますが、実際にこのような反応になります。マッサージャーの刺激だけでなく、「刺激が強いから体が反応してしまう」ので、こんな動きになっちゃうんですよね。
サイズからは考えられないくらいパワフルです。電気的な感じも多少ありますが、「物理的に叩かれている」という感触がより強いですね。この製品は強度を10段階に設定できますが、一番弱い「1」にしてもそれなりに大きな衝撃になります(上の動画は「2」にしています)。正直なところ、「びっくりしました」。もう少し具体的に書くと、この製品を強度「1」にして首筋(あるいは肩)に装着すると、PCでテキストライティングができないくらいの振動になります。
個人的な話で恐縮ですが、私の体調的に「首と肩」の凝りが最も辛いです。この製品は首とか肩だけでなく、背中、腰、腕、足など、身体の各部分に使うことができますが、特に苦痛を感じていない部位に使ってもあまり意味がないですよね。
ということで、首と肩にそれぞれ5分ずつ、この製品を使ってみた印象ですが、「楽になりました」。ただこれ、どのくらい楽になったのか、言い換えると凝りがほぐれたのかを数値で示すのは不可能ですし、個人差も大きいと思いますので、あくまで私の体感、ということでご理解ください。「凝りがほぐれた」というのと「凝っていて辛い部分に強い振動を受けたので、ストレスが解消された」というのと、両方あるんだろうと思います。
個人的には「毎日、それも一日に何回か使いたい」くらいに考えています。
4.まとめ
Koogeek EMS マッサージャーはAmazonで販売中で、10月8日現在、定価3,699円のところ「899円割引クーポン」が製品ページにありますので、実質2,800円で購入できます。
ウインタブでは日頃「これを買うべきだ」的な文章の書き方をすることはありません。しかし、この製品に関しては、実際に使ってみて、また現時点の価格も考慮して、「凝りに悩んでいる人は買ってみたほうがいいと思います」と言いたいですね。「凝り」の症状は人それぞれですし、この製品を使ってみた効果というのにも個人差があるはずなので、読者の皆さん全員が満足するとは保証できないです。ただ、「肩や首の凝り」という辛さを軽減できる可能性があって、しかも2,800円という価格なので、たとえ効果が小さいと感じる人がいたとしても、そこまで大損をするような結果にはならないのではないか、と思います。
メーカーさんより30%OFFとなる割引クーポン「GWDHQFWA」をいただきました(150個限定)。Amazon製品ページにある899円OFFのクーポンと併用はできませんが、こちらのクーポンを使うと2,590円で購入できます。
5.関連リンク
Koogeek EMS マッサージャー:Amazon
コメント
Twitterでヘッドホンかな?骨伝導?とか考えてましたがまさかマッサージ器具とは( ´゚д゚)
どこにでも貼り付けれそうなので、ふくらはぎとか、二の腕にも使えそうで、値段も手頃なんでポチリました ( ≧∀≦)ノ
届くのが楽しみです( ・∇・)
ずめんさん、こんにちは。私レビュー書き終わったあとも結構頻繁に使ってます。肩に当てるとかなり強烈で、腰とか背中だと適度な刺激、って感じです。買って損はないと思います。
低周波治療機ですね
スマホでの操作はオンオフくらい?
パターンとか組んだりはできるんでしょうか?
かぜさん、こんにちは。レビュー後も割とよく使ってますが、本体のボタンでいくつかパターンを設定できるようです。スマホアプリではいまのところオン・オフと時間設定くらいですかね。
ジェルシートは消耗品だと思うんですが交換用が別途購入できるようになっているんでしょうかね・・・?
すいません、匿名でコメント送信してしまいました・・・。
m.os.otaです。
ついでなので追記すると、コンパクトなのでピンポイントできつそうな場所にくっつけてマッサージできそうですね。
m.os.otaさん、こんにちは。粘着シートがまだ新しいので、どこにでもくっつきます。予備のシートも販売してもらわないと。多分販売されると思うんですけどね。
これ買ったんですが、全く使えませんよレビュー通りの商品なのでしょうか?ブルートゥースは繋がらないしメーカーに問い合わせをしても連絡がない商品を紹介しないで欲しいです。
BTに接続するのは、最初私も理解できなくて戸惑いました。
普通に設定-ペアリングとかの手順を踏むのではなく、本体をペアリングモードにして、KoogeekアプリのSixPackみたいな画像を選択すると、そこから操作できるようになりました。
よろしければお試しください。
H.Bさん、こんにちは。フォローありがとうございます。この方とはTwitterのダイレクトメッセージでやり取りしました。