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HAYROU AirFree レビュー - 立体感のあるサウンドを楽しめる!耳を塞がないイヤーカフタイプのワイヤレスイヤホン

アクセサリ

HAYLOU AirFreeの実機レビュー
HAYROUのワイヤレスイヤホン、「AirFree」の実機レビューです。国内でもAmazonで販売が開始されています。耳を塞がないタイプ(オープンイヤー型)のためノイズキャンセリング機能はなく、騒音が多い場所での使用には向いていませんが、長時間装着しても疲れにくい設計になっています。

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なお、このレビューはメーカーよりレビュー機のサンプル提供を受け実施しています。

ここがおすすめ
・長時間使用しても耳疲れしないイヤーカフタイプのワイヤレスイヤホン
・ハイレソ音源は非対応ながら立体音響に対応
・誰が使っても違和感のない、かわいらしいデザイン
ここがイマイチ
・製品特性上、騒音が激しい場所での利用には向かない
・設定項目が少なすぎる専用アプリ
販売サイトはこちら

Haylou AirFree:Amazon

1.スペック

  HAYROU AirFree
Bluetoothバージョン Bluetooth 5.4
オーディオコーデック SBC、AAC
最大通信距離 約10m (障害物なし)
再生時間 イヤホン単体:5時間
ケース込み:22時間
本体充電時間 2時間

2.筐体

HAYLOU AirFree 付属品
付属品はマニュアル、充電用USB-A to Cケーブルのみとなります。

HAYLOU AirFree ケース全体画像
ケースは丸みを帯びたかわいらしいデザインになっています。素材はプラスチック製なのでバックやポケットなどにそのまま入れて持ち運んでいると細かい擦り傷がついてしまいそうなのが心配ですが、全体的にポップな印象で多くの方には違和感なく使えると思います。充電ポートはUSB-Cです。

今回のレビュー品は「パープル」ですが、そのほか「ホワイト」「ブラック」も選べます。

HAYLOU AirFree ケース内蔵LEDステータスランプ
ケース下にはLEDが内蔵されていて、充電ケースとイヤホン本体のバッテリー残量を確認出来ます。中国メーカーの安価な製品でも充電ケース本体の残量を確認出来るものは比較的よく見かけますが、端末に接続していない状態でもイヤホン本体の残量を確認出来るので重宝します。

イヤホン本体
イヤホン本体です。耳を塞がないイヤーカフタイプの製品なので、耳に引っかけるためのフックがあります。イヤホン前面にはタッチボタンがあり、後述する「Haylou」アプリから音楽の再生、停止や曲戻し・曲送りといった操作を割り当てることができます。

イヤホン背面
イヤホン後面には充電用のPOGOピンがあります。

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3.使用感等

装着時の使用感

装着例
初見ではフックが小さすぎるのでは?と思われ、使用中に耳からずれて落としてしまうのではないかと不安になりましたが、予想以上にしっかり固定され、歩きながら使用してもずれてしまったり、外れてしまうことはありませんでした。

耳の中にイヤーピースを入れる関係でどうしても違和感が出てきてしまうインイヤータイプの製品と比較するとやはり開放感は最高で、長時間使用していても聞き疲れません。

また形状的に屋外で使用する際の音漏れが気になるところですが、ボリュームを最大まで上げた状態で音楽を再生して家族に音が漏れているか確認したところ、「何かを流しているのはわかるがそこまで気にならない」とのことで、通勤時のバス・電車内でも周囲を気にすることなく音楽や動画を楽しむことが出来そうです(ウインタブ注:このあたりは各自ご判断下さい。電車の中など人が密集する場所での利用は控えるべき、というのがオープンイヤー型イヤホンに対する私の見解です)。

ただし、製品特性上、外部の音が聞こえてしまいますので、騒々しい場所で音楽や動画、ゲームなどのコンテンツを楽しむ用途には全く向いていません。

同期アプリについて

設定項目は少ないので、ボタン設定やイコライザーを変更しないのであればアプリのインストールは必須ではない
基本的にそのままペアリングしても問題なく使用出来ますが、「Haylou Sound」アプリを導入するとイコライザーやボタン割り当ての設定を行うことが可能です。(利用するにはHaylouアカウントの作成が必要です)

AirFreeの場合、設定できる項目はシンプルに「ゲームモード・低遅延モードの有効・無効化」「イコライザー設定の変更」「ボタン割り当ての変更」、「最新ファームウェアの更新」のみとなります。

Haylou Sound:Google Play
Haylou Sound:App Store

音質

対応コーデックはSBCとAACのみとなります。残念ながらLDACやapt-X Adaptiveといったハイレゾ音源を転送できるコーデックには非対応となりますが、YouTubeなどの動画配信サービスやほとんどの定額音楽配信サービスを楽しむぶんには特に気にする必要はないでしょう。

立体音響をサポートしているので、比較的騒音が少ない場所であれば奥行きのあるサウンドを楽しめます。音質についても低音・高音それぞれのバランスがとれたチューニングになっています。ただ前述の通り騒音の多い屋外だとその音質の良さをフル発揮出来ないのは残念でした。後継モデルが出るのであれば若干価格が上がっても良いので是非ノイズキャンセリング機能も搭載してほしいところです。

レビュー期間内に試すことは出来ませんでしたが、マイクにMEMS技術が採用されているため、通話時もクリアで高音質な音声通話を可能としています。

4.まとめ

Haylou AirFreeは現在Amazon、HAYROU公式オンラインストアなどで販売中で、価格は5,469円です。騒音が多い場所での使用は厳しいものの、とにかく長時間装着していても気にならない開放感は最高ですし、この価格で立体音響に対応しているのも素晴らしいと感じました。

Haylouは日本でも正規販売されていて、今回レビューしたAirFreeもすでに家電量販店やイヤホン専門店での取り扱いを開始しているので、気になる方は一度実物を確認してみることをお勧めします。

5.関連リンク

Hayrou AirfFree:Amazon

執筆者:かのあゆ
初めてしゃべった言葉が「ソニー・TDK」という筋金入りのガジェットマニア。中学生時代NEC PC-98シリーズに出会ったのをきっかけに本格的にPDAやスマートフォン、PCの世界にはまり込む。リュックには常にPC 2台 + タブレット 1台 + ゲーミングUMPC 1台 + スマホ4台を常備。
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