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こんにちは、.TAOです。 ここ何カ月かシンプルで邪魔にならないノートパソコンスタンドを探していたのですが、最近やっと（私が知らなかっただけで何年も前から売っていました…）良さげなものを見つけたので、実際に使って見た感想を含めて紹介したいと思います。
今回私の目にとまったのが、このキックスタンド風の製品でした。 一応MacBook用となっていますが、サイズさえ合えばMac以外でも特段問題はないかと思います。 仕組みはよくあるキーボードの跳ね上げ式の足と同じで、ノートパソコンの底に貼り付けてチルトしたい時に足を起こすだけです。貼り付けた状態はノートパソコンにオプションで大容量バッテリーを取り付けた感じに見えます。
1.スペック
このスタンド自体の厚さが約4mm程度ありますが、この厚み増加をスリムと言えるならスリムでスタイリッシュととも言えます。
サイトの情報ではスタンドの素材は「ガラス強化素材」とありましたが、たぶんガラス繊維を混ぜた強化ABS樹脂だと思われます。重さは実測で59gでした。
チルトの高さですが、足を立てるとキーボード奥が約3cm持ち上がります。
2.貼り付け方法にはタイプがあるので注意
このキックフリップタイプのノートスタンドは複数のメーカーから発売されていて、どれも同じに見えますがパソコンに取り付ける部分の仕様が違う場合があるので注意が必要です。今回紹介するJOBSONは両面テープでがっちり固定してしまうタイプで、使用中にスタンドが外れてしまう心配がないかわりに取り外しが非常に困難。それと、たぶん本家と言うか、このキックフリップを考案したBlueloungeの製品を忠実に再現した吸着タイプがあります。こちらは、吸着面を水で洗えば繰り返し取り付けできる代わりに使用中時々外れるといった事例もあるようです。私自身は、購入の際にこの違いに気付かずに「繰り返し吸着タイプを買ったつもりが両面テープタイプだった」というオチですが、値段が安かったし不満はありません。
3.使用感
実際に13インチのCHUWI AeroBookに装着して使用した感想ですが、非常にタイピングが楽になりました。チルトした時の安定感は非常に良いですね。ガタツキはありません。スタンドの重さがわずか59gと非常に軽量ですし、折り紙の様に折り曲げてチルトさせる某製品よりも素材はがっちりしているので、使用中にパタンと足が畳まることもありません。
ちょっと難点もあります。スタンドを畳んだ状態は、もともとあるノートパソコンのゴム足の位置に対してスタンドの接地点が手前に移動してしまうために、ノートを大きく開いたときの重量バランスが崩れてしまいます。ようはティスプレイ側の重さに耐えられずキーボード側が浮きやすくなります。ノートパソコンによって重量バランスが違うので一概には言えませんが、スタンドを貼り付ける位置は極力奥に、パソコンを使う時はスタンドを立てることを前提にする方が良さそうです。そもそもチルトさせることを目的に使っているので大丈夫だとは思いますが念のために。
違うサイズのパソコンでも試してみたかったので、力技で無理やり引っぺがしてAeroBookよりも一回り大きい14インチのCHUWI HeroBookにも取り付けてみました。HeroBookの方が足を畳んでも立ててもバランスが良かったです。
4.まとめ
JONSONノートパソコンスタンドは、10/23現在Amazon.co.jpにて980円で販売されています。オリジナルであると思われるBluelounge Kickflipが2,626円ですので、値段的には非常にお買い得となっています。ただし、両面テープでがっりち固定タイプなので、ちょっと試してみて合わないから外すとなると非常に苦労するかもしれませんのでご注意を。
「ノートパソコンをスタンドでチルトさせる事でこんなに快適になるなら、もっと早くからそうすれば良かったな。」というのが率直な感想。ノートパソコンスタンドは多種多様で何を選んだらよいか本当に迷ってしまいます。使ってみないとわからない所が多いので、自分の使用環境に合ったものを根気よく探すしかないと思います。私的には今回のキックフリップタイプは当たりでした。いったんはメインで使っているAeroBookからHeroBookに付けましたが、やっぱりAeroBookに付け直して使っているくらいですから結構気に入ってるみたいです。 ウインタブの読者のみなさんのお気に入りのノートパソコンスタンドはどの様なものでしょうか。